kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

ドラゴンクエストⅡ の「王城」は名曲

ファミコンが買えなかった小学生時代。

やべー!あか男さん(id:mraka2015)の記事読んで思い出しちまったファミコンに対する秘めた思い!

ドラゴンクエストという衝撃的なロールプレイングゲームをエニックス(現スクウェア・エニックス)が発売した。

クラスメイトに金持ちの同級生がいて、新発売されたらその同級生は最新ファミコンカセットをいち早く買い、その金持ち同級生の家はみんなのファミコンのたまり場になっていた。忍者じゃ丸くん、シティコネクション、ゼルダの伝説、フォーメーションZ、アトランティスの謎、スターソルジャー、チャレンジャー...もう忘れた。

一人用プレイだけどみんなこぞって、ファミコンのドラゴンクエストのテレビ画面に集中していた。

必勝本も発売されていないまま、みんなの意見や指示で金持ち同級生が1人でプレイする。

(あー、やりたいなぁ…)

その後も周りの同級生は続々とドラゴンクエストのカセットを親に買ってもらい、教室ではレベル上げと謎解きの話題に沸き立っていた。

知らない俺はその話題に参加が出来ない。悔しかった!

任天堂のファミコンは俺にとって憎っき「悪」の存在だった、ずーっと…。だから高校でバイトが出来るようになってから、あえてファミコンではなく「SEGAのセガ・マークIII 」を譲って貰った従兄弟から、ゲームカセットはセガ・マークIIIのゴールドカードリッジを買い続けた。

そしてSEGAを愛した。SEGAは私の救世主だった。俺はファミコンは意地でも買わねー!しかし、ファミコンで屈辱的な味わいを受けたトラウマはずーっと心の奥に刻まれたのだった。


その後も敢えてゲームハードはセガ・マークIII、マスターシステム、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストと、SEGAフリークとして少年~青年のゲーマー時代を過ごした(なんだろ...この少数派を応援したい気持ちは)

しかし、あのトラウマを解消しなければならない!やっぱりドラクエシリーズがやってみたかったのだ。いくらセガの名作RPGファンタシースターであっても、あのコマンドやコメントウィンドウのセリフがカタカタでは読みずらい。だから、私は大人になってからドラクエシリーズをやり始めたのだ。

21歳の時にドラクエ Ⅰ ~ ドラクエ Ⅱ ~ ドラクエ Ⅲ までをやり終えた。そして一気に飛ばしてドラクエⅦ ~ドラクエ X (DS)をプレイしたのだが、1番燃えに燃えたのがドラクエ Ⅱ である。

すぎやまこういちが作曲するシリーズ中のBGMが、自分の中でとても秀逸だったのだ。


ドラクエ Ⅰ ではパーティは組めず、単独での冒険だったが、ドラクエ Ⅱ では一気に3人のパーティを組めるといった遥かにレベルアップしたゲーム内容もとても評価できる点だと思った。

ドラクエ Ⅱ のプレイは1度きりで中古ゲーム店で売った(他の任天堂ハードもプレステも売っぱらってやった)。しかし、あのバロック調の「王城」の曲が聴きたくて聴きたくて、たまらなかった。

そして当時自分は「ドラゴンクエスト Ⅱ 」のサウンド・トラックのカセットテープを購入して、何度も何度も聴いた。

今でも大事にして持っている(もうケースも外箱もボロボロで捨てた)。

ちなみにこれはV・サターンといってビクターから出たセガサターンの姉妹品。あ、丁度よく差さりますが、いくら万能なセガサターンとはいえ、カセットテープは再生はできませんので...あしからず。


そしてみきっぺ(id:charlotte102)と知り合って色々な事を学び、思考が変わり、私自身の生き方が180度変わった。まず怒ることを止めた。常に笑顔でいる。自分を愛し、人にも優しく、自分を信じる。そして自分を許し、人も許すことを習慣付けた。それを続けて今まで恨んでいた親父も許した。逆に感謝しかない。


そして、任天堂の「ファミコン」も許した。


よく被害者は犯罪者、加害者を憎み、恨むと思う。それは当事者になって見ないと分からない気持ちなのは重々承知だ。

残虐な殺人事件、身内、家族を殺され残された被害者遺族は、加害者を恨むのは当然かもしれない。

しかし、私はもし自分にそういうことが起きたとしたら、加害者を許す。一時の感情が揺さぶられ怒りは表に出すかもしれないが、ある程度たったら許す。


「罪を憎んで人を憎まず」


憎む・恨む行為は自分をも苦しめる。相当のパワーが必要だ。毎日その人物のことを考えている労力。悩み、苦しみ、自らの精神面にも良くないし、まず身体を壊すと思う。加害者の為に自分の精神、健康を崩しては身も蓋もない。

一番罪である、人が人を殺すという行為には因果(カルマ)が関係していると思う。悪い因果(カルマ)を変えて行くには、それを諸法(ダルマ)にして「徳」を積んでいくしかない。

それはドラクエにおけるEXP(経験値)を積むことで、レベルを上げていけば良いのだ。私達は良い経験値(良い行い=徳)を得ていくことで、魂レベルを上げていくのだ。我々の世界ではそのレベルは100が限界とは決まっていません。決めてしまったら魂レベルはそこで止まってしまい、人としての『人徳』は決まってしまう。

諦めずにドラクエのように仲間を引き連れ、色々な人と出会いを重ね、恐怖に恐れず行動し、死も覚悟して、失敗も重ね、最終的にこの『壮大な人生』というロールプレイングゲームを『グッドエンディング』にするのが最高の生き方であります。

決して『バッドエンディング』にはしないようにしましょう!


さて・・・このドラクエ Ⅱ「王城」でありますが、とても素晴らしいバロック調の曲になっております。

www.youtube.com


王城 <東京弦楽合奏団>

王城 <東京弦楽合奏団>

  • すぎやまこういち指揮東京弦楽合奏団
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes


曲調がバッハの「G線上のアリア」と似ています。すぎやまこういちさんが「A線上のアリア」と公言していて、敢えて似せて作った作品だそうです。ある種オマージュ的な作品だと言えるでしょう。すぎやまこういちさんが特殊な技法を加えたことで、さらに素晴らしい作品になっているのは言うまでもありません。

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「G線上のアリア」クラシック好きにはたまりませんね~♬


ドラクエサイコー!

任天堂許す!

ファイナルファンタジーⅦも名作、だ・け・ど・ね!

☆今日もご訪問ありがとうございます。感謝感謝です。


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