思い出料理 鶏肉と野菜のトマト煮

チキンで定番のトマト缶を使用して煮ていきます。これは実際のトマトを使った方がいいんですが、手間とコスパを考えて今回はトマト缶(カットトマト)を使用します。

私の母はこのチキンと野菜のトマト煮が大好きで、よく母にアンコールされていたレシピの一つです。

母は「ボルシチ作って、ボルシチ！」とか言ってましたが、何回も「これはボルシチじゃないよ」と説明していたんですが、最後まで勘違いしていました。見た目はボルシチ風ですが、これはボルシチとは全く違うものです(笑)。ボルシチは牛肉とビーツを使用しますので。

さて、懐かしい味『鶏肉と野菜のトマト煮』を作っていきます。

食材と調味料を用意しましょう

【食材】大体4人分(適当に)

鶏肉胸肉 約300ｇ

鶏肉もも肉 約150ｇ

トマト缶(またはトマトを適当に) 1缶

キャベツ 3分の1くらい

じゃがいも(キタアカリがおすすめ) 4個

人参 1本

玉ねぎ 1個

生姜 ほんの少し欠片

【調味料】

ケチャップ 大さじ2〜3(味見しながら投入)

ソース 少々

醤油 数滴

塩コショウ お好み

砂糖(三温糖) 小さじ1

コンソメキューブ 2個

バター 10ｇ

にんにく(にんにくチューブ) 1カケ

パセリ(粉) 少々

さあ！作っていきましょう！

鶏肉に包丁で穴をあけてから、キャベツ、人参、玉ねぎ、ジャガイモを切っていきます。ムネ肉とモモ肉を2つ用意したのは、ムネ肉が安かったのとモモ肉との食感の違いを楽しむために入れてみました。

今回使用したのはメークインですが、ジャガイモの種類によって煮崩れするので、溶かさないように煮た方が良いですね。キタアカリや男爵いもとかは溶けやすいので入れるタイミングは見計らってから入れましょう。

メークインは煮崩れしにくいので大きめに切ったのと、わざとスープがとろけるように細かく切ったメークインも用意しておきました。

まずはムネ肉とモモ肉をオリーブオイルで炒めていきます。塩コショウで味付けし、焼き色がついたら切った野菜、玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツ、人参、生姜を一気に鍋へ入れて炒めていきます。

トマト缶を入れてから、コンソメとバター、にんにくチューブ(適当)を投入してひと回しした後、水を鍋に野菜と肉が被るくらいに入れて煮詰めていきます。

こんな感じで後は煮立ったらアクをとって捨てていきます。

ジャガイモの様子を見ながら、10分〜15分くらい煮詰めていきましょう。良い感じになったら味見をしながら、味を決めていきます。

まずは醤油小さじ1くらい、ソースひと回し、三温糖を小さじ1、砂糖に関して言えば入ってるかはいってるか分からないんじゃないの？ってくらいな量がポイントです。入れすぎは駄目ですね。

ケチャップを大さじ2〜3を入れて、味見をします。味が決まらなければ、さらにケチャップとにんにくで調節します。要はコクが出ればいいんです。

スープとして食べるならあっさり目に仕上げて、ご飯と食べるなら味が濃い方が良いでしょうね〜

今回もベストな味が決まりましたよ！

トマト煮完成！

乾燥パセリを上に散らして出来上がりです！

大根と水菜のサラダも一緒につくりました。大根はなるべく薄ーく千切りにして食べやすいように。かつお節をふりかけ、ごま油と醤油だれでいただきます。

後で思いましたが、ブロッコリーも入れるといいかも知れません。揚げブロッコリーとか。

うーん、懐かしい。美味しいです。何度も母に作った味です。

なんて言うんですかね？

これは、おふくろの味じゃなくて…

息子の味？

そう…これは、おふくろが大好きだった味でした。

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