kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

山岡家と天下一品

♬おいしいらーめんみつけた。やまおかやでみつけた。ふとくて、つよくてまっすぐ、めんのちからであふれる元氣。みんな〜でいただきま〜す!くっせーになる味、らあめぇ〜んのやまおかや〜♬

札幌にいた時は山岡家の前を通る度に臭くて臭くて、なんでこんなラーメン人気あるんだろ?

と思っていたほどで、先ほどの「らあめぇ〜んのやまおかや〜♬」ってCMも記憶になく聞いたことがない。某YouTuberの歌ってた歌が氣になって、検索したんだけどこんなに長い歌詞だったんだ。

昔から脂っこいラーメンが好きじゃなくて、ラーメンを食べるなら例えば「昔風ラーメン系であっさりしょうゆ味」または「醤油味の中華麺」というやつ。

福岡市に住んでたことがあって初めて“一風堂”へ食べに行った時、とても美味しかったけれど、やはりとんこつが苦手な感は否めなかった。

中洲で旨い!と言われた屋台の博多ラーメンを食べたけれど、1度食べて満足。というか2回目はいいかな?という感じ。

それから札幌に帰ってきて母と2人で夜中に眠れない時、すすきのまで歩きで10分ほどのラーメン横丁によく足を運んだ。

お気に入りのラーメン屋は毎日長蛇の列を作った「ひぐま」。しかし、その後代替わりしてから味が変わって美味しくなくなってしまい、以後ひぐまに行くことはなくなった。

しばらくラーメン離れをしていたが、今の奥さんと知り合ってから再びラーメンにハマるようになる。

遠距離恋愛がスタートしてから、札幌と函館で彼女が大好きなラーメン屋さん開拓をし始めた。彼女はあっさりよりこってりなラーメンが大好きで、味は醤油より味噌。

札幌もそうだけど、函館市内のラーメン屋探訪はかなり食べ回ってきた。しかし、まだまだ行けてないラーメン店はごまんとある。

そんな数をこなして来て、あんなに嫌いだったラーメン「山岡家」のリピーターになるとは思いもよらなかった。

山岡家は生前の母と2人で「ほんとにあんなにくさいのかな?一度食べてみるか?」と札幌の狸小路1丁目と2丁目の南2条通りにある山岡家に入って食べた時、正直吐きそうになって二度と食べるものか!と思ったほど。死んだ母さんもあのラーメンだけは「死んでも食べない」と言った。そんな母さんも死んでしまったけどね!

でもなんでそんなラーメンを再び食べようと思ったのか?

実はラーメン好きな彼女も同じように臭いラーメン屋というイメージだったらしく、山岡家だけには足は運んだ記憶はないという。

きっかけは俺たち夫婦を一氣に近付けた一員でもある、ある人物が「強い山岡家推し」をしていたのもあった。

その人物を北斗市へ車で送って行った帰りに「山岡家食べてみるか?」となった。次男も「山岡家は美味いよ」と言ってたのをみきっぺが思い出し、偶然スっと車で入ったのが函館鍛冶店だった。

あの時入っていなかったらまだ食べてなかったのかも?


山岡家 八雲店

醤油チャーシュー大盛りで麺もスープもノーマル。

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コショウは多めにかけていただきます。

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旨すぎる。

ニンニク乗せ海苔座布団。

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ニンニクチャーシューダブル食い。

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豆板醤海苔座布団。

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パンチが効いてうめえ。ちなみにここは八雲店。

うますぎて店の外観を撮影し忘れるのは、ここ最近お決まりのパターン。逆に撮影出来てるのは、味はたいしたことなく退店した時にその美味さにもう覚めてるのかもしれない。

二度三度食べればだいたいの人がハマるという中毒性がある山岡家。やはり独特の香りの豚骨スープと脂がやみつきになる。

くっせーになる味、ラーメンの山岡家〜!


天下一品 すすきの店

さて、天下一品を食べるのはこれで2度目。

山岡家ルールでいけば、今回絶対にハマるはず。

でもあの泥スープはこわい、想像しても理解不能な味。

山岡家のくっせースープもこわかったけど、克服したしなぁ…どちらかといえば、臭いスープの方が無理だろ…。

“こってり食い宣言”をし、勇氣を出して天下一品へ向かった。

みきっぺは当たり前だけど、「こってり」の泥スープを店員さんに頼んだ。

「俺も同じで…」と言って、苦し紛れの餃子も頼む。それは店員さんを引き留めるための行動だった。

餃子を言ったあとの…1、2、3秒で、

「あっ!すんません!やっぱり1つこってり辞めてあっさりで!」と注文を翻してしまった!

もう注文は撤回出来ない。

なんてことやっちまったんだ…

とホッとした筈なのに、後悔の波が訪れる。

「いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」(Zガンダム 第3話カプセルの中 カミーユの母を殺してしまったジェリド・メサのセリフより)

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パプテマス・みきっぺ「こうちゃん、天一の中でプレッシャーを感じるラーメンがあるのよ」

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バスク・オレ「こってりか?」

パプテマス・みきっぺ「氣をつけるといいわ」

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バスク・オレ「みきっぺ、貴女の許せん事は、自分以上にこってりが食えん者はいないと思っていることだ。馬鹿にするな!」(Zガンダム 第39話湖畔 パプテマス・シロッコバスク・オムのセリフより)


その後も、みきっぺに「なんでこってりやめたの?」有言不実行的なプレッシャーを向かいの席から受けながらも、知らん顔をしてそのプレッシャーを跳ね返し、強氣な態度を保っていた時に「餃子」はやって来た。

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袁紹「氣に食わぬが、餃子を食さねばならぬ…」

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パクパク…

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うまいでござる!

餃子は美味いのにあのラーメン(こってり)ときたら…あ!きた!

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あ、なんかスープが透き通ってる。こってりと違うね!

どれどれ、、、

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何これ?うまっ!

この細麺ストレートが何ともいえん!地味に俺、ストレート麺大好きかも?

やっぱり試しにみきっぺが夢中になって食べてた「こってり」を食べてみる。

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一口啜って、スープも飲む。不味っ。

やっぱり泥スープには変わりなかった。一体この何処がうまいというのか?!

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でも、あっさりはめちゃくちゃ美味いことが発覚した。

みきっぺが「天一に行きたい」と言えば、俺は“あっさり”を頼めばいいのか。なるほど💡

もちろん退店した後の外観撮影は忘れたが、もうそんなことはどうでも良いだろう。

ODA家のラーメン探訪はまだまだ続くよ!

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