うどんと海鮮ちらし、キモチェェ〜〜〜〜
こんちわっすー。
食欲も落ちるこんな暑い日はやっぱり冷たい麺類でしょ!
ということで食ブロ、いかせていただきやーす。
朝から暑くて昼過ぎまで食事をせず、紛失した銀行印を新たな15mmの印相体スペシャル銀行印を購入し、変更届を2行に出し終わった時刻は14時半。
何を食べる?と妻から問われ、「うーん、うどんでない?」そうそう先日2人でうどん巡りで思い出した、懐かしの渡邊うどんね。
“渡邊うどん”
本場の讃岐うどんで間違いなく函館屈指の美味いうどん屋さんのひとつ。
渡邊うどんの名前では香川県の丸亀市にもあるらしい。ちなみに丸亀製麺とはまったく関係ありません。ググるとそちらの渡邊うどんさんがトップに出てくるのでこちらもとても有名な讃岐うどんのお店なのでしょう。
函館市にある渡邊うどんさんは全国チェーン店でもないので、この2店舗は別と考えて良いようですな。
到着しやした〜
ちなみにここの石川町、自宅からめっちゃ遠いんす。
さて、前回訪れたのは2017年の6月28日?!そんな前だったのかー。
でも、あの三年前と風景、お店の外観は変わりない。ソフトクリームも売ってるのでこちらのテラスで座って食べられるんでしょう。店内の席数も多くはないので、満席ならこちらを使うのでしょうか?
キタコレ!夏限定、期間限定、〇食限定に弱いんですよね。
いつものように迷いに迷って、みきっぺは『冷しねばトロカレーうどん』そして俺は『冷製トマトうどん2020』に決めたのだが、数量限定で今日は完売。
ということで、『冷たい肉つけうどん 大盛り(+200円)』にした。
お昼の忙しい時間が過ぎたから空いてたのか、待ち時間はほとんどなくテーブルに運ばれて来た。
まずみきっぺのねバトロカレーうどん。
納豆、おくら、なめこにわかめ、カレー味の出汁つゆで玉子がついて、ぐるぐるかき混ぜて食べる。
一口もらいましたが、美味いんです。夏にネバネバはいいですよ、体力がつきます!
自分の肉つけうどんはこちら。
つけダレに生卵の黄身のみが入っているので、まずは黄身だけをよけて純粋につけダレだけで食べてみます。その後に黄身も入れて混ぜてみましょう。
えび天とイカ天もひとつずつ注文。
セルフコーナーにネギと生姜がおいてあるので持ってきてのせて食べます。いやあ、旨そうです。
やっぱり緑っていいですね!色合いが!食欲がそそられます。
じゃあ、
いただきやーす。
いやー、間違いないね。
あ、そしてこれね、名店勝田揚げですって。氣になったので頼みました。
もうね、どん兵衛や赤いきつねの中に入ってる揚げなんて食えないですわ。うますぎ。
ということで、ごちそうさまでしたー。
帰宅後、夕食メニュー何しようか?相談し、簡単に出来るようにすし太郎に刺身をのっけて海鮮ちらし寿司にしようと提案。
みきっぺもお盆中とても忙しい蕎麦屋で参ってるのでね。食事メニューも別に手をかけなくていいんすよ。
シャルの餌を買い忘れたので、閉店間近のコープに餌を買いに行って帰ってきたら、
Hey you!完成してたyo!
海鮮ちらし
刺身はサーモンも鯛もあったんですが、マグロ好きな俺に配慮してくれて俺だけほぼマグロ!しかも漬けにしてくれた。
みきっぺ、あんた最高!
それでは、マグロいかせていきやーす!
次に彩りいいサーモン、いきやーす!
もうね、刺身。最高ッすね!
刺身って呼び方の由来には諸説ありますが、一般的に言われているのは、昔は「切り身」と呼ばれてました。しかし武家社会の時代では「切る」という呼び名が忌み嫌われる言葉から、「魚を切って刺しておく」の「刺身」に変わったとも言われてます。
関東では「刺身」ですが、関西では「刺す」もよろしくはないようで「お作り(お造り)」と呼ばれます。
そして今でこそ世界で嗜まれている寿司ですが、その昔は生魚を食べる習慣があったのはアラスカと日本だけだったと言われています。
それはその大昔、ユーラシア大陸の極東日本と北アメリカ大陸のアラスカ地方はくっついていたというのです。
生魚を食べられるのは新鮮でなければ駄目なので、極寒の地域で生魚を食べる習慣があり、やがて長い年月をかけて大陸がふたつに離れて割れていき、現在の世界地図になった今の日本、アラスカは5,589km離れていても元は同じ人種だったということでお互い生魚を食べる文化があるそうなんですね。
アラスカは極寒でとても寒いので生魚を食べるには丁度良いですが、日本は違う。寒い北海道地方でも鮭は生食することが難しく、「ルイベ」と呼ばれ鮭をしばれさせた(凍らせて)方法により、生で食すというアイヌの食文化がありました。
さらに関東以南では、捌いた魚は現代のような最新冷凍保存の技術がなかったので、水揚げした魚の足はとても早い。生で食べる際に食あたりを起こさないように日本独自で工夫されたのが、「大根のつま」と「わさび」ですね。
共に殺菌力が高く、大根はイソチオシアネートという辛味成分の殺菌作用、特にわさびは非常に優れた強い殺菌作用を持ち、防カビ、抗菌、防臭効果があります。魚の腐敗防止と臭みを取り、生魚と一緒に食べることで食あたりを防ぐ役割を持っています。
さらに日本人が編み出した「寿司」は酢飯を使います。ご存知「酢」を使うことで雑菌の繁殖も抑え、カビやウイルスの繁殖も防ぎます。
それと生姜を使用した「ガリ」です。生姜に含まれるジンゲロールに殺菌作用があります。江戸前寿司では手づかみで食べるので、手についた雑菌により食中毒を起こすかもしれません。さらに上にのっているのは生魚です。この「ガリ」生姜の甘酢漬けが、現代のおしぼりの代わりで、先人たちはガリを手に塗って一緒に手づかみで食べていました。その当時の時代による知恵ですよね。
さらにさらに、寿司に付き物である「あがり」(緑茶)です。寿司屋で使用されている粉茶はカテキンが多く含まれており、このカテキンに抗菌化作用があります。しかも防臭作用もあり、生魚を食べたあとの口臭を防ぐ効果も絶大なんですな。
こうして日本の代表する食文化、生魚を食べる知恵にシングル・ダブル・トリプル・クアドラプル・クィンティプルと食あたりをしない為に「対生魚 VS 大根 わさび 酢飯 ガリ あがり」を駆使して美味しく食べていたんですなぁ。
この中で一番刺身に合うのは大根のつまです。何故「つま」と呼ばれたかって?それは刺身と抜群に相性が良いからです。“妻とは相性が良い”の「妻」からきたのは皆さんご存知の方は多いでしょう。
でも…そうですね、個人的に刺身に一番合って一番大好きなのは、
「大葉(しそ)」です(笑)。
ちなみに「しそ」の葉も抗酸化作用、抗菌化作用、殺菌作用は抜群です。実は相性抜群の刺身のツマはこちらの方がもってこいとの理由もあります。それは生魚によるじんましんの予防効果もあり、ペリルアリデヒドと呼ばれるシソの独特の香り成分が強い殺菌作用を生み出しています。
この香りが嫌いな人もいると思いますが、ペリルアリデヒドには食欲増進作用もあり夏バテによる食欲不振も防いでくれるんです。
でも一番相性の良いつまは、みきっぺですかね(照)えへへ。
何より魚を食べてより栄養効果が期待出来るのは「生」で食べることです。加熱することで食あたりを防げますが、熱を入れることでDHAやEPAといった重要な成分を失ってしまうことになります。
日本人ならば、脳にも栄養価の高い生魚をもっと沢山食べましょう。
あれ?そういや、マグロに目がないシャルは?どこに?
もしや?キャットタワー??
いえ、キャットタワーはパンジに占領されて、このザマです。
それでは、おやすみなさい。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。