機動戦士Zガンダム バウンド・ドック NRX-055
パンジ「これ、こないだ届いたやつだべ、でっかいね。ガンダムだべ、やっぱり。」
俺「そうそう!期待のMOBILE SUIT IN ACTION!!シリーズのバウンド・ドックよ!今までのガンダムフィギュアで一番高かったぜ。ほぼ新品を6,800円で買ったから、あとはAmazonに残ってるのはもう一つ6,800円(中古)のと、8,000円、8,660円、8,750円、13,200円、23,580円、35,000円しかないから(10月9日時点)。メルカリは無いし、ヤフオクはボッタクリだし、楽天は全くないし、フィギュア専門店の駿河屋もあみあみも在庫無し。だから買える時に買って置かないとね」
パンジ「そんなにお前、フィギュア好きなのか…」
俺「うん。すまんね、でもパンジもフィギュアみたいなもんでしょ」
ミルク「ジローっ…」
俺「どした?ミルク?」
おおーっ!綺麗だ!ん?
俺「おい、おい、どうしたの?ミルク?バウンド・ドックに興味あるとか?」
まあ、いいや。ということでフィギュアの開封の儀式を行います。
MOBILE SUIT IN ACTION!! BAUND-DOC
何度も言っているんですが、可動式のフィギュアを購入した時には、熱湯のお湯(50〜60℃)で洗いましょう。可動部分やはめ込み部分を柔らかくする為とフィギュア自体に付いてる薬品を落とす為です。
そのまま開封して遊んだり、飾っていたら薬品のせいでフィギュアの素材であるPVC、ABS樹脂が経年劣化して、色が変化したり脆くなったりする可能性があります。
中古品の場合は尚更のこと、汚れているんで絶対に綺麗に洗うことをおすすめします。洗剤は使わなくていいです。ただ中古品で汚れている場合は、使うなら石鹸とかで良いと思います。
はい、今日は結構熱めでいきます。熱っ!少し冷ますか。
新古品でも、生産自体古いし経年劣化してると思うんで、各パーツが固くなってます。よーく関節部分を柔らかくしていきます。優しく優しくね。
俺「どうよ、ミルク、カッコいくない?このスカートの裏の部分見てよ、スラスター部分とか。イカしてるよね!」
ミルク「・・・」
しばらくお湯に漬けて置きます。
俺「ミルク...なんか勘違いしてるしょ...」
各パーツを組み立ててみよう!
まず丁寧に水分を拭き取ってから、乾かします。
これ、一番「MOBILE SUIT IN ACTION!!」シリーズの中で組み立てが困難しました。特に手の部分。右手の部分が外れやすいんです。甘いのかな?少し差し込み部が。
しかも後方部のスカート部分が長すぎて、立つのがちょっと不安定。でもZ時代のモビルアーマーとしては一番カッコイイし、一番の傑作だと個人的に思っていますね。人気のMAに上げる人が多いのもバウンド・ドックなんです。
どの方向から見てもやはり美形ですね。
モビルスーツからモビルアーマー変形させて、めちゃくちゃ慣れないと難しすぎます!Zガンダムの変形も難しいかったけど、はめ込み部分が外れやすい。内部はこんな感じで収納されます。ほんと異形のモビルアーマーで悪魔的な感じさえ受けます。
バウンド・ドッグじゃなくて、バウンド・ドックなんですよね。一見フェイスが犬っぽいからドッグなのか?と思いきや違う。
強化人間が入るコックピットには、強制的にパイロットを戦闘意志を生むサイコミュ・コントローラー・システムが搭載されており、ドックとはそれを意味するものなのかと。
強化人間のパイロットがコックピットに居なくても、サイコミュ・コントローラーで遠隔操作する機能が備わっている。基本的にはまずアッシマーから、そしてギャプランの性能を発展させた強化人間用モビルアーマーと言える。
いやあ、最高です!素晴らしい!
モビルスーツのフェイスは百式とゼータ(ネモも)以外は、全てモノアイに限ります!!
Zガンダムと百式と大きさを比べたらやはり全然違いますね、大きさが。バウンド・ドックの全高は約29.7メートルに達する。Zガンダムの1.5倍で、子供と大人のレベルですよ。さすが大型ニュータイプ専用機。
ジ・Oより全然カッコイイですよ、マジで!ティターンズの開発部はセンスがある!可変機じゃないけど、バイアランだって名機だし、アッシマーだってカッコイイ。なぜジェリドは一度も撃墜されていないバイアランからバウンド・ドックに乗り換えたのか意図が分からない。バイアランは一点物なのにどうして…。しかしそれだけバウンド・ドックに魅力を感じたのだろう。
シロッコの製作したモビルスーツでカッコイイのは、メッサーラぐらいじゃないの?あとジ・Oはずんぐりむっくりデブだし、パラスアテネは見た目はいいけど、ただの火力バカ。ボリノーク・サマーンは見た目、なんだ?これ、モビルスーツなの?って感じ。
たしかにシロッコの開発設計したモビルスーツ能力はズバ抜けてる。ジ・Oはバイオセンサー搭載だし、パラスアテネは超重火器モビルスーツ、ボリノーク・サマーンはモノアイ付きまくりの索敵能力抜群機だし、でもフィギュアとして持って置くなら、やっぱ見た目が大事ですよ、見た目。
人だって、見た目第一印象が一番大切だし。例え第一印象悪くても、人はその後見た目良くすればいい話でしょ。人は変われるんだから。
でもモビルスーツは変われない。百歩譲って、百式よりカッコイイんじゃないかなぁ?
バウンド・ドック。
あ、いや、やっぱり、百式が一番だけどねー!
不遇のニュータイプ試作専用機MA
実は実戦配備が遅れた為、エゥーゴとの戦いに間に合わなかった。それもこれもニュータイプ部隊を先導し、指揮していたバスクがノロマだったからである。
シロッコが、ティターンズ女士官から強化人間のことを聞く。
シロッコ「バスクが、強化人間を中心にした部隊の編成を急いでいる?」
ティターンズ女士官「はい、ダカールでの例の放送以来」
シロッコ「それでは遅いのだよ。数は集められまい」
そして、あのアーガマから来た女もそうではないかとの打診がありました。との問いにシロッコに「ふふふ、何を考えているのか。レコア・ロンドはまともだよ」と言われる始末。
同時期に、ムラサメ研で開発したサイコガンダムを、オーガスタ研の技術協力で開発製作した、ニュータイプ試作専用機でサイコガンダムMk-Ⅱ がある。先にバスクのニュータイプ部隊の隊長であるゲーツ・キャパ大尉が先行して、バウンド・ドックを使っていたが、ロザミアもテストする為に搭乗していたのが、このピンクというかレッドのバウンド・ドック。
他にはグレーのゲーツ機とテレビアニメ版ではない設定だが、実際に配備されたのは3機でジェリド専用機として黄と紺のバウンド・ドックもある。
このバウンド・ドックの戦果はネモ1機のみの撃墜というお粗末なものになってしまった。本当ならば最前線でバリバリ活躍していてもおかしくはない、ティターンズ最新の大型モビルアーマーなのにだ。装備は大型ビームライフルに強力な拡散メガ粒子砲、しかもサイコミュ・システムを搭載という、全くもって言うことなしの可変モビルアーマーじゃないか!
このバウンド・ドックの開発はティターンズ主導の元、ムラサメ研究所から移ったオーガスタ研究所が携わっていて型式名はNRX-055になっている。ちなみにアッシマーはNRX-044。ギャプランはORX-005、型式を見ればわかる、それぞれ開発協力元はニュータイプ研究所ということだ。
対してティターンズがシロッコに設計・開発を依頼した可変機でガブスレイとハンブラビがある。こちらの型式名にはどちらも頭にRXがついていて連邦のガンダムRX-78の流れを組むが、姿形は全くの別物である。
この機体バウンド・ドックには4名が搭乗しており、ロザミア・バダム、ゲーツ・キャパ、ローレン・ナカモト(キャパと相席)、そしてロザミアがサイコガンダムMk-Ⅱに乗ると、ロザミア機はジェリドへと引き継がれた。
ジェリド兄貴はバウンド・ドックというティターンズの最新鋭機を手にしたが、Zガンダムをも凌ぐ性能を活かせず、機体に致命傷を受けていないのにも関わらずにカミーユのビームライフルが当たり体勢を崩して、撃沈寸前のラーディッシュに墜ちて戦艦もろとも爆破するというあっけない死を遂げた。
これはバウンド・ドックのモビルアーマーとしての格を下げる行為だった。それゆえ印象深いゼータ時代を代表する可変機MAとなったのだが…。
第42話のバウンド・ドックを撮影
名シーン再現はこれからとして...。
対ビームコーティング、Iフィールド発生装置があったのか?ないのか?あってもおかしくはない。百式のビームライフルを直撃しても跳ね返していた、ロザミアのバウンド・ドック。
しかしゲーツ機は百式のビームライフルが貫通する。やはり強化人間のなせる技なのだろうか?
(奥はどこが強化されたのか分からないゲーツ・キャパ)
カミーユ「なんだこいつ、変形もするのか!」
カミーユ「やめろ!ロザミィ、君は僕のお兄ちゃんなんだ!」
クワトロ「どうした!カミーユ撃て!」
カミーユ「駄目です!僕には撃てません!」
クワトロ「それが出来なければお前が死ぬぞ!」
ここのシーンのBGMは「宇宙に駆ける/ゼータの発動」です。
いいですね、最高です!
まだまだ遊べるバウンド・ドックです。何度も変形させてみれば簡単に出来るようになるかも。
こう見るともうグラブロですよね。カブトガニだ。ジオンの技術も利用応用し、グラブロとジオングも参考にして作られたというバウンド・ドック、さすが名機です。いい買い物をしました。
☆ここまでお読みいただきましてありがとうございます。