メガドライブミニ 収録された 3タイトル
メガドライブミニで注目のタイトルと言えば、個人的に「バンパイアキラー」「コミックス・ゾーン」「魂斗羅 ザ・ハードコア」の3タイトルだと思います。
全部で42タイトルものソフトを収録したセガのやる気はやはり凄い!任天堂やソニーなんてダメでしょ。スーパーファミコンミニは21タイトル、プレイステーションクラシック(プレステミニ)においては20タイトル。
しかも大作で有名なタイトルばかりだから「ああ、懐かしいなぁ…」くらいにしか感じられない。
先日6月21日に発表されたPCエンジンミニの収録タイトルは現在6本発表されているが、その他のタイトルはまだ未定。発売日も未定で発売するのはコナミ。懐かしのタイトルを沢山入れてほしいものですが…
メガドライブミニの良いところは、スーファミやプレステなど有名でなかった、マニアックなセガのメガドラゲームをプレイ出来るところにあります!
時代は家庭用ゲーム戦国時代の1988年〜日本国内でのセガ・メガドライブハードの出荷数はNECのPCエンジンをある程度上回る位で、圧倒的任天堂のスーパーファミコンの後塵を拝することになる。
セガマークⅢ時代からファミコンに負け、メガドライブもスーパーファミコンやPCエンジンに劣り、セガサターン時代もプレイステーションに負けて、最後の一手ドリームキャストもプレイステーション2に完敗と、「万年2位」「永遠の2番手」「無冠の帝王」に甘んじた、我らが最高の家庭用ゲームパートナーSEGAのハード。
それでも、セガのハードは世界一ィ!
日本国内ではメガドライブよりPCエンジンの方が若干人気は高かったと思う。それはゲームソフトの内容によるものだと思う。セガのゲームはなんか暗い。
しかし米国では日本メガドライブ版「ジェネシス(GENESIS)」の家庭用ゲーム機シェアは任天堂のスーパーファミコンを上回った。
やったぜ!ジェネシス!
PCエンジンやスーパーファミコンのソフトは、低年齢層受けするゲームタイトルが多かったんですよ。
なんせメガドライブには、エニックスやスクウェアはサードパーティーに入ってませんでしたから(現・スクウェア・エニックス)。
当時の代表的なメーカー、カプコンやナムコやコナミもメガドライブのソフトを開発するのには、なんか区別分けして制作していたような気がしましたね。
洋ゲー系のドロドロしたゲームが多い、セガの攻めたゲーム作りのメガドライブタイトルは国内で人気が薄かった。
コアなセガファンに受け入れられたメガドライブ。今でこそ、あの当時のダークでマイナーだった大人向けのゲームを楽しむ時が来たのである!
今日の紹介する、この3つのゲームはメガドライブのタイトルでは、べらぼうに高騰化している。コミックス・ゾーンの平均相場価格は約5万~8万円。魂斗羅ザ・ハードコアも5万~6万位。バンパイアキラーも大体同じ位。今回メガドライブに収録されたことで価格の下落はあるか?
無いと思いますね。
なぜならば、メガドライバーと呼ばれるコアなセガファンは(私も含めて)、箱入り説明書付きのカートリッジ入りパッケージが欲しいんですよ!だからこの3タイトルをプレイするにしても、いつかは中古でいいんで実物の完成されたカートリッジを手にしたいものです。いや!いつかじゃなく、嫁を質に入れても絶対に買いたい!
バンパイアキラー
メーカー:コナミ
発売日:1994年3月18日
ファミコン時代からの有名なタイトル「悪魔城ドラキュラ」シリーズがメガドラ版として、セガアレンジで作られた秀作であります。
物語は1914年の設定で悪役はドラキュラ伯爵ではなくて、なんとあの殺戮の血の伯爵夫人エリザベート・バートリーなんですよ!
エリザベート・バートリーの事件については興味深く 、私も以前ブログで記事にさせていただきました。
主人公もベルモンド一族ではなくジョニー・モリスとエリック・リカードと設定がまるで違い、ゲーム性もアクションゲームとしてもBGMも極まっているが、グラフィックなどゴシックホラー感は「悪魔城ドラキュラ」や「悪魔城伝説」には届かない演出となっていて、少し寂しい感じはするかも知れない。
魂斗羅 ザ・ハードコア
メーカー:コナミ
発売日:1994年9月15日
魂斗羅はとかく名作であるが、メガドライブに登場するということで発売日には興奮したものである。アクション好きなら絶対にやった方がいい魂斗羅。
メガドラ版の魂斗羅はライフ10残機制、4人のキャラ選択、コースの分岐による選択制といった要素が追加されている。ゴールデンアックスⅢもコース分岐によるアクションゲームだったが、これも名作である。
メガドラソフトでは珍しく死にずらいルールによりプレイしやすく、初プレイでも白熱する。しかもコース分岐、4人の能力異なったキャラクター選択のおかげで何度も楽しめるようになっている。
バンパイアキラーと同じく「コナミ」の作品であり敵ボスは多関節キャラが登場し、“メカ”や“エイリアン”といった中ボス、ラスボスを巨大銃でなぎ倒すパワープレイゲームで、16BITパワーを極限フルにまで生かしたグラフィックとサウンドは衝撃的だ。
この魂斗羅 ザ・ハードコアはプレステ2の真・魂斗羅に受け継がれた作品である。
コミックスゾーン
メーカー:セガ
発売日:1995年9月1日
このゲームの面白いところは漫画の枠の中で戦う漫画家といった設定であります。アメコミの漫画枠をぶち破りながらコマの中を飛び回り、破壊していくのはいかにも爽快なんですね。
今でこその楽しめるゲーム性でありますが、当時は斬新過ぎて(セガの御家芸)世に出るのが早すぎたソフトで、当時は「なにこれ?」的な感じでゲーマーに受けいられなかったのか。
洋ゲーテイストがそうしたのか?
うーん、メガドラ末期に発売されたソフトでもあり、出荷本数がなんとたったの800本という激レアソフトになってしまった…。
メガドライブミニに入れて欲しかったタイトル
エクスランザー、ジェネラル・カオス・大混戦、リスター・ザ・シューティングスター、エイリアンソルジャー、ライトクルセイダー、ジ・ウーズ、などこれらはメガドラ末期の出荷数が少ない激レアタイトルだ。
それと、今は亡きゲームメーカーUPRの「宇宙戦艦ゴモラ」とホット・ビィの「鋼鉄帝国」ね!
あとクソゲー代表「ソード・オブ・ソダン」とか。
まぁ、激レアタイトルばかり入れても当時の任天堂ゲームファンや、ソニープレステゲームファンの食い付きも悪いだろうから、比較的メガドライブでもメジャーどころを入れなければいけないというのはわからないでもないですね。
メガドライブミニも興味ありますが、私は実機を持っていますのでそれで良いか?とも思っています。
いやー、ガントレットは面白いですよ。入ってませんでしたね、ガントレットは。
しかしメガドライバーコレクターとして、この3タイトルのカートリッジは絶対に欲しいですね!
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