悪魔の麻薬 ベンゾジアゼピン
今日は新月🌑
だというのに悪魔の薬の話である。「だって書きたいんだもん!」
「だめだこりゃ!デーデーデーデッ!」
さて、私自身睡眠による不眠は小さい頃から悩まされてきた問題である。
そこには夢が関係しているのではないか?自分は夢を見ない事はまず無い。眠っている間はほとんど半覚醒状態だ。朝起きたら寝た気がしない。それは無呼吸症候群でもない。幽体離脱も体験したことがある。
人の脳は肉体的に酷く疲れる、または寝ないでずっと我慢しているだけで、睡眠薬など使わずに自然に眠ることが出来る。
「眠りたい...眠りたい...眠れない...眠れない...どうしよう...どうしよう...明日の仕事...」と勝手に思い込むから眠れずに薬に頼ることになる。
肉体労働をしている時は不眠などの悩みはなかった。不眠に悩むのは18歳で就職するまでの幼少期から高校生の間と、パチ屋の班長をしてから、かれこれずっと今までの期間である。
肉体労働をしていた期間は19歳から23歳までの5年間は全く薬とは無縁だった。しかし23歳の後半に酒に溺れて酒だけでは飽き足らず、昼間の現場ではどうしても夜に飲んだ酒が残るようになり、「昼間仕事の時に元気になる方法はないものか?」と覚せい剤に興味を持ち、同時期の職場に大麻を愛好する後輩が入社して来て、仲良くなり一気にヤクブーツロードを歩むこととなった。大体酒(アルコール)自体薬物なんだが。
そしてその後、自宅で大麻の種を発芽させてしまうという違法行為を行うことになる(時効ですよね…)。
ブロムワレリル尿素
初めて睡眠薬をつかったのは当時市販で唯一睡眠薬として効果を示す、佐藤製薬から発売されていた「リスロンS」である。ハマりはしなかったが、危ない市販薬でしかなかった。
この市販薬、ブロムワレリル尿素を使用した精神鎮静剤で、80年代に「咳止め乱用者」なども社会的問題になり、根本的にこれらの市販薬を長期連用や乱用目的などに使用する者が多かった為販売中止となった。ブロムワレリル尿素を大量に服用、オーバードーズすることで死に至る。自殺目的に使う者もいた。
今は僅かの量のブロムワレリル尿素を使用している市販薬は、伊丹製薬から発売されている「ウット」だけであるが、高価なだけでほとんど効果はない。
ブロムワレリル尿素は耐性(連用すると薬の効果が効かなくなる)がつきやすく、中毒性もかなり高い。
過去にこのブロムワレリル尿素を大量に服用して、意識を失うまでの自らが死ぬまでの過程を大学ノートに書いた、学生の話が話題にもなった位である。
この自殺に失敗したら、カ〇ワで死ねずにベッドで生きながらえるという最悪のシナリオが待っている。薬をオーバードーズして自殺するのは、簡単に死ねるか?と思いきや苦しみが当然待っている。救急で運ばれ胃洗浄なんかやってみろ、自分だけじゃなく周りの人達にも迷惑をかける。
はて、そうなると処方箋の薬の方が効果は高い。睡眠薬や向精神薬を求めるには精神科や心療内科、メンタルクリニックに行かなければ処方はされない。しかし、「デパス」という薬は内科や眼科でも処方される。だから目が見えにくとか、腰痛とかで出す医者もいる。
ベンゾジアゼピン系の危険性は?
日本で使われる睡眠薬は大抵ベンゾジアゼピン系の薬に行き着く。デパスもベンゾジアゼピン系の薬であり、その他向精神薬に含まれていて鎮静、催眠、抗不安、筋弛緩に作用されている。このベンゾジアゼピン系が曲者で、長期連用は非常に良くない。実感してよく分かった。ほんと良くない、うん。
ベンゾジアゼピンの化学式
ベンゾジアゼピン系の薬とはベンゼン環とジアゼピン環が中心となる化学構造を持つ向精神薬で、ベンゾジアゼピン系の薬は乱用性中毒性を国際的に指摘されているために、大体のベンゾジアゼピン系の向精神薬は日本でも麻薬及び向精神薬取締法の第3種向精神薬に指定され、薬事法では習慣性医薬品に位置づけられている。
しかもジェネリック薬品は正規の薬とは別物(一部添加剤)で薬剤界では"ゾロ品"とも呼ばれてる薬だ。タバコで言えばセブンスターとわかばの違いと似たようなものである。
わかばやECHOはセブンスターやメビウスなどに使用されている良質でない、タバコの葉の中から除かれたもので作られているから安い。
ジェネリックでは薬剤の名称が様々ある。例えば「デパス」であれば「エチゾラム」。「サイレース」であれば「フルニトラゼパム」。
薬品名の後ろに「ゼパム」「ゾラム」がつけばそれはベンゾジアゼピン系の薬である。
日本オンブズマンパースン会議にベンゾジアゼピン系の薬害について厚生労働省に対して「使用上の注意」の改訂に関して意見書を提出してますが、相も変わらずで...。
http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=943
ベンゾジアゼピン系の薬を常用していると、長期的な服用による有害作用が起きてくる。それを回避する為に催眠鎮静用途として、非ベンゾジアゼピン系の薬が出回り始めた。それに代表されるのが「マイスリー」(ジェネリックでは「ゾルピデム」)などである。
非ベンゾジアゼピン系の危険性は?
非ベンゾジアゼピン系の化学構造はベンゾジアゼピン系とは異なるものの、薬理作用的には同じ効果を示す。なので基本的にこちらも薬事法では第3種向精神薬に指定されており、習慣性医薬品である。他にはアモバンやルネスタなどもある。
ベンゾジアゼピン系の離脱症状や依存性というものを改善されたものであるが、結局のところ睡眠薬という位置は変わらないようである。
以前にゾルピデムを処方して貰っていたが、メンタルクリニックの担当の先生は減薬してゆくのに、フルニトラゼパムとゾルピデムを比較して、ゾルピデムを止めていこうと判断した。そこには違和感を感じ得なかった。
バルビツール酸系の危険性は?
もうひとつ、バルビツール酸系というのがある。これはベンゾジアゼピン系よりも毒性が高く一般の病院での選択肢には一切ないようだ。効果としては強い。欧米では安楽死協会で推奨されてる薬でもあるし、極めて古いタイプの薬である。そのため連用や常用は控えなければならない薬剤系である。
作用は大脳新皮質と脳幹に直接作用して、睡眠作用・鎮静作用を促す。だから効果としては強いし、ちょっと怖い。脳幹にって…。よっぽどてんかんや重度の睡眠障害を抱えている患者にしか使用されないようだ。
短時間型、中間型、長時間型とベンゾジアゼピン系にもあるように、使用用途が別れている。短時間型はペントバルビタール(ラボナ)、中間型はアモバルビタール(イソミタール)、長時間型はフェノバルビタール(フェノバール)など。これも後ろに「バタール」「ビール」がつく薬品名はバルビツール酸系の睡眠鎮静剤と見て良い(カッコは商品名)。
バルビツール酸系は睡眠障害を改善限定に使われるもので、中期・長期治療薬には向いていない。なのでその際にはやはりベンゾジアゼピン系か、非ベンゾジアゼピン系の薬が使われることになる。
注射薬や散財、液剤、錠剤とあるが、全身麻酔や麻酔薬の効果を高めるために、麻酔前に服用する薬剤が主なようだ。あー、怖い怖い。怖いって、
結局のところ主流はベンゾジアゼピン系
日本の精神科やメンタルクリニックなどが処方したいのは、やはりベンゾジアゼピン系だと思える。薬剤の点数が高いからか?国がジェネリックを勧めるのにも調剤薬局への薬剤報酬の見直しや指導のせいでもある。
あとジェネリックと新薬(先発医薬品)は効き目、安全性、品質といったところは全く同じであり、しっかりと国の基準、法律に基づいて製造、販売されてあると厚生労働省は言っているが、そんなこと...
信じられるかよ!
ベンゾジアゼピン系というのは先のご案内の通り、ベンゼン環とジアゼピン環が合わさったものであるが、そもそもベンゼン環とはなんぞや?
ベンゼンというのは芳香族化合物というものであり、それはフェノールやトルエンといった有機化合物なのです。原油に含まれる、つまり石油なのである。「環」がつくのは炭素原子六個が作る、平面六角形の構造になっているからである、別名ベンゼン核。
そう、睡眠薬という薬剤のほとんどは油から出来ていて、人間が長期間飲んではいけない食してはいけない最悪なマ〇クやケ〇タよりもっともっと悪い油、要はガソリンを毎日飲んでいるようなもんなんです。
今や、メンタルを病んでる人ばかり、精神科やメンタルクリニックは常に定員が溢れる状態で、予約待ちも多かったりする。また病んだフリをして薬を貰っては捨てたりしている人も多い事実。
何故か?それは社会的弱者のフリをして保護をして貰おうという考えからきてる。貧困ビジネスにも繋がり、国の社会福祉医療費の財政圧迫にもなる。
昔は新大阪はずれの公園に生活保護者のおっちゃんがいて、眠剤や向精神薬を売っていた。俺はそれを買ったこともある。今でもそんなのあるんじゃないすか?
身体に悪いと思っても繰り返し飲んでしまったら、それはいくら国が認めた処方箋であっても、危険な麻薬である。
結局自分の身体の健康を守るのは自分でしかない。
医者にはたよるな
☆ここまでお読み頂きましてありがとうございます。