kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

f1 2019 France Gp Qualifying

F1第8戦は、ポール・リカール・サーキットに戦いを移した。

フランスでのF1開催サーキットは他の欧州国より多くのサーキットを利用してきた。1985年から1990年まで6年連続開催されたポール・リカール。

1991年からマニ・クールにGPを移したフランスGP。マニクールは高速コーナー・複合・ヘアピンなどバリエーション豊富なコーナー群とストレートからなる高速サーキットであったが、度々交通に不便なサーキットだとか年々F1人気に陰りが見える中、財政的な不安を抱えるフランスはフランスGP自体を開催する意味あるのか?が毎年話題に上がり始めた。

フランスGPは2008年まで、18年間マニクール・サーキットで開催が続けられたが、F1におけるフランスの影響が薄くなってきた事を第一の理由としてフランス自動車連盟(FFSA)は2009年度の開催をキャンセルすることを決定した。

先日ル・マン24時間も開催されたモータースポーツ盛んなフランス。

イギリス・イタリアに次ぐ歴史深く、フランスGPはF1サーカスヨーロッパ開催国としては無くてはならないシリーズであったが、2009から2017年までルノーのお膝元であるフランスGPはF1カレンダーから消滅したのである。

しかしフランス出身の元F1ドライバー、アラン・プロストとルノーが共に母国フランスGPの復活の動きを見せていた。2017年に2018年から5年間ポール・リカール・サーキットでフランスGPを開催する契約にまで漕ぎ着けた。

10年振りのF1カレンダーにフランスGPが戻ったのが昨年である。

このポール・リカール・サーキットはフランスGP休止中にも、各チームがテストでよく使うサーキットでもある。

企業家ポール・リカールが1971年にバンドール台地の雑木林を切り拓いて作った珍しい私設サーキットの過去を持つ。1999年にポール・リカールが死去後、現在はFIAのトップ、バーニー・エクレストンの関連会社が経営権を取得している。

ルノーはマクラーレンにもPUを供給している。マクラーレンはルノーのカスタマー・チームである。

そのマクラーレン・ルノーが土曜日の予選で速さを見せて2台共にQ3まで進出、リザルトはノリス5番手、サインツJrが6番手、本家ルノー・ワークス・チームのリカルドは8番手に沈んだ。

いよいよルノー・ワークス・チームのF1撤退も視野に入ってきたか?ヒュルケンベルグとガスリーのドライバー交換など、パドックでの不穏な噂が絶えない。

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは僅かコンマ009秒を離して4番グリッドを獲得したが、決勝でのパフォーマンスはマクラーレンに対して0.3〜0.4秒の差はつけられるとフェルスタッペンは言う。

母国グランプリのガスリーは9番グリッド。またかダメか…。

やっぱり予選結果はメルセデスのワンツーでハミルトンのポールポジション。前カナダGPでのベッテルへのおかしなペナルティによる、勝利が奪われたスチュワード問題。

現在もスクーデリア・フェラーリーは証拠を提出して再審請求している。そんなベッテルはポール・リカールのパドックに現れて結婚式を挙げていたことを発表した。

こんな調子で今年は大きな間違いがなければ、メルセデスAMGが全グランプリを制覇してもおかしくない。

本日、日本時間22:10にスタートする決勝は見ますが…フェルスタッペンが勝ったり、メルセデス2台がリタイアしたりしなければ結果は書きたくありませんね。だって毎レースリザルトが同じなんですもん!

そんな面白くないF1をまた記事にしたのは、せっかく去年から再開されたF1フランスGPも、FIAのやり方がこんなんじゃF1というカテゴリーは非常に面白くないということ。

鬱憤晴らしの記事ってことです。

ホンダやルノーがいくらPUに新スペック投入しようが、フェラーリが政治的に強力であっても、今回も地元ルノーやフランス人ドライバーが活躍しないままのグランプリは、フランス人にとってもF1フランスGPはもう楽しみも何も無いものなのかもしれない。

ルノーF1チームのスペシャルアドバイザー・プロストの年老いた元気の無い姿が印象深かった。

今に始まった話ではないが、本当に面白くなくなってきたF1。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。