聖闘士星矢 黄金聖闘士と十二星座について雑談
十二宮を護るゴールドセイントの強さランキングなるものがある。
ネットで調べると黄金聖闘士ランキングでは最も強いと言われるのは一般的な見解を総合すると乙女座のシャカと言われる。
この強さの裏付けは著者の車田正美氏の描いたストーリーに沿って考えられたものだが、シャカが最強な理由は神と対話が出来るからということみたいだ。
そして黄金聖闘士唯一エイトセンシズを獲得したのは一番強い理由として言えることだろうか。
なぜシャカにそんな能力を授けたのか?十二星座で乙女座が最強?
88星座を聖闘士聖衣に当てて、それぞれの個性を出すなんて皆が興味が湧かない訳がない。さすがですよね車田先生。
せんせいと言えば、みきっぺが占星術の月星座診断を勉強していて、この前講座も受けていた。そして十二星座の占星術の話を聞いてなるほどと理解出来るところがある。
みきっぺはKeiko的占星術を学び、太陽星座、月星座にも詳しい。そして満月の日と新月の日にパワーウィッシュをノートに書き連ねていた。
月星座の調べ方も新月に近い生まれの日は生まれた時間を調べなければはっきりわからないのである。太陽星座よりも月星座で生きた方が生きやすいというのだ。
それが王道と言われる占星術から、今回彼女は違う観点から考えられたマドモアゼル愛さんの占星術を勉強したのだった。
自分が講座を受けた訳ではないので詳しくは分からないが、一般的に知られるのは太陽星座の十二星座診断だが、本来の性格を診断するのは月星座にあるのだという。
また十二星座の順番が最後の方になればなるほど、運勢的に辛いと言われているよう。つまり牡羊座から始まって最後は魚座である。
12星座の流れは人の一生を表す。
つまり牡羊座で人は生まれ、牡牛座で肉体を手に入れる。双子座で対人、コミュニケーションを学び、蟹座でまた内に籠る。獅子座でまた社会に戻る。最後の方へ行けば行くほど精神性が高まってゆく。
活動宮(牡羊座)→固定宮(牡牛座)→柔軟宮(双子座)→活動宮(蟹座)→固定宮(獅子座)→柔軟宮(乙女座)→…と、そのサイクルが繰り返されて続く。
12星座最後の魚座を意味すれば「死」であるが、それはまた牡羊座へ繋がる新たな世界を構築する星座でもある。
乙女座で言えば、みきっぺに聞くと確かに特徴の強い星座である事がわかった。
物事を長持ちさせる。エネルギーを外から内へ流れる。物質より精神性が強いんだって!
月星座診断を受ける
そんなみきっぺに100人まで無料診断モニター募集という企画をやっているので、自分も診断してもらえないかお願いしてみた。
必要なのは生年月日と生まれた時間(必要ない場合有り)、あと生まれた国と場所、あと名前(ニックネーム可)、性別(出来れば)があれば診断出来る。
数時間かけてホロスコープを出してもらった。
確かに診断結果も「ぐぬぬ…」である。
“月は欠損をあらわす”という言葉があり、ホロスコープにおける月という天体は幼少時代や母に対する感情を表していて、それが人生において無意識に繰り返される性質といわれるもの。
幼少期に自動的にインプットされていて自分の中に入り込んでいる性質ではあるけれど、実はそれを生かして人生に生かすことは出来ないという。それを使いこなすどころか欠損なので悩み苦しみ、その性質を持っているかの如く思い込んでしまうのが月のようなのです。
自分はその性質を持っていて使いこなせる筈なのに、まったく上手くいかない、全然進まずに疲れて悩む、それがさらに自己嫌悪になる、それが月なんです。
その性質を持っていないのに、その性質にこだわるのは何故か?それが月の欠損でありその欠損の解釈を理解して生きることが自分を知り、社会や日々の生活、これからの人生に生かしていくのが最良な訳ということのようです。
みきっぺが言うように月の要素を追い求める行為は無駄だったんですな。
レイキぶとうさんもみきっぺの月診断を受けて、興味深い記事を公開されていましたねぇ。
十二宮を護る弱いとされてる黄金聖闘士について
さて聖闘士星矢に話を戻します。
リアルタイムでバリピルと2人で見ていた聖闘士星矢は、ぬいぐるみに各聖闘士を振り当てて技を繰り出して遊んでいた。
子供の頃うちには沢山のぬいぐるみがいた。
えーと、トムは氷河、ジェリーはアイオリア。ミルクはアルデバラン、レオちゃんがムウ。あとは思い出せない。フェルトでクロスも作った。特にキグナス氷河のクロスが最高に上手く作ったのを覚えている。
外すとちゃんと白鳥になるように作った。
そうそう、12人の黄金聖闘士の強さ。アニメ聖闘士星矢の黄金聖闘士の強さは星矢達との戦い方にあると思う。
海皇ポセイドン編、冥王ハーデス編も参考にするが、主に十二宮編の彼らの戦いを少しだけ振り返って見る。
まず邪悪の矢が貫きアテナが倒れた。
アテナ沙織を救う為には黄金聖闘士が守護する十二宮を駆け抜けて、教皇の元に向かわねばならない。それも日時計が一周する12時間の間である。
ブロンズセイントの星矢達は一番目の「牡羊座」白羊宮アリエスのムウに黄金聖闘士達と戦う為、クロスを修復してもらう。
究極の小宇宙の真髄とは人間の第六感を超えた第七感セブンセンシズであり、勝負の優越はクロスが付けるものではなく如何に小宇宙を燃焼させて爆発させるかとムウから助言を受ける。
まず一番最初に闘った黄金聖闘士が弱いとされてる「牡牛座」金牛宮タウラスのアルデバラン。これは評価が間違っていると思う。
アルデバランはまさに「剛」のゴールドセイント。星矢、紫龍、氷河、瞬の4人が一氣にかかっても腕組みしたアルデバランに跳ね返されてしまう。
そんな星矢は肉体的強大なダメージを受けながらもアルデバランを攻略し始める、ペガサスの小宇宙を爆発させた星矢は片方の黄金の角をへし折ってみせた。
星矢達の小宇宙に強いビッグバンを感じたアルデバランは高笑いをして金牛宮を通すことを許した。後にムウは「もしアルデバランが本氣を出していたら、星矢達4人は血の海に沈められていただろう」と言う。
そうなのか?
よく言われているのは車田作品の最初に登場するのは噛ませ犬らしい。
確かに実質一番最初の戦闘になる金牛宮タウラスのアルデバランは最初の黄金聖闘士として登場して肉体的ダメージによる攻撃力の高い必殺技「グレートホーン」があり、黄金聖闘士ならではの圧倒的な強さを見せた。
ムウが言ったアルデバランの強さは十二宮編以後も全く見せることなく進んでしまう。
海皇ポセイドン編でセイレーンのソレントの笛に敗れた。そして冥王ハーデス編では地暗星ディープのニオベに戦闘シーンもなく敗れていた。
しかし何度も蘇る姿は強靭な肉体があるからこそでもある。ソレントには笛の音色で倒され、ニオベにはディープフレグランスという毒ガスで殺られてしまう。
アルデバラン得意の肉弾戦をさせてくれないって言うね。それはアルデバランが圧倒的不利だわな。
だが結果ニオベに殺られる前にグレートホーンを放ちニオベの体をバラバラにしていたアルデバラン。
またもやムウの評価は高まり「アルデバラン程の男がただの一人の冥闘士も倒さずにやられるか!」と言った。
ムウが言うんだからアルデバランの真の評価は間違っていないはずだ。
牡羊座が一番最初の宮なのにムウはいつも空き家にしている。だから常に黄金聖闘士の一番手として闘うアルデバランは相手も悪く劇作中で負けているだけであり、実際かなり強いのではないかと思う。
そしてその噛ませ牛よりも最弱と言われている「魚座」双魚宮ピスケスのアフロディーテは冥王ハーデス編で並んで弱いとされている「蟹座」巨蟹宮キャンサーのデスマスクと共闘してムウに瞬殺されている。
これは本当に弱いのだろうか?弱いとされている理由は十二宮編で瞬に負けたのと、アフロディーテがデスマスクと同様に元々教皇派で蟹座のキャンサーと組んだ為にそういう印象がついた。
アフロディーテは青銅聖闘士の中で最弱のアンドロメダ瞬にガチンコで倒されたのが1番の理由である。しかし88星座の聖闘士の中で一番の美しさを誇る。美は強さを表す。
デスマスクは黄金聖闘士の癖して性格がとにかく酷い。巨蟹宮での紫龍との死闘の最後はゴールドクロスに裏切られるという失態を見せる。
ゆえに星座カースト制度ではこの魚座と蟹座は最下層に落ちてしまう。
決して弱くはないはずのデスマスクはムウには及ばないが黄金聖闘士で唯一超能力を使うことができる。
冥界に落とすことが出来る積尸気冥界波は紫龍を苦しめた。
共に決して弱かった訳ではなく、瞬と紫龍が小宇宙を爆発させてセブンセンシズに達し、黄金聖闘士の2人よりも単に強かったから負けただけである。
そしてカミュもまた黄金聖闘士の中では弱い方に入るのではないか?
美しさで言えば「水瓶座」アクエリアスのカミュも挙げられる。しかし青銅聖闘士で2番目に弱いキグナス氷河にオーロラエクスキューションを攻略され、絶対零度を得た氷河は師匠のお株を奪ったオーロラエクスキューションでカミュを倒した。
水瓶座と言えば私の星座であり、少年達が思ったように皆自分の星座である黄金聖闘士に肩入れしたはずである。
やはり個人的にカミュに惚れ惚れして、両手の拳を重ね合わせてオーロラエクスキューションをやった。
劣勢な方を応援してしまう。強い奴は好きではない。だからカミュが黄金聖闘士の中で弱ければ弱い程、私は肩入れしてしまうのである。
しかも金髪イケメン氷河の師なんだから最高ですよ。
あとは強いと言われる黄金聖闘士ばかりで、考察するにはあまり興味が湧かない。
他の黄金聖闘士については別の機会で。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。