kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

機動戦士Zガンダム クワトロ・バジーナ 百式 42

☆本日もZガンダムにおけるクワトロ大尉(シャア・アズナブル大佐)をリスペクトした100回シリーズになります。

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今月は15日を過ぎてまだクワトロ大尉百式シリーズを1記事しか書いていないや。まずいぞ、これは!

100回シリーズ達成日が今年までに間に合うだろうか…

とにかく今日も四の五の言わずに、

「クワトロ、百式出るぞ!」


ニュータイプ研究所

今日はあらためて、ガンダム世界でのサイコミュシステムとニュータイプ研究所の簡単なおさらいをしたいと思います。

初めは一年戦争開戦後、早くにニュータイプ研究所を設立したのはジオン公国軍のザビ家の次女、キシリア・ザビ。フラナガン博士を中心とした「フラナガン機関」ができる。

元はシャアの父ジオン・ダイクンは人が宇宙に住むことにより自然発生(革新)すると言っていたニュータイプの存在。

ニュータイプは超能力者ではない。人類がそら(宇宙)に出ることによりその人間の才能は開花し、新たな人類の特性として得られるものである(覚醒)。

フラナガンはまずそのニュータイプ(人)が発する特殊な感応波を、ミノフスキー粒子と絡み合わせて強力なサイコウェーブを持ってしてモビルアーマー・モビルスーツに搭載し、所持する火器武器類で遠隔操作技術によって敵を攻撃することを研究した。

これがサイコミュシステムである。

キシリアの元で特に活動的になり、一年戦争末期に木星エネルギー船団からニュータイプの素質を持つシャリア・ブル大尉を呼び寄せて試験的にニュータイプを実戦投入していた。

有線式サイコミュシステムを搭載したニュータイプ専用モビルアーマー、シャリア・ブルのブラウ・ブロの四方八方から来るオールレンジ攻撃を一見アムロは驚くも、そのブラウ・ブロはガンダムの前に呆気なく散った。

その次はフラナガン機関にシャアが預けた孤児「ララァ・スン」だった。

ララァのニュータイプ専用機エルメスに搭載されたサイコミュシステムは遠隔でビット攻撃ができるという強力なモビルアーマーだった。

それもララァが圧倒的なニュータイプ能力を持っていたから運用出来たことである。シャアはララァと寄り添うように出撃し、連邦軍の戦艦を次々と撃沈させていった。

しかしこれもシャアとアムロの戦いの中でララァは巻き込まれ、シャアのゲルググを狙ったアムロのガンダムは仲裁に入ったララァのエルメスのコックピットをガンダムのビームサーベルが貫き致命傷を与え、エルメスに乗ったララァは戦死することになる。

一年戦争時地球連邦軍はアムロをニュータイプ研究対象として見てはいたが、上層部の見解でニュータイプは危険な存在としていて研究所創立などの具体的な動きは見せなかった。

そして一年戦争終了後フラナガン機関のニュータイプ研究技術は地球連邦軍や旧ジオンの残党、アクシズなどに分散され、地球連邦軍は本格的に人工的なニュータイプの開発を行うことになる。アクシズでの被験者にはあのハマーン・カーンもいた。

アニメ劇中で描かれてはいないが、フラナガンはサイコミュシステムを兵器運用として確立後、すぐに普通の少年少女戦争孤児たちを使った人工的なニュータイプを生み出す実験を行っていた。

強化人間の実験である。危険な投薬実験や外部による強力なサイコウェーブによって脳波コントロールを行うなどと、人工的なニュータイプ強化人間を作ってしまおうということだ。

そこで実験されていたのが、Zガンダム時代にムラサメ研究所から派遣された「フォウ・ムラサメ」である。

グリプス戦役の地球連邦軍のニュータイプ研究所は主にオーガスタ基地に併設されたオーガスタ研究所で研究開発されていて、そこではニタ研(ニュータイプ研究所本部)や、ムラサメ研究所、オークランド研究所などと深くつながりがある。

またこのZガンダム時代にオーガスタ研究所はアナハイム・エレクトロニクス社とも接触をしていて、グリプス戦役後はアナハイムも強化人間の研究開発を行ったとされ、その技術は第二次ネオ・ジオン抗争まで引き継がれた。


百式にはバイオセンサーはつけることができなかったのだろうか?

百式はジャブロー地球降下作戦の前に新型としてロールアウトされたMSだが、その後はアナハイムからバイオセンサー搭載のZガンダムが造られ、ガンダムマークⅡもGディフェンサーも開発されてマークⅡと合体することによりスーパーガンダムになれた。

リック・ディアスは武器・火器類も新しいものは開発製造されなかったが、百式は外部接続の単独強化ランチャー「メガバズーカランチャー」が支給されたがあれはまったくおそまつなものであった。なんなら使おうと思えば、Zガンダム、マークⅡ、リック・ディアスだって使えたかもしれない。

アナハイム・エレクトロニクス社はグリプス戦役でサイコミュの開発は遅れていた。だからZガンダムにも簡易式のバイオセンサーしか取り付けられなかったのだけれども、シャアはモビルスーツに対してのこだわりは人一倍強い癖に百式自体をフルモデルチェンジと言わなくともマイナーチェンジするような要求をアナハイムに対して行わなかったのだろうか?

だが百式はハマーンのキュベレイに対してあそこまで戦って、ボロボロになったが原型をとどめて大破はしなかった。

ということは百式に簡易型バイオセンサーを搭載し第50話の最終戦で戦えたならば、シャアのニュータイプ能力を持ってすれば、あそこまでシロッコやハマーンに対して百式は屈辱感を味わうことにはならなかったはずだ。


シャアがゼータやスーパーガンダムに乗っても面白かったはず

シャアが唯一ガンダム乗ったのは第5話「父と子・・・」でカミーユの父フランクリン・ビダンがリック・ディアスのクワトロ機をアーガマから盗み出した時にガンダムマークⅡで出撃している。

あとは第6話「地球圏へ」でティターンズの地球防衛衛星を破壊するためアポリー・ロベルトのリック・ディアスと共に再びガンダムマークⅡで出撃している。

そのどちらもパッとした戦い方はできなかった。

ガンダム嫌いのシャア。きっと乗ってても不快感極まりなかったのだろう。

しかしゼータのフェイスはガンダムを思わせない。百式もゼータと似たフェイスである。

ならばクワトロがゼータに乗るチャンスは無かったのだろうか?

アポリーやレコアでも乗ったZガンダム。

なぜZガンダムに乗る機会は無かったのだろうか?

Zガンダムがアーガマに配属されてからというものシャアはラーディッシュに乗る機会が多くなる。

ブレックス准将が亡くなってからというもの、シャアはアナハイムのメラニー・ヒュー・カーバイン会長とあったり、エゥーゴの出資者達とも会談をしていた。

とかく月、グラナダにはシャアの個人的な秘密屋敷があるような気がしてならない。頻繁に月に出かけていたシャア。これでは前線で戦う暇も無し。アクシズと接触してからというものの、シャアは主要なモビルスーツ戦から離れていくようになった気がする。

一度はZガンダムに乗ったシャアを見てみたかった思いがあります。

やはりシャアは腐っても鯛、いや腐っても「赤い彗星」なのだと。

☆最後までお読みいただきましてありがとうございます。