シャルロット 観察者・7
夏季はみきっぺが札幌に来てくれる。冬季はみきっぺ宅へ函館に俺が行く。だから彼女と会うのは冬の期間にしか会えないわけだ。
前回で分かり合えたと思いきや、やはりその後何ヶ月も経ってる。彼女の中で俺の記憶はリセットされただろうか?
シャルロットに観察されている私drakeを写す、みきっぺ。
近づいて来たので試しに抱っこしてみた。「あれ?余裕じゃん!みきっぺ写真撮って撮って!」みきっぺがiPhoneを取ると同時にもがき出したシャルさん。こんな感じでマッハの勢いで逃げられました…トホホ。
観察者と対象者の深夜の交信
函館に来て2日目、昨年の29日深夜。
ストーブの前で暖をとり、虚ろな目をした彼女がいた。
みきっぺは先に酔っ払ってダウンしてグースカ寝ていた。眠気が全く来ない俺はシャルのそばに添い寝をした。
彼女はウトウトしていたのだが、俺が接近したことで一瞬起きようとしたが、俺が黙って動かずにいたらそのまままじっと俺の目を見つめていた。写真を撮りたかったが幻想的な感じだったので動かずにシャルの目を見つめ続けた。
そして新たなことを思い付いた!シャルロットと「言葉」だけじゃ分かりあえないんだ!
横たわったままシャルちゃんに「念」と「氣」を送り続けた。喋らずにじっと目を見つめて訴えかける。
無言で質問すると右手を上げて答えてる!とりあえず質問をYES・NOでシャルちゃんに答えて貰うように「念」を送った。すると質問に答える時に右手を上げて招き猫のような仕草で空中クイクイやってる!なんだこれ!伝わっているのか?俺の気持ちが!
その現象に驚き、彼女との無言の会話は続いた。
そのシャルロットと交信した内容は…彼女との約束で言えない。約30分は交信し続けた。
やっぱり猫ちゃんは、宇宙から来たんだ!ฅ^•ω•^ฅニャー
翌日以降〜年をあけてからの変化
気まぐれな彼女シャルロットはスマホを弄ってる俺のそばに来て「ニャン ニャン。ニャン ニャン。」と言っていた。
ん?早速効果てきめんか?
しばらくずっと隣にいる。スペシャルデザートを求めているのか?まだ買ってきてないぞ?
何もしていないのに近づいて隣に背を向けずっと座るようになり撫でても逃げなくなった。これは完全に俺はこの家族の一員として認識されているようだ。と勝手に解釈してみた。
年明け、昨日元旦の夜みきっぺと晩酌タイムに入ったのだが、あたりめに反応して「ニャン ニャン ニャン ニャン ニャン」言って来た。みきっぺは「ダメでしょ!」って怒っていたが、俺だったら貰えるのかと思って俺に懐いてきた!
今まで足を乗っけたこと無かったのに俺の顔見て「にゃーにゃー」すごいうるさい。
なんか可哀想シャルさん。シャルさんはイカは食べたらだめなんですよ。勘弁してくらあさい!
今夜はスペシャルごちそうフレーク
甘えてみきっぺの足の上に乗っかるシャル様。俺がそばにいてなんと!初のゴロゴロ言ってる!触ってみる...ゴロゴロ。やったね!
今日の13時頃チーちゃんをおばあちゃん家から迎えに行った帰りに3人でメガドンへ買い出しに行く。明日の夜は札幌へ帰るので函館で最後の晩餐になりますね。
そのついでにシャル様のごちそうフレークを買うことにしました。この間は食べた途端吐いたので、晩酌時のあたりめタイムの時にごちそうをあげようと思います。シャルちゃんとも今月最後の晩餐です。
そうしてこの記事を書いていて、ふと見上げると監視されてた!ずっと見てる。
ハッ( ゚д゚ )!
もしかして、これを所持していることをもはや彼女は知っているのか?
麻薬捜査猫か?!
どうやら外出中、俺がみきっぺの部屋を散らかしてた為にシャルロット捜査官が、俺のじんま疹の薬をかじっていたらしい。すまんこってすたい。しっかり片付けておかなきゃね。
ずっとそばにいる。まぁいいか...後であげますよ、シャルさん。
...ごちそうフレークあげます。前回は鶏のささみでゲロったので定番の「かつおとサーモン」にしました。量も多くもなく少なくもなく。
みきっぺと晩酌タイムです。あたりめチャンスでくるかにゃ?
パンジ「セット!ぽくぽく...」
あー!来たきた!キタ!来たよ!シャルさん来たよ!
「にゃー!にゃー!にゃー!」
俺「はいはい、今あげるから待ってね」
黙々と食べてます。良かったね、シャル様。
ฅ(๑´˙ڡ˙`๑ฅ)テヘニャロ
(今回のごちそうはかなり美味しかったようでシャル様完食いたしました!)
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