kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

【ディスカバる】想定サバイバる

日々の生活の中でただ生きていくことに、人は疑問を感じて「なぜ生きるのがこうも苦しいのか?」と絶望に陥る場面は多少なりともあると思います。

のんびり平和は良いのですが、平和ボケしてしまうと毎日生きていることが当たり前のことだと勘違いしていくのでしょう。

そこには、普段呼吸ができること、食べることができること、睡眠ができること、身体を自由に動かすことができることなど、当たり前の幸せに感謝することを忘れているからだと思います。

本当に今が平穏で感謝しかありません。ありがとうございます。

もし大災害が起きたりしたら?大地震ライフラインが寸断されたら?そうなった時に、私たちが普通に生きることの有り難さを神に感謝することでしょう。

台風15号で千葉県とその周辺地域が大被害を受けました。特に千葉は大規模停電が起きるなど、暮らしにもっとも必要な電力が途絶え、全面復旧は13日以降にもなるといいます。

この日本のように平和な都市生活で、電気もガスも水道も存分に使えて、食料も不自由なく雨風寒さから凌げる住宅に住める。それが突然なくなると…

もし全てがなくなり人が過酷な状況で生きる事態が起きた時、それは自然の圧倒的な力によって現代人は恐らく、生きるのが辛くなり死にたくなるでしょう。

もし核戦争、小惑星の衝突、急激な気候変動による人類文明の終焉などが起きて、ライフラインが寸断され、各国の政府機能も停止したとします。情報も得られずに最低限のラジオ放送すらも流れない。電力も供給がストップするから、灯りがつかない。

人が居なくなった原子力、火力発電所は大変なことになることでしょう。

負傷者が近くにいたら助け合わなければなりません。 しかしその状況が長期化すると、都会なら人々が暴徒化することを予想しなければなりません。その暴力から自分自身や家族を守らなければならないです。

逆に田舎や農村部の方が生き延びやすいかもしれないですね。都会に慣れた人間ほど弱くなってしまいます。クライシスが起きた時、最初の敵…それは人間であるのかも知れません。人間同士の物や人の奪い合いが始まると思われます。

1945〜1950年にかけて太平洋マリアナ諸島アナタハン島で起きた、アナタハンの女王事件などが想定されます。

過酷な環境での人間が受けるストレス実験など、結果のほとんどが最初は統制が取れていたとしても、それが長期化すると非常に難しい問題が起き始めます。

人間も自然に生きています、自然は時にとても残酷なことをするんです。

その時には人間、動物としての生きる力が必要になってきます。食物連鎖のトップに立つ人間ですが、大自然の中では無力です。


実践へ向けてロープレしてみる

イメージとしては、世紀末で都会は漫画「北斗の拳」のザザンクロス(日本の関東地方)のような状況を考えてみます。もっと酷い状況を想定すると無人島生活のような環境です。先程の孤島アナタハン島のように。

人間が生き残るために、まず必要なのが水と食料の確保です。

ここでは一般的な量をあげていきます。

人が一日に必要な水の量は1〜1.5ℓです。水は絶対必要です。脱水症状になると頭痛、嘔吐、意識障害や痙攣を起こします。3日水分をとらないと死に至ります。

また食料ですが、成人は一日に必要なカロリーを約1,800〜2,000kcal必要とします。ある程度食べなくても身体の脂肪を燃やして生存出来ますが、生命維持の為には長い時間消化器官を空にするのが問題なのです。

災害用の水のペットボトル、保存食料缶詰などを持っていても世紀末状態だと、所持している分はおそらくすぐに使い果たすでしょう。

残りは自然から頂かなければなりません。

水は細菌に汚染されていない浄化した水が必要になってきます。湖や川の水をそのまま飲むのはリスクが高いです。

安全に飲むならば煮沸消毒するか、土や砂、木炭を使った濾過装置を作りたいところです。一番確実なのは沸騰させて飲むか、雨水をためて飲むことでしょう。自分は浄水器の会社に勤めていた過去があり、浄水器の分解や組み立てなどもしたことがあるので、濾過装置は作れると思います。

次に水を沸騰させるには火が必要になってきます。火は明かりにもなりますし、人類が一番最初に見つけた文明を開くための第一歩となったものです。人の社会文化的な進化は火を使い始めてからです。

火を使って魚や肉、野菜を加熱することで高い栄養価を得ることができ、ヒトの大脳は進化してゆきました。

水を運び移動するときには重量があるので、人力で運ぶ際には体力が要ります。汗をかくのでその分の水分も必要ですし、身体を動かしたことによる消費カロリーを考えなくてはいけません。仮にガソリンがあり車やバイクで運べる場合は良いですが。

火をもって移動する方法も考えておきます。まだ残された文明の利器があって、ライターなど簡単に火を起こせる道具があればそれはとてもラッキーな事ですが、火花さえ起こせない状況だと困ってきます。火を起こす方法を考えなければなりません。

ボーイスカウト経験や軍隊経験者でも火を起こすのは大変な作業です。乾いた木を使って摩擦をおこして熱を発生させて、煙をおこして火口に火を付けなければならないです。自分は経験がないので、今秋でも山にこもって火を起こす練習をしたいと思います。

弓切り式か労力の少ないマイギリ式になるでしょう。未経験で見様見真似たとしても、その場の環境や火起こし器を作る材料を、森林から確保するとなると困難を極めます。

100円ショップがあって工具や木の材料など揃えれば火起こし器は簡単に作れそうですが、その材料を自然から用意して一から作るとなれば相当悩まされそうです。

そうなると次にナイフが必要になってきます。文明の刃物がないとするなら、硬い石を探して鋭利にする必要があります。石についての知識が必要になります。

ここでは知識がない条件で考えます。ここまできたらサバイバルにうんざりになるでしょうが、まだまだ苦難はこれからです。

そうなるとなるべく一番硬い石を探すことになるでしょう。石と石を叩き合わせて割っていきます。最終的に硬く尖った状態になり、草木を切断出来るような石であれば成功でしょうが、石を探して研磨するまでが大変でしょうねぇ。

次は一夜を明かす休息場所、シェルター作りです。そのサバイバルの時期が夏なのか?冬なのか?または地域によっては気温差も考えなければなりません。暑さは熱中症を招きますし、寒さは低体温症で死につながります。

車などがあれば車内で休息出来ます、また廃屋や建物があれば、これも有効に使えますが安全性の確保が必要です。

敵に襲われないためにも予防線は必要です。敵とは野生動物、または暴徒化した人です。

周囲に何も無い場合、木を切ったり葉を取って集めたりして、寒さを凌ぐ寝床を作らなければなりません。もうここまでいくと、かなりの知識とサバイバル経験が無いと途方に暮れるでしょう。

ここまで書いてきて、想定サバイバルを考えていくのでも、なんだか生き残るのに相当辛くなってきました。

だだ山にシェルターを作れば人間より、日本であれば最大の野生動物クマ、または蛇やシカなどに警戒しておけば良いと思います。

そして、安全を確保してから食料でしょう。

良質なタンパク質を摂るためには、狩りや魚を捕ったりすることも必要になってくると思います。木の実、野草やキノコなどは食べられるかどうかの知識が必要になってきます。

もう虫なんかは気にして居られない状況になりますね。しかし、ダニや蚊、スズメバチなど害虫を避けなければなりません。トイレの場所とかも決めなければなりません。生き延びるのが前提なのですが、やはりある程度清潔に過ごすべきでしょう。

実際、このようなサバイバル状態になる直前、如何に文明の利器をどれだけ手元に残しておけるかが、有利に生き残れる鍵だと思います。

だから常に準備は必要だと思いますね。

スイスではあらゆる建物の地下に核シェルターが存在するらしいですね。スイスでは地球に大きな危機が起きても、生き残る人が存在可能かも知れません。

しかし人智では測りきれないものなので、核シェルターだけでは生き残れないかもしれません。

さて、来月は長く住んだ札幌を離れまして山ごもりの予定をしておりますので(笑)。そこでサバイバル生活の訓練を行い、ブログで紹介出来たらこれ幸いだと思います。

とりあえずエドも良いけど、べアニキは最強だと思います。

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