ヘリコバクターピロリ菌 内視鏡検査してきた
謎の痛み。
みずおちにかけて、右胸痛の為に近くの内科に受診することに.......それが朝ベッドから身体を起こそうとすると起きれない程の激痛で、打撲してるような痛み。あばら骨の内部が痛い。
骨ではない。何もぶつけた覚えもないし、あの天井から2階の住人の水漏れ事件から突然痛みが発生した。
あれから1週間と1日過ぎても取れない痛み。
病院嫌いな私だが、これは仕方がない。病院に行くか…と決めた。これは内臓ではないだろうか?しかし総合病院だとたらい回しになりそうな予感がしたので近くの内科に行ってみた。
すると、そこの先生に問診と触診してもらったところ「うちでは見れない」と言われてしまい自分である程度大きな病院を探して、この右胸の激痛をみてもらうことになった。
それにしても「うちでは見れない」って言われたら怖くなってきた。
初診で訪れた「北楡病院」当然一日がかりになるがイライラしないで、痛いけど我慢してなるべくリラックスするようにしてニコニコする。
まず採血した。
その後90分弱待ってから診察室に呼ばれた。
指示医の先生と対面。問診と触診。そして血液検査の結果について説明を受ける。高いといえば、総コレステロールと中性脂肪、あとはガンマGTPが135。血糖値が若干H。
これを見ただけでもう酒を飲むのはやめた。最後に飲んだのは叔母が亡くなった時のお通夜と告別式前夜。
それだけの痛みがあるということは、先生にあとは胆石と胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性があるかも知れないとのことで「CTをとりますか?」と聞かれた。
CTはなるべく受けたくない(見なければ分からないのだったら仕方がない)ので「エコー検査お願いできませんか?」と言ったが、エコーの予約がびっちり埋まっていて来週か、再来週になるという。CTも予約で埋まってるらしい。
しかし先生に頼んで緊急でエコーを無理矢理、内線電話を入れてもらいすぐに2階内視鏡室へ行くことが出来た。緊急ならば受け付けてくれるのか…ここまでまったく不満のない病院。
初めての超音波検査用ゼリーをお腹周りに塗られた。暖かかった。左側や背中も音波を当てられたが、痛い。
エコー検査後、再び1階の消化器内科待合室で待った。呼ばれて診察室へ入り、先生の説明を受けながらエコー画像を見る。特に目立ったところはなく肝臓も良好、脂肪肝は無いし、胆石も無い。胆嚢にポリープが2mmあるが大きさは一般的らしいので問題無し。でも「取りますか?」と言われたがお断りした。
次は内視鏡へと移ることなり、自分の家系を言うとピロリ菌がいるのは濃厚とのことで内視鏡検査へ移ることとなった。先生も原因を突き止めるために段階を踏んで調べて行きましょうとのことで、消化器系の胃薬と内臓の痙攣を抑える薬を貰って帰宅。
内視鏡検査の予約は4日後。
痛みは続く.......
さて本日14日内視鏡検査、鎮静剤使用のために今日は仕事を休んだ。ピロリ菌がどの程度いるのやら…。ピロリ菌と除菌の戦いだ。
実は子供の頃から胃痛持ちで胃腸がとても弱い。
親父の小樽の実家に赤ちゃんの頃住んでいた時、その家は井戸水を使用していた。母は満州生まれ、親父の母(ばあちゃん)に口移しでものを食べさせられたと母に聞いた。その写真もある。
母は5年前に胃がんのステージ4で亡くなった。弟は逆流性食道炎に悩まされ、それはピロリ菌が原因であり医者からピロリ菌の除菌を勧められて100%の除菌治療を成功させた。
私の胃にもいるだろうピロリ菌。いつも胃が病む。
下痢の繰り返しでブロン錠を常用するようになってから下痢が止まった。その代わり鬼の便秘症に悩まされる。
ブロン錠を断ってから、また再び下痢症に戻った。
どうしてもお腹が減ると胃が痛い。食事をすると一時的に胃痛は治まるけど、数分たつと腹部膨満感でゲップが出まくる。気持ち悪い。
「これは絶対ピロリ菌の仕業だろ!」
検査は胃潰瘍、十二指腸潰瘍の疑いによる内視鏡検査とヘリコバクターピロリ感染、尿素呼気試験をやることに。
内視鏡カメラは口と鼻からどちらにするか?聞かれたが、即「鼻からお願いします」と言ったけど、大丈夫か?初体験.......ドキドキ。
鼻麻酔と不味いと言われるドリンクを飲んだ。でもヨーグルト味で美味しかったといったら…看護師さんは笑ってた。
鼻の中にさらにゼリーっぽい麻酔薬を注入されて鼻から喉にかけて、感覚がボワーっとしてきた。
そして診察台に寝て体左側を下にして横になった時、看護師さん達が俺のリュックを見て「あ、アフラックだ!」「加藤さん色んなもの付けてかわいいね〜」とか言われて、ほんとここの病院今まで嫌な看護師さんや先生はゼロ。感じが(・∀・)イイ!!
看護師さんが鎮静剤を右腕に注射。「痛いから我慢してね」と言われたが、うん結構痛かった。その後先生が来て、俺の鼻から細いビデオカメラが装填されているファイバーをゆっくりと入れていく、「あれ?.......全然苦しくない…」口から唾液も出ない。オエッともしない。
少し上を見て、モニターが見えたので自分の胃の内部をチラッと見ることができたが、苦しくなったので顔を下げた。胃と十二指腸の一部組織を2つ生検のために取った。取られた時に胃のあたりが「プチッ」って体の中でいった。
その後看護師さんが「鎮静剤が効いてるから、30分間くらいベッドで休んでてね」言われてボーッとしてた。なんか胃が痛い。プチッと組織をとられた時の痛みかなぁ。
30分後内視鏡室の診察室に呼ばれて、尿素呼気試験をやることに。
13C-尿素を含んだ検査薬を飲む前に容器に息を吹き込んで呼気を調べる。検査薬を飲んで20分位待つ。
その後また別容器に息を吹き込んで終了。
尿素呼気試験とはピロリ菌の産生する、ウレアーゼが胃内の尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解することを利用して、呼気中の13C-二酸化炭素の増加を測定する方法で、体への負担がなくて精度も高い検査法みたいですね。
さて、指示医の先生に診察室へ呼ばれた。
さて、ドキドキ…ピロリ菌はいたのか?
なんと!陰性!
先生と内視鏡の動画を一緒に見たがどうやら綺麗な胃のよう。自分で見ても綺麗な色をしてる。びらびらは多少あるみたいだけど。胃炎らしい場所は少しあるようだが、「加藤さんは、ピロリ菌は100%いません」と言われた。
まじかー。ビックリ驚いたわ。
先生に聞くとピロリ菌がいても、大人になって自然消滅する場合もあるらしく、親兄弟がピロリ菌保菌者でも本人にはピロリ菌がいないというケースは結構あるようです。
しかしこれで右胸脇腹の痛みの原因が分からなくなった。先生に相談すると「あとは整形と呼吸器科よね」と言われ、「セカンド・オピニオンで総合病院ご紹介しましょうか?」
うーん、今のところこの病院に不信感はない。ということで、このまま北楡病院の整形外科を予約してもらうことにした。
それでも原因が分からなかったら恵友会に行くしかない。なるべく近い病院がいいし…。
事務の人に17日に整形を予約してもらい、24日に生検の結果でまた北楡病院に行くことになった。
そしてあまりにも痛いのでボルタレンを処方してもらった。そして昨日の昼から絶食してたのでお腹が減って帰宅後、卵を入れておじやを食べた。
美味かったー。
やはり、病気は神様からのお知らせ。
必ず自分の中に間違いがある。病気は体の中からやってくる。体の免疫力が高い人や普段から生活リズムを整えて運動したりして意識レベルの高い人は外から病原菌がやってきても病気にはならない。
病気は100%自らの責任でなっている。
病気を治すのに、食事で15%。身体を温めるとかぬるめのお風呂にゆっくり入るとかで15%。約70%は以上考え方。
考え方で病気が治る。不摂生な生活をしてたり自分は病気だと思い込んでいる人は病気になって当然である。
病は気から、気のせいである。考え方を変えれば病気は治る。
ただお医者さんや病院や薬が駄目だとは言わない。
やっぱり一人さんの言う通りだ。私も病気ではない。今回この痛みは本当に神様からのお知らせであり、考え方をかえよ、改めよ!と言われてることを知ることができた。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。