自分を変えようと思えば必ず変えられる
いつか、そのうち、いずれ…「動けばいいんだ、チャンスは待っていればやってくる」的な考え方で生き続けたこの数年間。あっという間に年が過ぎた。
その思考が癖になると、大きく行動して自分を変えることが、怖くなり始めてしまった！
はてなブログを始めた頃は、人生の過去や日々の不満なんかを、ただダラダラと日記のように書きなぐってみようかなと初めたものの、徐々にその目的意識は変わっていった。
ブログ公開を1〜2年過ぎの記事の内容は本当にお粗末なもので、今読んでも我ながら恥ずかしく思うんですが、あえて大きく修正もしていないしそのままにしている記事が多いんです。
でも、駐車場をちゃんと整備していないといけないようにブログ運営も氣を配るところであり、しっかりブログ記事を整理しなければいけないので、今後徐々に直していきたいです。ごちゃごちゃしてちゃ見ずらいですしね。
今日は、行動力で結果が変わった今の氣持ちを書いていきます。
行動する癖といつも変化の癖をつけよう
なかなか行動力が伴わない最大の理由は、人は環境を変えるよりも変わらないでいた方が基本的に楽だし、生きて行く上で大きな既得権を手にした人のほとんどの人は多分自分を変えようとはしない。
つまり現状維持が人間はリラックス状態を生むのですね、しかし人間が安定した状態を続けることは決して良いこととは言いきれない。変えなければいけない場面を作らなければならないのです。
変化に耐えうる精神力を作っておかなければ、人の持つ精神というのはそれほど強くは無くて、一氣に崩壊する弱さを持っています。
それは、変化とは恐ろしくストレスがかかるからです。自分を変える、環境が変わるということは、また最初から新たなことを始めたり、作らなければならないから、面倒くさくもあり、その行動がつらくて嘆く人が多いと思います。
築き上げたものをぶっ壊しまくって、一から新しいことを始めることが大好きな人もいるだろう。でもやっぱり誰しも自分を守りたいところがあるから、自分を確立した何かを壊すことには勇氣がいるのではないだろうか。
20歳から40年間も続けた、同じルーチンワーク、同じ人間関係から飛び出して、全く経験の無い仕事に飛び込み、そこで新しい人間関係を構築する勇氣を持つ第一歩を踏めるかどうか？
持ってる資格や財産、資産などすべて手放して、「無」から新しいことを創造して生きていく底力があるか？
今まで依存していた人達(親・友人・恋人)から離れて、あなたは一人で生きて行くことが出来るか？毎日依存していた薬や煙草や酒、食欲、物欲、全てを捨てて明日から生きていく決断が出来るか？
そこが人間力であり、人が試される本当の力だと思う。
人の寿命には限りがある。自らの退路を絶って見えて来るものも多い。
若者達のことを考えずに、大人達は長寿を得てずる賢く生きようとする。自分の椅子にしがみついて生きながらえる、自分も含めそんな大人達を見ると、表情、肌の艶は悪く、姿見た目はぶくぶくと太り、肥満姿でだらしが無く、外面をいくら装ったとしても内面がすごく老いて見えるものだ。
レベル83の早川さん
生涯現役を宣言をしていて、大工の仕事を一緒にした当時78歳の早川さんは若かった。
早川さんは自営業で何でもこなす。土木・建築・電気・造園、応用はなんでも利くオールマイティーの人だった。大工の仕事を外れてからは、早川さんの造園の仕事をしばらく手伝った。
お金持ちの個人宅の庭を数々回った。会社の庭の剪定も行った。こんなに仕事が舞い込むのは早川さんの人柄と人望なんだと思った。仕事は厳しいかったが、普段は凄く優しい人。
スタイルはスマートだし、一番びっくりしたのは髪は染めてもいないのに黒々としていて、髪はフサフサだった。
会話をしていても話す話題がホットで、とても新しく若い。若者の話をよく聞き、興味を持つ。早川さんの息子さんも会社を持っていて、息子さんとも一緒に仕事をしたが、“この親にしてこの子あり”だと思った。
早川さんは仕事に対しても趣味にしてもすごく、柔軟な考え方を持っていたからだ。
あと「なるほど！」と思ったのが、当時47歳の痩型の美人な奥さんと一緒にお住いだったこと。
男が若い要因の一つは、陰で女性が傍にいて支えていることが多い。女性が男性に生涯を捧げる(共にする)ということは、その男性はこの社会において生存競争に強く、優しく、魅力的だからである。
甲斐性のない男に女性は決してついてなど行かない。男という生き物は生涯孤独だと寿命が短いのは統計で見てわかる。
あれから5年も経った…早川さんは現在83歳になっている。今もなお、元氣で現役である。
歳をとるということは、人としてのレベルが上がることなんです。ドラゴンクエストウォークとかやってる人いると思いますが、ロールプレイングゲームでも経験値を上げてレベルを上げていくでしょ、あれは歳を重ねるということなんです(ただし、無駄に歳をとることはレベル上げにはなりません)。
若い時に「早く大人になりたいなぁ！」って思った大人が、歳を重ねるごとに「あの頃に戻りたい」「若さが羨ましい」「若いっていいよね…」「もう俺(私)歳だから…」「体が言うことを聞かないんだよ…」「歳だから無理…」「もう俺(私)なんて…」と、
どんどん悲観的になって弱音を吐く大人達がいますが、逆に若者が「歳を早くとりたい！」と思ってもすぐに歳をとることは出来ません(いずれ歳を重ねますが)。大人には若者達の持っていない計り知れない経験値があるのです。
今現在が、この時が、人生のピークであることを強く思ってください。早川さんはレベル83であって、まだ私はレベル44でまだまだ経験値を上げないと早川さんのレベルにはまだこれから先、まだ到達出来ないんです。
今がピークだから、今を楽しく一生懸命に頑張る！本当に楽しくなってくる！
これですよ！そう考えると本当、過去の自分より今が最高に思えてきます。
「他人が、あいつが、人が、人が、職場が、仕事が、国が、政府が、日本が、環境が、世界の環境汚染が、」なんて、つまらないことは言ってられなくなります。
周囲の環境や事象を作ってるのは、すべて自分なんです。自分の思い通りに世界なんて、コロッとなんでも変わりますよ！あなたがいつもネガティブに思っていれば、それはネガティブな感情しか引き起こさない。
そしてこれが、
私の、あなたの生きている世界ですから！
自分の世界とは、変化させて変えていくもの
さて、自分は早川さんとは体形がほぼ同じで、早川さんは着ていない真新しいスーツを沢山くれました。奥さんがすべて綺麗に包んでくれて、ケースにしまい手渡していただいたのを覚えていますね。
引っ越しをする為に断舎離でほとんど捨ててしまったんですが、グレーのスーツだけ1着、大切に取っておいてあります。もうスーツは引っ越し先に運んでます。
昨日、退社した会社のスタッフから「お疲れ様でした」のカードと贈り物を受け取った。
中には「ネクタイが5本」入っていた。
ありがたい！
持っていたネクタイはヨレヨレで、断舎離してしまった。
「ほら！捨てれば、こうやって新しいものが入ってくるでしょ！」
これは私たちが生きている世界の“法則”なんです。
捨てれば、ちゃんと新しいものが循環してくるんです。これが自然の摂理なんです。自然は常に変化していくものです。
最後に、変化とは人間関係の始まりと終わり、引っ越しと転職、愛する人との別れ。
それが良いことであっても、悪いことであっても、それらの変化は必ず感情に負荷がかかるものです。それが例えポジティブなことでも感情は揺さぶられるはずなんです。それが人というもの。
でも、変化を恐れてはいけません。
生涯、新しいことにチャレンジし続けて、最高の人生を送りましょう！
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
