2020 F1 70th Anniversary GP
70周年記念グランプリと題されたサーキットは前回と同じイギリス シルバーストーンサーキットで行われ、決勝ではアストンマーチン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが昨年のブラジルGP以来の勝利を収め、今季初優勝を飾った。
前戦のイギリスGPの最終ラップで左フロントタイヤをバーストさせてギリギリトップチェッカーを受けたハミルトンだったが、フェルスタッペンがファステスト狙いでピットインしていなければ、優勝はフェルスタッペンだった、はず。
それは「たられば」でフェルスタッペンがピットインしなかったらハミルトンのタイヤがバーストしなかったかも知れないとも言われるが、タイヤに厳しいシルバーストーンには間違いはなかった。
予選の一発の速さはレッドブルフェルスタッペンを持ってしても厳しいのは事実。
メルセデス(レーシングポイント)の速さには敵わない。
今グランプリでハミルトンが言った一言がある。
それはあまりにもタイヤにブリスターが出来て苦しい時だった。ハミルトンは右フロントタイヤに酷いブリスターを抱えていた。
対してフェルスタッペンは順調そのものをチームに伝える。
そして28周目にハミルトンはこう言った。
Hamilton「He must have less pleasure in his tyres of something.」
川井ちゃんが言った。
川井ちゃん「フェルスタッペンのタイヤの内圧が低いんじゃないか?って?!そういう疑いはやめようよー!」
森脇さん「チャンピオンらしからぬ発言ですね。ハミルトン苦しいですね」
今回のグランプリはこれに集約されていた。
ストレートスピードが速くトータルパッケージは圧倒的なメルセデスに乗ってるハミルトンはレースでは今まですべて断然有利だったはずだ。
川井ちゃんと森脇さんが言うようにレースセットアップをまとめ上げたレッドブル、タイヤマネージメントもしっかりしたフェルスタッペンに対して言う言葉ではない。
前回に各チームのタイヤが厳しくてバーストしたこともあって、ピレリは今回の70周年記念グランプリでタイヤの内圧を高めて2019年仕様のタイヤを全チームにこのグランプリで使った。
メルセデスなんてF1でワンマッチ・ワンメイクレースなのに、ピレリタイヤに対してレッドブルとの違いに対して文句を言うハミルトンは本当に烏滸がましいにも程々だ。
フェルスタッペンがチェッカーフラッグを受けた時ガッツポーズをして声を上げた自分がいて、レッドブル・ホンダの今季第一勝目を祝いたい氣持ちは正直ある。
しかし、まだまだフェルスタッペンとレッドブルがハミルトンとメルセデスに対して、かなり厳しいのは間違いがない事実であろう。
次戦も期待してます!
最後までお読みいただきましてありがとうございます。