機動戦士Zガンダム ハマーン・カーン 9
公開日:2018年9月3日 更新日:2020年4月10日
グレミー・トト「ハマーン様!お早く!あとゼータは2話で終わりでございます!ここは私めにお任せあれ!」
マシュマー・セロ「何を言うか!グレミーめ!ハマーン様、アーガマなど私にかかれば赤子の手を捻るが如し!ここは私にお任せ下さい!」
なんだ!なんだ!なんだー!
ダブルゼータ行く気満々じゃねーか?!テメェら!いかせねーよ!
このブログはZガンダム専門ブログなんだぞ!まだまだZガンダムの考察は足りねーんだ、マシュマーやグレミーに邪魔はさせん!
ドズル・ザビ「ジオンの栄光!この俺のプライド!やらせはせん!やらせはせん!やらせはせんぞー!」
ってか、ハマーン様!ミネバ様はドズル閣下の娘、ザビ家最後の王女でございますぞ!
ハマーン様はグリプス戦役であれほどミネバ様をお大事にされていましたのに、ネオ・ジオン抗争ではミネバ様を影武者にしていらっしゃった。ハマーン様なら分かった上でのことだったのでしょう。
本物のミネバ様をシャアに引き渡した。つまりシャアと水面下で交渉していたということでありますな。
やはりハマーン様はお変わりになった。とても残念であります、このクワトロ・ガトー…。しかしだ...女たらしのカミーユより、ジュドーを好きになるところはまだ見る目があるかも知れぬ。
ハマーン様「シャア、いつも遠回りする」
やはりシャアを忘れられないハマーン様...でもジュドーも好き。歳下好きなハマーン様。それはシャアから覚えたこと...。
22歳で生涯を終えられた短き人生。儚きかな...命短し恋せよ乙女、美人薄命ハマーン様。
「アァ、アア、アァ...」
「ア アラララァ ア アァ!」 by Diggy-Mo'
ということで早速第49話いきます!
第49話 生命散って
この49話は題名通り、今まで生き延びて来たパイロット達が多く殉職します。しかし実は不思議なところが沢山あり考察しがいがある回なんですが、それはエゥーゴの戦い方についてなので、ハマーン様のこの回で言及は避けます。エゥーゴのお話しの時にでもしようかと思います。
さてハマーン様率いる、グワンバン以下のアクシズ艦隊は、ティターンズ艦隊と共にグリプス2を守備するエゥーゴ艦隊を叩いていた。
そしてオープニングで言っている通りに、ラーディッシュ以下エゥーゴ艦隊はこの総攻撃で徐々に引かざるを得なくなっていたのにだ、ラーディッシュが撃沈してハマーン様は何故かエゥーゴを追い詰めず、狙いをジュピトリスに変更した。
んー?分からない。ハマーン様の動きも分からない。少なくとも戦艦ラーディッシュと戦艦ルネが撃沈したエゥーゴ艦隊。アーガマ一隻が戻ったところで目標を変えるだろうか?
いや、アクシズ艦隊は実はティターンズ艦隊とも交戦していたのか?ともかく敵味方入り乱れての艦隊戦だったのは間違いない。
こんな感じだったから各部隊にサイドストーリーがあっても面白い。でもZガンダム本編には不向きかもしれない。
ティターンズ側はシロッコ陣営のジュピトリス艦長と、明確に指揮を執っていると分かるのはアレキサンドリアのガディ艦長である。
旗艦ドゴス・ギアを失ったとはいえ、ティターンズと地球連邦軍の連合は数の桁が違う。先のマラサイの数を見ればわかるだろう。
しかしアクシズ艦隊がエゥーゴ艦隊を攻撃していた艦の1つにムサイ級らしき艦が見える。どゆこと?
ということはハマーン様がグワンバンでグリプス2一帯へ第2陣としての到着時に、ジュピトリス攻撃を決めたのだろうか…しかしそのせいで大量のガザCを失うことになった。
シロッコ「あっ!」
ハマーン「ん?なんだ?」
そう百式のメガバズーカランチャーに殲滅させられたのである!
メガバズーカランチャーはこの為にあったのか?と言わんばかりの破壊力。超兵器ではないか!まるでコロニーレーザーかのようなエネルギーで、ガザCを一掃した。
ハマーン「シャアか?」
シロッコ「来たな」
しかし御役御免とばかりにハマーン様のファンネル攻撃により、メガバズーカランチャーが瞬殺爆破。
ハマーン「シャア!」
ハマーン様のオールレンジ攻撃凄すぎ!メガバズーカランチャーよ、サラダバー!
シャア「今度はジ・Oか!」
これ、本気でやったら百式はおろかワンチャン、ジ・Oも無双出来そうな気もするけど、ファンネルのビームじゃ出力がそもそも足りないし、もっとも生身のニュータイプパイロットが搭乗したモビルスーツは強烈なプレッシャーがあるからね。ファンネルは相手のスキを伺うしか使えないかも。
ちなみにキュベレイのハマーン様もジ・Oのシロッコもノーマルスーツを着用せずに戦う理由は、キュベレイとジ・Oに直接自らの持つエネルギー(波動)をサイコミュ(バイオセンサー)に伝えるためには、ノーマルスーツは邪魔になるらしい。
少なくともジ・Oのバイオセンサーはそういう仕様になっている(キュベレイはガンダムZZのジュドーとの最後の戦いでハマーン様はノーマルスーツを着用。この行動がシャアと被る)。
シャアが一年戦争時に言っていた、下士官に言っていた理由とは少し異なる。
シャア「私はモビルスーツに乗っても必ず帰ってくる主義だ。死にたくない一心でな。だから戦闘服などノーマルスーツなどは着ないのだよ」
と名言ではあるが。
この時期(グリプス戦役)のコックピット内のリニアシートはマグネット構造になっていて、それがコックピットとノーマルスーツを繋げる役目をしていた。だから一般パイロットはノーマルスーツを着ないとコックピットから落ちてしまう。
また全天周囲モニターであるから形状的に脱出ポッドが付いていてもおかしくないが、仮にキュベレイとジ・Oに付いていて脱出してもノーマルスーツを着用していなければ、宇宙空間に出ることは不可能である(逆襲のシャアでクェス・パラヤが自分のコックピットから目と耳を塞いで宇宙空間へ出てシャアのコックピットにまで行ったが、事実上不可能な行為)。
実のところ、生命散っては...
女好きカミーユがエマ中尉とレコア少尉の間に入って下手な仲裁をして、ヤザンのハンブラビを追うことになったため、シャアは1人でキュベレイとジ・Oのハイエンドな2機の相手をせねばならなかった。
いや...いいのか。ここはハマーン様の枠だ。
ここのハマーン様がシャアに仕掛けた攻撃はあくまでも駆け引きであるように見えた。シロッコはガチで百式を追い詰めたが。
もしかしたらジ・Oからシャアを守るために3機で戦っていたのかもしれないし、じゃ無かったら百式は凄い。本当に凄い。
エマとレコアとカミーユ、ヤザンが戦っている間に百式はキュベレイとジ・Oを相手にしていたのか。キュベレイとジ・Oとの共闘があったにしても激しい戦いを想像してしまう。
この回では主要な人物が死んでいき、ハマーン様の活躍はほとんどない。出撃してからファンネルでメガバズーカランチャーを破壊しただけである。
ちょっと待てよ…ひょっとして、アクシズ兵からしたらタイトルの「生命散って」は実はこのガザCの大量虐殺のことではないのだろうか?
(まさにこれが女王蜂キュベレイが引き連れた働き蜂ガザCの画である)
『機動戦士ガンダムZZ』 第8話「鎮魂の鐘は二度鳴る」の回でアクシズ兵(パンパ・ビアン・ワイム)のガザの嵐隊(ガザD)が亡くなり、その亡くなった兵の魂を鎮めるため“鎮魂の鐘”を2回鳴らすのです。
実は地球連邦軍などの薄情なアースノイドより、スペースノイドのジオン・アクシズ兵こそ仲間意識は強く絆は深いもので、人の命の重さ大切さを知っているのです!
そして、彼らは葬式を行い、エンドラの兵達が言います、
アクシズ兵達「マシュマー様!仲間の仇を今度こそ取りましょう!」
そして、マシュマーは悟ります。
マシュマー「お前達……葬式がこれほど兵達の士気を高めるとは...ハマーン様が仰られたのはこの事はだったのか!」と。
だけど、ハマーン様は虫けら程度にしか思ってませんけどね!
何故なら女王様だからであーる!
しかし・・・あれだけの爆発を起こしたのだから、きっとアクシズの有能なパイロットが多く死んだに違いないでしょうね。
アニメといえども、亡くなった兵のために祈りを捧げましょう。
(-人-)南無三…
♬中森明菜の「DESIRE」時代がハマーン様にクリソツな件♬
✰「今日のハマーン様」
ハマーン様「シャアがエヴァ化している...一体どうしたのだシャア!?」
☆ここまでお読み下さいましてありがとうございます。次回は最終話です。