2019年6月2日に札幌すすきの地区にある、娯楽複合施設スガイディノスが閉店すると先日発表しました。
現在スガイディノスは地下1階から地上2階までがゲームセンター、3、4階がボウリング場、7、8階が映画館として営業している。
ディノス札幌中央ビル(旧スガイビル)は1918年に芝居小屋「札幌座」としてオープンし、その前身の歴史から数えると約100年を経てその歴史に幕を降ろすことになる。
建物の老朽化と保有会社(RIZAP・ライザップ)との契約満了が原因だという。2017年には白石スガイディノスの1階ゲームセンターが営業終了した(ディノスボウルは営業中)。
また、2019年2月17日にはディノスパークノルベサも閉店した。
スガイ系列はどうしたのだ?いったい?
ゲームセンターと行ったらスガイ。
「今日学校終わったらスガイ行こうぜ!」と言って通った小・中・高の学生時代。
元東宝公楽ビル(映画館)も2010年に閉館し、2015年にラウンドワンすすきの店としてグランドオープンした。ラウンドワンがあれば全て事足りるということか?
道外勢の大企業に喰われていく、地元北海道の企業。嗚呼なんと寂しきかな。
すすきの地区はしばらく訪れていないが、20代は毎週のように通った思い出の場所。映画館も沢山あったし、ゲームセンターやパチンコ店、庶民の娯楽施設が数多く立ち並び、そして皆消えていった。
かつては、すすきので一番大きなボウリング場はアオキボウリング場だったが2006年に廃業、跡地にはメルキュールホテルが入った。
スガイディノスすすきのが無くなると、ボウリングをするにはラウンドワン一択となるということになる。
昔、80〜90年代後半のすすきの地区から狸小路、大通りにかけて娯楽施設の華やかさは凄かった。
映画館は東宝日劇、東宝プラザ、帝国座、東宝公楽、東映パラス、松竹座、ポーラスター、ニコー劇場、他沢山ありました。
母が帝国座で働いていたので懐かしいです。
もう映画をすすきので見るのはシアターキノ、映画有楽館のみとなる。またメジャーな映画は札幌駅の札幌シネマフロンティアしかない。
ゲームセンターは東宝公楽にもあったし、すすきのクノイサスもあり、ハイテクセガもあり、ゲーム一番館もあったし、狸小路内にゲームセンターは沢山あった。
唯一レトロゲームコーナーがあった、すすきのスガイディノスがなくなると、アーケード版テーブル型のファンタジーゾーンができないではないか!
時代は変わる。くるくる変わる。めくるめく変わる。
建てて、壊す、建てて、壊す。
「素晴らしい破壊、そして誕生。終わることのない宇宙。」(by BUCK-TICK 「idol」作詞:櫻井敦司 作曲:今井寿)BUCK-TICK最高です!
まるで生き物のように生まれては消えて、生まれては消えていく。雨後の筍のように。
都市は生き物である。
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