2018年中にセガがメガドライブミニを発売 前編
懐かしいゲームが帰ってくるぞ!
セガマニア・メガドライブ愛のコアなSEGAファンの皆さん、あのメガドライブがミニとして新しく発売決定されました!(残念ながらドリームキャストの案は断念されたようです。) ちなみにメガドライブミニは従来のカートリッジ型ソフトを差し込むようにはなっていません。
16-BIT M D MEGA DRIVER (メガドライバー)の私としてはこのニュースを聞いて、
感動でぷるぷるもんでした( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )ウルウル
さて、いったいメガドライブミニに収録されるゲームは一体何が入るんだろうか?
30〜50のゲームタイトルが収録されると言われてますが、メガドラファンのアンコールタイトルをセガはファンの声をしっかりと聞いて発売して欲しいですね。しかし50タイトルは難しいかな?と思っとります。
ここで私の独断と偏見でメガドライブミニに収録して欲しいタイトルを挙げていっていきたいと思います。私はメジャーなタイトルも必要だと思いますが(購買力促進のため)、メガドラ中期や後期に出たレアなタイトルを是非とも入れていただきたいと思いますね。しかし任天堂のスーパーファミコンミニの時のように転売で買い占めされると困りますね。では紹介していきます。
メジャータイトル
【ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ】
任天堂に対抗したセガのキャラクター『ソニック』。 日本の青少年ゲーマー達にはあまり受け入れて貰えず、スーパーマリオの圧勝!しかし北米と欧州では任天堂マリオよりソニックが圧倒的優勢で、ジェネシス(メガドラ)が欧米のハード普及シェア率を大幅に奪うといったセガの功労者。北米でのメガドライブの売上げは約2,000万台の売上、欧州では839万台、日本では358万台と残念な結果ですが、世界では圧倒的な勝利。
最高売り上げソフトがソニック・ザ・ヘッジホッグ2の603万本です。いやー、ソニック様々!
ソニックはハリネズミなんですけど、マリオはただ赤い帽子を被った鼻ヒゲの生えたおっさん。スタイルはソニックの方が「So!Cool!」ではないでしょうか。ソニック・ザ・ヘッジホッグ(初代ソニック画像)のソフトを差して、電源を入れた時の画面のSEGAの文字と同時に「せーがー!」の音声には感動と興奮、身震いをしたものです。
【ファンタシースターシリーズ】
セガの代表作RPGと言えば『ファンタシースターシリーズ』。少なからずとも、セガ・マークIIIのハード台数を増やした名作だ。ファミコンに勝てなかったマークIIIだったが、実はハード性能はマークIIIの方が上である。しかしサードパーティを設けていないばかりに、ソフトの開発はセガ本体のみでもちろん苦戦を強いられた。そこに綺羅星の如く現れた、救世主ファンタシースター。ダンジョン画面での滑らかな3Dスクロールの動きは当時のゲームソフトでは圧倒的なまで完璧なビジュアルでした。開発陣の努力を表彰したいものです。それから物語はファンタシースターII(画像)へとメガドラに引き継がれました。
【サンダーフォースⅡ・Ⅲ・Ⅳ】
当時のメガドラのシューティングラインナップはファミコンやPCエンジンといった強力なライバル陣に遅れをとっていました。ファミコンはグラディウスやツインビー、PCエンジンはR-TYPEなど。そこに持ってきたのがパソコンX68000用のシューティングソフト『サンダーフォースⅡ MD』(画像)。サンダーフォースシリーズの歴史は古く8ビットパソコン用のシューティングまで遡ります。特にⅡはメガドラ初期のソフト不足でファンを繋ぎ止めた名作であります。
【エレメンタルマスター】
メジャーとは言えないタイトルではありますが、初期に売れた縦スクロールのファンタジー風シューティング。これもサンダーフォースシリーズのテクノソフトが開発しました。FM音源をフルに生かした重低音のハードロック調のサウンドBGMがイチオシの名作です。
【大魔界村】
えっ?マジで?と驚かされたメガドラでのビッグタイトル名作アクション激ムズ『大魔界村』。メガドラで大魔界村がアーケードと遜色なく、完全移植された。セガの歴代ハードはアーケードからの移植がしやすくなっており、ゲームセンターで遊べるタイトルがメガドラでは当時の家庭用ゲーム機で群を抜いていた。その点ではこの時期のファミコン、PCエンジン勢に勝っていたのかも知れない。
【ゴールデンアックス Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ】
画像はゴールデンアックスⅡ。Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとどれをとってもセガの名タイトル。これもアーケードからの優秀な移植の出来となった2人同時プレイの熱いアクションゲームであります。初代と次作でやってくれるキャラ「じじい」(ドワーフ)がアックスを持って暴れてくれたが、Ⅲからはいなくなってしまって残念。しかしⅢはシナリオ選択制システムとなり、何度でも楽しめるという秀作アクションゲームであります。ゴールデンアックスは協力プレイも良し、裏切りプレイ(お互いを攻撃できるw)も良しでファンタジー溢れるアクションゲームです。
【アフターバーナーⅡ】
アーケードの名作。マークIIIではあまりの酷いクソゲーから「あうあーあーあー」と呼ばれたセガがこだわる体感ゲーム機。ちなみにメガドラで制作開発したのは電波新聞社。底力のあったソフトメーカーでした。家でやっとそれなりのアフターバーナーが出来た。いやーアフターバーナーⅡはメガドラになくてはならないソフトです。未だに美しい名機あのF-14トムキャットをゲームで楽しめるんです。
【アウトラン】
続くアーケード移植タイトル。ゲーマーなら知ってるアウトラン。マークIIIで無かったステージ1での綺麗な海を眺めながらドライビング出来たあの感動をセガフリークは忘れない。ステージ2(選択別)の石柱の再現にはさすがメガドライブやってくれたぜ!俺たちのSEGA!
【マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー】
これもセガのアーケードからの移植ソフト。セガとマイケルのタッグを16ビットのビジュアル・サウンドショックでゲーマーを虜にした。ゲーム性は度外視したとしても、伝説のマイケル・ジャクソンをゲームとして遊ぶなら、このソフトしかないだろう。 「フォーー!」
【スーパーファンタジーゾーン】
セガの横シューティングゲームの代表作品『ファンタジーゾーン』。ファミコンではボスがアーケードのままだったのに、マークIIIでは4面と6面のボス、グラブンガーとウィンクロンが亀と魚に差し替えられてしまった。セガの作品なのにファミコンに負けた。それを開発したのがこの『スーパーファンタジーゾーン』を開発した「サンソフト」だったのだ。SEGAの初代マスコットキャラクターはファンタジーゾーンのオパオパだったのに。ファンタジーゾーン愛はどうした?セガ!
【ゲイングランド】
縦型のアーケードゲームはゲームセンターのステータスである。メガドラに移植されたのは横画面に変わっているが、原作は40面であるが、メガドラバージョンは10面がプラスされ全部で50面になっている。それぞれに特徴を持った、ちまちましたキャラクターが敵味方数多く存在し、戦略的アクションシューティングゲームといったところである。2人同時プレイがこれまた熱い!
【シャイニング&ザ・ダグネス】
RPGがなかなか登場しなかったメガドラに大作が登場した。ファンタシースターの3Dスクロールダンジョンに加え、一風変わった手の込んだ作りのこのゲーム。発売前から加熱していたこのゲーム、やってみると誰もがその独特な世界観にハマる。この後物語は「シャイニング・フォースシリーズ」へ引き継がれた。
【ストライダー飛竜】
本当にセガはアーケードゲームの移植の完成度が素晴らしい。大魔界村が移植出来たのだから、コレだって出来るだろう。と開発された「ストライダー飛竜」。ソビエト連邦のクレムリンが登場するこの世界。光の剣サイファーを使って敵を一掃する快感はこの上なく楽しい。ムズゲーではあるが数少ない弟とエンディングまで行ってクリアしたA級アクションゲームであります。
【ミッドナイトレジスタンス】
今は亡きデータイーストの遺作名作これ秀作。オープニングでは「父よ」「母よ」「妹たちよ」「生きていてくれ!」アーケードからの移植ゲーム。BGMは原作を上回るパーフェクトな仕上がり。外部音源を搭載しているのでは?と言われたが、実は内蔵音源が使われ崎元仁氏(ファイナルファンタジーXII音楽担当)のアレンジが凄かったのであります。 これも2人同時プレイが熱いのだが、隠しコマンド(確か?)を入れないと遊べない1人用プレイ。ボスの夕焼け空に交錯する急降下戦闘機のシーンは見てて圧倒される場面であります。
【アドバンスド大戦略ドイツ電撃作戦】
『大戦略』シリーズの旧ドイツ軍をフィーチャーしたシミュレーションゲーマー達を『ぐぬぬ』と言わしめた一本。戦争はいけない。絶対駄目だよ、って言っててもゲームでは熱くなり燃えてしまうのだった。 もちろんこのソフト、ヨーロッパで発売が危ぶまれた。オープニングではザッザッザッザッと兵の行進する音と共にあの人が現れる「ジークハイル!」鉤十字も出てくる。もちろんナチス軍は冬将軍に弱かったりするところも史実になぞられている。ちなみに裏技では“核爆弾”が使えるという問題作でもある。
【ベア・ナックル Ⅰ ・Ⅱ・Ⅲ】
カプコンのファイナルファイト系の格闘アクションゲームをセガのオリジナルで作った、人気を誇るゲームとなった(画面はⅡ)。ベア・ナックルⅡはBGMもノリノリであり、一番面白い。初代に引き続き担当した古代祐三氏が担当したハウス系サウンドはド肝を抜いた。これも2人同時プレイがアツい!弟バリピル(id:uchu5213)とクリアするまでテレビの前で熱中した。
【レンタヒーロー】
レンタルが流行った頃、レンタルビデオ、レンタカー...そうだ!ヒーローをレンタルしちまえ!と異作のレンタルRPGだが、戦闘シーンはアクションである。なかなかシナリオが面白く、ドリームキャストで復活した。
【ガンスターヒーローズ】
唯一プレイしたことがない傑作アクションシューティング作品。『ガンスターヒーローズ』。実はこの時もう社会人で就職した時期で、メガドラから離れていたんです。いつかプレイしてみたい作品ですね。ソフトハウス「トレジャー」を世に知らしめた出世作品になります。
【バーチャレーシング】
3Dポリゴンの最盛期。ゲームセンターにはポリゴンの体感ゲーム機がズラリと並んだ時代。それをレーシングゲームとしてメガドラに移植した。このゲームのROMはセガ・バーチャ・プロセッサ(任天堂のスーパーFXチップに該当)が搭載されており、メガドラの12倍の処理能力を持つチップを開発してまでこだわってまで、制作したという意気込みにセガの本気を見た。
【バーチャファイター】
「セガサターンの目玉」として同時期にスーパー32Xから発売された最後の『大物』。セガからファンに贈られた最後にして最高のプレゼントでありました。
あとはメジャータイトルで『ソーサリアン』『エコー・ザ・ドルフィン』『スーパーモナコGP』などありますが、drakeイチオシメジャータイトルメガドラソフトはここまでとしておきます。
レアタイトルは後編に続きます...。
メガドラタワー
言わずと知れた有名なメガドラタワー。初代メガCDの上に初代メガドライブ(その上に海外ソフトをプレイ出来る「メガコンバーター」なるものがある)の上にスーパー32Xを差して、ゲームソフトを差して眺める(笑)。
さらにこの上にマークIIIソフト互換機、メガアダプターが差し込まれ、マークIIIソフトが頂点に君臨する...さらにソニック&ナックルズのカートリッジ、海外製のカートリッジを差す。
メガモデム、メガカラオケなるものも存在し、もちろん全てにAC電源アダプターが必要である。相当な電力がかかる脅威のメガドラタワー。合体に合体を重ねた俺たちのメガドライブ。それが本物のメガドラタワーってもんだ。
なんつったって、この時代のセガはファンに優しかった。だってマークIIIのソフトだって海外製のマスターシステムソフトだって、メガドライブで遊べるんだもの。メガドラが32ビット機に変わる、スーパー32Xまでメガドライバーの為に作ってくれた。
セガサターンからセガは変わった。プレイステーションのように互換性を持たせればSONYに勝てたかもしれない。ドリームキャストでセガサターンのソフトが遊べればさ...ドリームキャストがDVD再生出来たらさ…。
でも、やっぱセガのゲームが世界一ィィィィィ!!!!