機動戦士Zガンダム 名も無きキャスト・3
☆前回に引き続き次は第3話からなんですが、1度また第2話に戻らさせていただきます。
ジムⅡ ばかりに熱くなり過ぎて、スルーしてました…。
無名キャラ2名報告です!
マークⅡ 3号機に走って向かい基地内に侵入したカミーユに声を掛け、引き留めた連邦軍兵士。
連邦軍兵士B「なんだカミーユじゃないか?」(腰を屈めてる方)
連邦軍兵士A「知ってんのか?」
連邦軍兵士B「ああ」
カミーユ「あ、あの、空襲らしいんで父さんに会って...」
連邦軍兵士B「よく分からんのだ、空襲ってどういう...」
連邦軍兵士B「イイって!」
連邦軍兵士A「でもよぅ...」
連邦軍兵士B「フランクリン大尉の息子だ!空襲の方の事が気にならんか!」
連邦軍兵士A「知らんぞ!」(はい、ホントに知らんぞ!)
はい出ました!流される人間。何処にでもいますね。いました連邦軍の中にも。これ原因追求されたらバスク大佐まで話がいって、この連邦軍兵士A・Bは軍法会議にて罰せられるでしょ!
この一見何気ない行為が...カミーユを逃がしたせいで、「ガンダムマークⅡ 」3機がエゥーゴへ渡ってしまった原因といっても過言ではありません!
こういうのを徹底して潰していくのが地球連邦軍、ティターンズのやり方です。どうかこの連邦軍兵士Bさん!エゥーゴに逃げていて下さい。グリプスに残ってたら絶対処刑でしょ、民間人を重要な基地敷地内に通すなんてこの行為は。だってカミーユの両親も殺されたんですぜ。
はい?声優さん?
はい、わかりませんですた(爆)。
第3話 カプセルの中
ここからアーガマのクルーが見られます。当時のリアルタイムガンダム(おっさん)世代は、「アーガマ?どう見てもホワイトベースの新型だよなぁ、シャアらしきクワトロ大尉は出たし。ブライト艦長はバスクに殴られてるし、アムロは出てこない。連邦軍?ティターンズ?エゥーゴ?カミーユ?黒いガンダム?おかしいなぁ…なんかしっくりこないなぁ…どっちが正義でどっちが悪なんだ?」
なんてファーストガンダムのファンは焦らされた上に裏切られ続けるといった、Zガンダムの作り方には納得がいくものでは無かったでしょう。
少なくともここまではファーストのガンダムファン(おっさん)達は置いてきぼりですから。感覚で例えれば、プレステ1のソフトはプレステ2で遊べるけど、セガサターンのソフトはドリームキャストでは使えないといったセガ級の裏切り感です。はい。
はい、戻りますか…。
アーガマの艦長はなんと一年戦争を戦い抜いた、ヘンケン・ベッケナー中佐。あ、おっさんだ。 しかも隣にはジオン・ダイクン(シャアの父)を思わせる風貌のブレックス・フォーラ准将。
あえて反地球連邦軍のリーダーの位置が准将。いいじゃないですか、少将でも無いという控えめというか謙虚というか。まだ少将〜大将の椅子空いてますよ〜!的な。
このシリーズは「名も無きキャスト」の為に書いていくので、駄目ですよ!
drakeくん!イカンよ!
わたし「はい💦」
やはりアレですね…無名キャラだけで記事書いて行くのも辛いっす!
無名縛りツラいっす!言い訳は(゚A゚)ヤメロth!!
ナレーション「ルナツー。スペースコロニーに使う岩石を採掘する為、アステロイドベルトから運ばれた小惑星である。現在はグリーンオアシスの近くで地球連邦軍の前線基地として利用されている」
ご存知 1話〜50話まで全てナレーターを務めるのが、声優の小杉十郎太氏。ヘンケンの声である。よく聞くと透き通った低い声と、ヘンケンのような太いガラ声も出している。ということは、小杉十郎太氏も無名キャラのアフレコに参加してると...👀💡ミタ!
ということで早速登場です!
連邦軍所属の宇宙巡洋艦のサラミス改の艦長を務める名も無きキャスト!(じゃ無かったけど紹介)
He name is「The 艦長」! oh!yeay!(設定上ではチャン・ヤーという名前があるようだ)
ライラ・ミラ・ライラ大尉「何故よく分からないのです?」
ライラ「現在追いかけている部隊がグリプスにモビルスーツ戦を仕掛けたにきまっている」
ボスニア艦長「ライラ・ミラ・ライラ…口の利き方何とかならんか!」
ライラ「なら欲求不満を払わさせて貰いたいな」
ボスニア艦長「出来るさ、追っている連中は間違い無くエゥーゴだ」
ライラ「そう思いたいね」
声優さんはライラは佐脇君枝さん。ボスニア艦長は...何回聞いても、まじわかんねぇっす。クレジットで出て来ていません。調べるとどうやら喜多川拓郎氏のようです。うむー。奥が深い。似たような声がいますからねぇ。
フルートとチェロで奏でるゾクゾクするサウンドから始まる名シーン。タイトルは「バスクの策謀」ですか。この「カプセルの中」サウンドは4曲によって構成されていて、このボスニアでのシーンは情景描写用の音楽として耳に馴染む、ZガンダムのBGM中最多登場曲の1つであ〜る。
ルナツーから発進された巡洋艦ボスニアは地球連邦軍であって、ティターンズではない軍属であるということ。
ん?アーガマの中に沢山いますね。士官らしき人が!でも今後一度も現れないこの士官は誰なんだろうか…
もぞもぞするわ!カミーユ達の会話を聞いていて、第1次戦闘配備につく前に歩き去っていった。アーガマの主砲・射撃手担当とか?士官の仕事ではないか。
ボスニア艦長「ライラ、いいな。足を止めて臨検するだけだ、沈めるのが目的ではないからな」
ライラ「分かっています、そんな戦争好きに見えますか」
ボスニア艦長「フッ、見えるな」
ライラ「では、いつかご期待に答えましょう」
このボスニアへの命令はグリプスから発進した、アレキサンドリアのバスクの指令のものだと思われる。
フランクリン(カミーユの父)「敵のモビルスーツを見るだけならば女房は関係ないだろ!」
ティターンズ士官「現場で敵の装甲が手に入る事だってあります」
このアレキサンドリア艦長ってガディ艦長に見えるんですが…この時点で設定上まだガディ艦長をはっきり主要キャラクターとして登場させるか、どうか決められてなかったのでは?違ったとするならば、「名も無きキャスト」です。声も戸谷公次さんではありません。
現時点の「この人」の声はシーサー(アーガマナビゲータクルー)の声優さんです。高宮俊介さんです!どうでしょう?でも風貌といい、アレキサンドリアのキャプテンといい、設定上ガディ艦長じゃあないすかね?
そしてビダン夫婦を引き連れている士官の声優さんは広森信吾(森しん)さんですね。
ここでライラはアーガマに対して臨検したが、臨検だけでは済まずにやはりエゥーゴと分かった時点で「ならば撃沈をする」と言ってしまい、ボスニアのライラ隊のガルバルディとクワトロ隊のリック・ディアスが戦闘になる。
その際エゥーゴの味方艦モンブランから発進したジムⅡ がクワトロの邪魔をする。
クワトロ「ええい!邪魔をするな!」(ジムは邪魔な存在...)
そして、クワトロ大尉がガルバルディ1機を落とす。
ボスニアから撤退信号が出た時、ライラはあの赤いモビルスーツにのせられてしまった…と反省をする。
ガルバルディ兵士「エディがやられました」
ライラ「分かっている。私に見えなかったと思っているのか」
ガルバルディ兵士「いえ...」
ライラ「赤い彗星が相手だったと思いたい。そうでなければ立場が無い」
このガルバルディβでライラに報告した連邦軍パイロット「エディがやられました」の声優さんは完全に故鈴置洋孝さんだね。ブライトの声です。何回も聞いた上での判断。もしかすると違うかも知れないが、そうでなければ立場が無い。(笑)
ここでボスニアから撤退命令(ライラが勝手に戦闘した理由もあるが)が出たということは、どうやら連邦軍の指揮命令等上の立場はティターンズより遥かに下だという様子が見られる。
アーガマはバスクへの第2波を受ける用意をして第2戦闘配備を敷く。
ところがバスクの考えていた事は違った。 エマ・シーンを小隊長にして白旗を掲げ、アーガマにバスクの手書きの親書をブレックスに届ける作戦だった。その中身はカミーユ・ビタンとガンダムマークⅡ 2機を返さなければ両親を殺すということだった。
白旗をもったガンダムマークⅡ 1号機を見て、ヘンケンは「我々は時間稼ぎをする必要があります、受け入れましょう」といい、ブレックス准将は「アーガマのメインエンジンがなおるまでか…」って...
ん?さっきのガルバルディ隊にメインエンジンやられてたってか!?やはりブライトの乗っていないアーガマは弱い。くぬやろう。
そしてエマがアーガマ内に入ってくると、クルー達がざわめく。
「1人で乗り込んできたらしい」
「モビルスーツでか?」
「ガンダムだよ、1号機、1号機」
「いい女じゃないか」
「ティターンズだからな、パリパリの」
「主義者だってのか」
「バリバリの」じゃなく、「パリパリの」がまたいい(笑)。この辺の声優さんは無視!いやらしいからね。
そして、ブレックス准将の「なんと破廉恥な!」発言を聞くこととなる!
「なんとハレンチな!」声に出して言ってみる(笑)。
「まるでヤクザだ!一軍の指揮官が思いつくことではない!そうだティターンズは軍隊ではない私兵だよ!わたくしの軍隊なのだよ!バスクのでは無いよ中尉、もっと大きな物、地球の引力に魂を引かれた人々の私兵なのだよ!バスクならやるよ、奴の事はこの私が1番よく知っている」
いいセリフだ(やべっ!准将のセリフ載せちまった…)!
そして聞き耳を立ててるクルー達、いつもこうなのか?アーガマは。なめてんだろ(笑)。
まずお得意のトーレス達が隠れて上官達の話し合いを盗み聞きする→アストナージにチクる→そしてみんなに広まる→カミーユが知る事になる→そしてカミーユ(カツ)が無断出撃。→無秩序劇場の開幕。
本編はこの流れを作る始まりの第1章となります(笑)。
アーガマクルー 「おーい!知ってるか!ガキの両親が人質に取られてんだってよ!」
カミーユ「ガキって!」
アーガマクルー「おい!なんでお前パイロットスーツ着てるんだ?!」
カミーユ「今の話!本当なんですか!」
嫌ですね。なんで他人の秘密の話、知りたがるんですかね? そして喋りたがるんですかね? 人の性なんでしょうか? 「ここだけの話にしておいてね!」「他の人に絶対喋らないって約束できる?」って話す人に限って、本人が色んなところで同じことを言っているような...。
私はそんな話を持って来る人は信用できません。例えば相談事とか他人の噂話、愚痴を言って来る人は “エネルギー泥棒”と言います。皆さんも注意しましょう。自分も他人のエネルギー(自由)を奪ってはいけませんよ!
だから当然このような悲劇で終わります。カミーユの母はジェリドによって狙撃され、亡くなりました。
親を殺される。悲しいですね。カミーユがこれでティターンズと戦う理由の決定打となりました。
第3話の演出は横山広行氏でした。
次回第4話「エマの脱走」に続きます。
☆ここまでお読み頂きましてありがとうございます。感謝感謝。