kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

2019年2月21日北海道での地震と日本CCS

昨日21日午後9時22分に胆振中部地方で震度6弱の地震があった。マグニチュード(M)は5.7、震源の深さは約30kmを観測した。

この地震での被害は厚真町では水道管が破裂し一時100戸超の断水が発生したのと、苫小牧市で3人が転倒、札幌市でも1名が転倒による怪我をし、大きな被害は出なかった。

道は厚真町幌里地区で雪崩を確認している。JR北海道では一部在来線の運行をストップした。


2019年2月21日21時22分北海道他各地の震度

【震度6弱】厚真町

【震度5強】むかわ町、安平町

【震度5弱】札幌北区、手稲区、千歳市、長沼町、平取町

【震度4】札幌東区、札幌白石区、札幌豊平区、札幌西区、札幌厚別区、札幌清田区、岩見沢市、苫小牧市、江別市、三笠市、登別市、恵庭市、北広島市、石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町、月形町、白老町、日高地方日高町、新冠町、新ひだか町

【震度3】札幌中央区、札幌南区、函館市、小樽市、室蘭市、夕張市、美唄市、芦別市、胆振伊達市、当別町、鹿部町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、倶知安町、余市町、赤井川村、奈井江町、浦臼町、中富良野町、占冠村、洞爺湖町、浦河町、鹿追町、十勝清水町、芽室町、浦幌町

青森県 東通村、階上町

震度2以下省略


2019年は災害が多い年になる?

冬期での地震による大災害は本当に厳しいです。

昨年の2018年9月6日午前3時07分に発生した、平成30年北海道胆振東部地震により大きな地震が起きた。あのような地震は普段の日常生活が破壊されこんなにも大変なものか、という体験をしました。

以前2014年07月08日18時05分に石狩南部で最大震度5弱を観測した地震でその後に頻繁に余震が続きました。

その当時は大工の手元作業を従事していて(しかも文部科学省発注の文化財の耐震補強工事)、とにかくJアラートが鳴りまくって仕事に影響するんで、アラーム設定をオフにしていたんですね。

その後も小さな揺れを感じたり、近くの火事情報など、地震雷火事親父っていうくらいだからやっぱり怖いなと思い、私の家にはテレビは無いから、スマートフォンに緊急アラートを設定を再びオンに設定し直したんです。

しかしもうピタリと飛ばさなくなった、北のミサイルのJアラートはマジでうるさかったですよね。あれは異常でとても謎だ。

2019年は災害の年とまことしやかに言われているが、そんなのは例年通り毎度出る話であります。

そんなのを気にして普段ビクビクしながら生活はしていられませんが備えはしておいたほうが良いか?と。

そんな今年は平成が終わり年号は変わり、今上天皇が退位する大きな大変化の年。米国トランプ大統領の各国との貿易戦争とイギリスのEU離脱など世界的に見ても不安定さを伺えます。

しかも亥年という十二支の干支でいう一周して最後の年。

実は亥年とは過去歴史を振り返って見ても大災害が非常に多い年のようです。

─亥年のみの地震

1611年三陸沖地震M8.1

1647年江戸大地震

1707年宝永大地震M8.5以上、富士山宝永噴火

1731年宮城南部地震M6.5

1839年千島南部地震M7.7

1899年紀和地震M7.0

1911年喜界島近海地震M8.0

1923年大正関東地震(関東大震災)M7.9

1935年静岡県中部地震M6.0

1971年十勝沖地震M7.0

1983年日本海中部地震M7.7

1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)M7.3

出典:公益社団法人「日本地震学会」資料より PDF

地震以外にも亥年では1947年カスリーン台風、1959年伊勢湾台風、1983年三宅島噴火などがあり注視しなければいけない年であります。

猪は田畑を荒らし、彼らは凶暴な動物で時に大きなエネルギーを爆発させます。そんな亥年に富士山噴火、関東大震災、伊勢湾台風、阪神・淡路大震災が起きているのは偶然でしょうか?全ての事象や物事は必然に起きているのだと私は理解しています。


日本CCSと胆振地方を中心とした地震の関連性

去年の平成30年北海道胆振東部地震も厚真町鹿沼で最大震度7を記録しています。

今回の地震も厚真町で最大震度6弱が観測。これは去年の地震に繋がっているものなのか?

厚真町には苫東厚真火力発電所があります。北海道の全ての電気エネルギーを担っている、この道内最大の発電所が、地震によって発電出来ないとなるとまた大変な事態が起きます。

あと気にしなければならないのは泊村の北電の原子力発電所、「泊原子力発電所」である。いくら原子炉が停止中でもまた大地震による原子炉への影響は懸念されます。

さて問題の日本CCS事業というものが2011年より苫小牧事業所が実証実験事業を開始したものであるが、北海道胆振東部地震発生により「検討委員会」なるものが地震との因果関係は考えられないと結論を出した。

北海道胆振東部地震のCO2の貯留層への影響等に関する検討報告書 平成30年11月日本CCS調査株式会社 PDF

このCCS事業というのは地球温暖化対策としてCO2排出削減に向けて国と経済産業省が進めている、二酸化炭素を回収貯留する技術であります。

その技術とは燃焼や化石燃料採掘時に伴い発生する、CO2を大気中に拡散させないように、分離回収し地中深くに埋める方法で地球温暖化を食い止めようとする先進国が率先して行っているものです。

私自身は地球温暖化は否定派であります。

なぜなら地球温暖化は金になるからであります。


第二次世界大戦から中東で戦争は行われ続けたが(現在も)、大きな戦争が起きないので軍産複合体など軍事や兵器などでは金が稼げなくなった。

さて、支配者層らはどのようにして、今後金を集めようかと考えたか?

ベトナム戦争が終わり、各国先進国が経済成長を遂げていく中で1980年代初頭に突然、地球温暖化問題が叫ばれた。

そう、戦争で金が稼げないなら「環境問題」で金を稼ごうということは簡単に納得できる話。自分が支配者層なら同じことを考えますね。

その地球温暖化の話はだいたいエセで(全て否定ではありません。中国のPM2.5などの大気の環境汚染は重要な問題だと思います)、日本は世界でトップクラスの温室効果ガスを排出しているからといって、欧米各国から温室効果ガス削減目標を課せられて強制されているのが事実です。


苫小牧CCSの二酸化炭素圧入開始再開

日本CCSのホームページを見ると、なんと2019年2月20日に二酸化炭素圧入開始再開とあるではないか?

これは偶然か?

その類いの専門家や科学者、技術者達は専門用語で世界の一般大衆国民に理解不可能に近い説明をし、思考停止をさせ、わからなくさせて二酸化炭素を地中に埋めるのは地震とは全く関連性がないと言いくるめる。

ましてや地震学者なんてもんは本当に信用できない。あんなところに予算を使うなら別なところに予算を割くべきである。これもまた利権。既得権益。

しかしとても違和感を感じるのは調べていたらすぐ分かることだ。


まず日本列島は火山帯で地中を掘ると浅い部分にマグマが存在している。しかも地下水も豊富である。それを刺激するとどうなるか?

大きなエネルギーが発生し、それが地殻プレートに影響を及ぼすのは地震大国日本では当たり前の話だと思いますがね。ましてや日本列島は北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートと4つが重なる部分にあるんですから。

同じ温室効果ガスを地下に貯留しようとして、仮にユーロ圏でのスウェーデンやノルウェーなどの大陸国家の地下は硬い岩盤で出来ていて、仮に掘り進めて埋めたとしても問題が起きる可能性は低い。

日本CCSは新潟県中越地震の直前にも二酸化炭素の貯留を行っていた。もはや偶然ではなかろう。

しかしあえて、私は人工地震とは言わない。

ルーピー鳩山由紀夫みたいな考え方とはまた違いますから。


最後に、北海道だけではありません、東京も·····

もはや日本以外の先進国は知っている。

22カ国を含む、欧州連合(EU)のエネルギー行政の責任者がワシントンD.C.に集まった。

炭素捕捉、隔離技術を世界的に普及させる話し合いだ。しかしそこではCO2の地下貯留と地震との関連性を指摘する調査結果によって、地下深くに温室効果ガスを蓄積することによるリスクを報告している。

それが2013年の話だ。

現にあれだけ騒がれたシェールガス(オイル)が全く話題になっていない。シェールガス採掘地域に地震が多発するという話だ。

アメリカでは温暖化対策として、大気中のCO2を地下に隔離貯留する、温室効果ガス隔離政策(GCS)が施行されている。

そしてCO2を油井に直接注入するガス圧入法を採用した。するとCO2が石油に溶け膨張し、シェールガスの回収が容易になるという。

しかしその直後から地震が増え始め地域住民達は騒ぎ始めた。

テキサス大学オースティン校地球物理学研究所の副所長クリフ・フローリック(Cliff Frohlich)氏は、「活発化前の大きな変化と言えば、CO2注入しかない」と語る。「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌オンライン版より

シェールガス採掘でも、水圧破砕法(フラッキング)という似た技術が採用されている。日本もこのフラッキングを採用している。

2012年には米国科学アカデミーがまとめたレポートによれば、CO2注入は、フラッキングよりも地震発生率を高めるリスクが高いということだ。なぜなら地下に貯留するCO2の量が桁違いだからである。

フラッキングが地震発生率を高めるリスクは低いというが、米国学術研究会議(US National Research Council)では、フラッキングによって地震が発生する可能性は低いが、CCSには「比較的大きな地震事象を誘発する可能性がある」と発表している。


要するに問題は「水」なんです。日本には地下水が豊富に地下に存在する。苫小牧CCSではCO2を貯留するために地下深度約1,200メートルもの穴を垂直に掘った。

例にあげるとダムを建設して水を貯めると、周辺で小さな地震が起き始めることは知られています。自分は元アンカー工で工事の際にダム現場を多数周りました。そんな話はよく聞いていたんです。

地下深くの断層面まで水が浸み込むことで、地面が滑り出す潤滑剤になると考えられています。それにより地震が発生するのは完全否定は出来ないものでありますね。

地下にCO2を封入するなんてことは馬鹿げたプロジェクトだと個人的に思いますね。


最後に北海道だけではありません。

東京湾海底で二酸化炭素圧入、CO2液化注入実験が行われるよう、またすでに開始されているとの情報もあります。

そうです。関東大震災の再現です。

私達にできることは、そうなりませんようにただ祈り続けるだけだと思います。皆さんの集合意識がそれを食い止め回避できると私は信じています。

☆最後までお読みいただきましてありがとうございます。