kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

F1 2019 Hungarian GP Winner Hamilton

ハミルトンファンの皆さんおめでとうございます。早くも今季8勝目をハンガロリンクサーキットで優勝しました。憎っくきハミルトンめがっ…あ!すみません!


フェルスタッペンを応援しているが、実はベッテルにも頑張ってもらいたい!

今回フェルスタッペンが自身初のポールポジションを獲って、まぁ超喜んでいた訳ですよ。

F1史上100人目のポールで、しかも93戦目の初ポールでしょ?セナの亡くなった前年のマクラーレン・フォード、ホンダとタッグを組んでいたマルボロカラーの93年を思い出させるし。

しかも1967年ジョンサーティス以来39年振りにホンダはコンストラクターとして、ハンガリーGPでジェンソン・バトンが自身の初優勝。

8月5日は本田宗一郎の命日。1991年のハンガリーGP(9〜11日)マクラーレン・ホンダのセナは喪章を着けて、決勝に挑みウィリアムズ・ルノーを駆けるマンセルの猛追を受けるが、トップでチェッカーを受けて優勝した。

何かとホンダとは思い出深いハンガロリンクサーキット。しかも低速サーキットでホンダPUとレッドブルのシャシーは合っていて速い(フェルスタッペンだけね)。

しかしベッテルは今年結婚してから元気がないねぇ。今年一勝くらいして欲しいものだ。


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最近ハミルトンが不調で、そろそろチャンピオンシップに向けて再度やる気スイッチが入ったのか、メルセデスハミルトンはとても速かった。

オーストリア、ドイツと2勝したフェルスタッペンは共にスタートを失敗している。追う展開から優勝している、だが今回彼はポールからのスタートだ。

グリーンシグナル!

レースが始まるとフェルスタッペンは好スタートも、迫るメルセデスの2台を上手く捌き、トップで周回。

ハミルトンは付かず、離れずでフェルスタッペンとは微妙な差で周回を重ねる。タイヤを労わって走っていたのか?フェルスタッペンとハミルトンは3位以下のフェラーリ2台を大きく引き離していく。

ハミルトンは極めて不気味な走りだった。フェルスタッペンは、初ポールでポールトゥウィンを意識したか?やはり追うより追われる方が精神的に厳しいのだろう。そこがまだ彼の若さを感じた。

ボッタスは1周目でフェラーリと接触し、ピットインしてから順位を下げてそれ以後は振るわなかった。

下位争いではマクラーレンのサインツが健闘し、またもやレッドブルのガスリーはマクラーレンさえも抜けない。結局最後までサインツを抜けず6位に終わった。

「フェルスタッペンの援護をするために、フェラーリを抑える」と言ってたのは嘘か?まったくやる気の無いドライバーだ。ホントにレッドブルの車に合わないなんて言えないでしょ、あんまり言うと可哀想だが。

じゃあ相性の良かったトロ・ロッソに戻ればいい。

マルコは早く判断した方がいいんじゃないか?

ここまで来るとレッドブルのコンストラクターズポイント争いでガスリーはお荷物と言わざるを得ないですよ!

先に動いたのはフェルスタッペン。26周目にピットインしてミディアムにタイヤ交換。

ハミルトンは遅らせて32周目にタイヤ交換を済ませた。

この時点で先にレッドブルを動かしてから、タイヤ交換するというメルセデスの戦略が当たっていたと思われる。おそらくレッドブル陣営は1ストップで逃げ切る作戦だったのだろう。

ハミルトンの最初のフェルスタッペンへの仕掛けは失敗、アウトにはみ出しタイヤを痛めたのか?しかし、ラップタイムはハミルトンの方が速い。49周目にメルセデスはもう一度ハミルトンをピットに入れる作戦を取りコースへ送りだす。

残り21周、フェルスタッペンとの差はちょうど20秒弱。レッドブル陣営は不穏な空気に包まれる。

ハミルトンはフレッシュタイヤで追いかけてくる。約1秒以上で詰めてくるハミルトンに対して、フェルスタッペンは驚異の粘りの走りを見せるが、タイヤは垂れて終わりを迎える。

フェルスタッペンは無線で「パワーはこれでマックスだよ、タイヤは死んだ」と言っていた。つまりもう限界だった。

67周目ハミルトンがフェルスタッペンに襲いかかり、ターン1の1コーナーであっさりと交わしていく。

直後フェルスタッペンは最後のファステストラップ狙いでピットイン、1:17:103のファステストラップを記録してポイントをプラスして2位で終えた。

フェラーリの2台のバトルの最後はベッテルがルクレールをパスして3位表彰台に登った。

期待していたレッドブル・フェルスタッペンの連勝だったが、振り返ってみてマックスの十分な健闘振りだったと言えるのではないだろうか?

タイヤが終わった状態でタイムを維持しながらの周回はさすがと言ってもいい。

若い頃ハミルトンはとても速かったが、タイヤに優しくないドライバーだった。最近はタイヤマネジメントに徹して荒い走りはやめたような気もするが。

ハンガリーGPはメルセデスの戦略がビタッとハマった格好だった。あとハミルトンはハンガリーは得意としているサーキットでこれでハンガロリンクサーキットでの勝利は通算7勝目となり、ミハエル・シューマッハの4勝をダントツに引き離す記録とした。


次戦はベルギーGP

ドライバーズポイントランキングは、これでハミルトンが250ポイント、2位にボッタスが181ポイント、3位にはフェルスタッペンが180ポイントと1ポイント差に迫る。4位ベッテルは156ポイント。

F1はこの後1ヶ月のサマーブレイクに入る。

ベルギーのスパ・フランコルシャン、その後はイタリアのモンツァとレッドブルの苦手な高速サーキットになる。

今回のハンガロリンクは低速サーキットだが、やはりストレートではメルセデスの方が明らかに速い。レッドブル・ホンダはコーナーでタイムを稼いでいる形だ。

イタリアでホンダはスペック4のPUを投入する予定のようだが、果たしてメルセデスのPUのパワーに追いつけるのだろうか?

高速サーキットを得意とするフェラーリも必ず追い付いてくる。メルセデスとフェラーリに対抗する為に、ホンダはこの夏休みの間にもっともっと汗をかかなければならないかも知れない。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。