kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

ロシア産の鶏肉輸入解禁?

日本政府がロシア産の生鮮鶏肉の輸入解禁を検討しているという。

G20大阪サミットを控えたロシアとの首脳会談によるものらしいが、そのようなことをして日本に利があるのか?国民を無視した国益を損なうような勝手な動きはやめて欲しい。安全保障上アメリカとの関係があるのになぜロシアの機嫌を伺わなければいけないのか?

安倍総理はアメリカのトランプ接待、先日のイランとの首脳会談、そして今度はロシアのプーチンといい顔し過ぎである。どこつかずの外交はやめるべきである。

先日20日にロシア軍のTu-95爆撃機の領空侵犯で自衛隊機のスクランブルの一報、さらにプーチン大統領の北方領土においてロシアの国旗は降ろさないという事実上、「北方領土は返還しない」という強いメッセージが出たのにもかかわらず、日本政府はロシアの言われたことをそのまま飲むつもりか。

どこまで無能なのだろうか?安倍総理は。この国はアメリカに蹂躙されて、ロシアの言いなりにもなる。

もっと毅然とした態度で外交を行うべきではないか?領空侵犯されても何をされても、外務省はたいした抗議はしない。中露は日本は何をしても怒らない国としか思っていないだろう。お人好し過ぎないか?もう甘い外交はやめて欲しい。

ただでさえ安い食肉をブラジルやアメリカから輸入しているというのに、ロシアからの輸入解禁などしたら日本の養鶏農家を潰し、国家の食料自給率がさらに低下してしまうではないか。

この国の総理大臣と国会議員と官僚はいったい何を考えているのか?

2017年3月17日ブラジルの一部食肉加工場が食品衛生基準を満たさない食肉や食肉加工品が国内外へ販売されていたという問題が発覚し、日本他輸入国は直ちにブラジル産食肉の輸入を停止したのは記憶に新しい。

ロシアという国は日本への情報がほとんど入って来ない国。情報統制もされていて極めて危険な国である。

チェルノブイリ原発事故の時にはロシア政府はわかっていながら、汚染された肉や牛乳、パンなどを自国の国民に食べさせていたのである。

ロシアの食品に関する衛生管理については今なお現在においてもグレーであり不透明だ。あのような国から食肉輸入などはなはだ疑問である。

仮にロシアからの鶏肉輸入解禁の代わりに、再度北方領土問題を考えるとプーチンが言ったとしても、ロシアは絶対に返還には応じない。

絶対に返さない。返すはずがない。

プーチン政権は現在ロシア国内での支持率が低下している。求心力を失いつつある大統領が日本に対して領土問題について譲歩するはずがない。

22日ロシア国営テレビでプーチンは「ロシア政府が策定した南クリール諸島(北方領土)を含む極東地域の大規模な開発計画を実現していく」と発言した。また空港など建設し「インフラも整備していく」としている。

北方領土問題におけるロシアの強硬姿勢はラブロフ外相が度々発言しているが、これが新たに大統領の発言となるとこれは日本側へのただの牽制だとは思えない。

<追記>

本日野党が参院・本会議で安倍晋三首相の「問責決議案」を提出し、立憲民主の福山哲郎と白真勲、国民民主の大塚耕平、共産山下芳生らが賛成の立場で発言非難していた。

全て見たが、国会プロレスじゃないか。何をしてんだ?日本の国会は。

もちろん数の論理で否決されたが、明日25日にも野党5党会派は衆院で「内閣不信任案」を出すという。

まともな野党ではないこの議員らは、もはや国民の代弁者ではないことは歴然である。問責決議案や内閣不信任案など出す暇があるならば、与野党で議論を深めて法案協議を進め、もっと日本の未来を考える先を見ようと考えないのだろうか?野党5党会派などバラバラな政策しか持たない、パフォーマンスだけをする野党議員、立憲民主党などは即刻全員辞めてしまえ。

旧民主党を主体とした野党には本当にウンザリである。野党結束して連立政権構想して政権奪還などとは空恐ろしい。

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