COBRA コブラフィギュア 「七つの傷を持つ男の巻」
☆前回からのシリーズの続きです。
(なお、コブラは野沢那智様、レディは榊原良子様、クリスタルボーイは小林清志様、ジャギ様は戸谷公次様でお送りいたします)
コブラ「ん?なんだお前達。悪いがそこを通してくれないか?」
ジャギ2号「あーん?!何もんだ貴様ら!ここはお前らの来る場所じゃねーぞ!」
コブラ「ここを仕切ってるボスと話がしたい」
ジャギ1号「拳王様のことか?拳王様に会いたくば、ジャギ様に話を通さないとならんぞ」
コブラ「拳王?そいつが親玉か...そいつと話がしたい」
ジャギ2号「拳王様を呼び捨てとは聞き捨てならん!おい1号!こいつら、ジャギ様に通すまでもない、こいつらはここで殺っちまうぞ!ここから先は通す訳には行かねーぞ!」
ジャギ1号「・・・ま、待て、こいつ、見た顔だ!・・・コブラだ!間違いない。こいつ100億ペリカンの賞金首の男だぜ!どおおぉぉぉりゃー!」
レディ「キャー!コブラーッ!」
コブラ「レディーッ!...どうやら話の通じる相手じゃなさそうだな...」カチャ!
ジャギ1号「よせ!この女がどうなってもいいのか〜ッ?バラバラにしちまうぜぇ〜」
ジャギ2号「100億ペリカンか、うひゃひゃひゃひゃひゃ...」
コブラ「おーい、ボーイどうする?」
クリスタルボーイ「知らんな、貴様にまかせる」
コブラ「おいおい!一体お前さん何のためについてきたんだ。全く困ったもんだぜ」
ジャギ2号「ヒーッヒッヒ...ちょーっとでも手を出してみろ!こいつに火をつけちまうぜぃ…ヒーッヒッ」
ジャギ1号「オイ!二人共!武器を全部こっちに捨てな!でないと、このサイボーグ女の首を掻っ切ってやるぜぃ…イーッヒッヒー」
クリスタルボーイ「ここはコブラに任せておこう、オレは見物させてもらうぜ(またかよw)」
コブラ「わかった。武器は捨てる。だからレディをこっちに返してくれ」
ジャギ1号「ぐふふふ~やってしまえ!ジャギ様から伝授いただいた...くらえ!北斗神拳奥義!北斗千手殺!!」
ジャギ1号「ドオォォォォリャャャー!」」
コブラ「フッ!甘いぜ!」
コブラ「いくぜ!」ドキューン!ドキューン!ドキューン!
ジャギ1号「ブベーッ!」
ジャギ2号「ウギャーッ!」
コブラ「どうだ、ボスに合わせてもらおうか」
ジャギ1号「グッ!まだだ!クソッタレ...ぐはっ!!」
クリスタルボーイ「無駄な手間をかけさせるな」
レディ「ジャギ様って言ってるけど、あんた達2人共ジャギの偽物なのかしら?」
ジャギ1号「ああ、そうだ...ジャギ様の弟分だ...」
クリスタルボーイ「同じ格好してるからどいつがどいつだか、わからんな」
ジャギ2号「ちょっとここで待っててくれ、今すぐジャギ様を呼んでくるから待ってろ」
ジャギ1号「い、いくぞ!2号!」
「ジャギ様ー!ジャギ様ー!大変ですー!」
「んー、どーした…」
ジャギ2号「ジャギ様!や、奴です!あのコブラが!コブラが乗り込んで来ました!け、拳王様に会わせろと…」
ジャギ「なにィ?コブラだと?知らんなぁ。何もんだ、そいつは。どこの木偶の坊だか知らんが兄者に合わせる程でもなかろうに…お前らで相手にならんとはな...仕方ねぇや、どれ、案内しろ」
ジャギ2号「へ、へい!」
ジャギ「フッフッフッ、久々に暴れさせてもらうぜぇ...フッフッフッ...」
ジャギ「いざとなれば、俺にはこのガソリンという切り札があるぜ。フッフッフッ...」
ジャギ1号2号「エッサ、エッサッサ。ジャギ様をお連れして来たぜ!これでお前らも終わりだ!」
ジャギ「俺様が本物のジャギ様よ、よくも俺様のかわいいガキ共をいじめてくれたなぁ...このオトシマエはつけてもらうぞ、わかるなぁ?」
コブラ「何も、俺達は喧嘩をしに来た訳じゃない、先に手を出して来たのはそっちの方だ。お前の弟分2人が勘違いをしている」
ジャギ「なにィ?!おとうと...?!・・・貴様...その甘い顔つきといい、話し方といい、弟のケンシロウとそっくりだ。気に入らねぇ...生きて返さねぇ!」
コブラ「どうやらまた戦うしかなさそうだこりゃ...」
◆次回「コブラVSジャギ」続く...
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