kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

F-35 無力化する日本国の防衛

今後日本の空を守ることになるF-35・ライトニングⅡ(ロッキード・マーチン社L・M)。

同機は高性能な状況認識とステルス性能を持ちレーダーに探知されにくい最新鋭の第5代型戦闘機と言われているが…

安倍は米に催促され空自用にF-35Aを買い増しした。愚かだ。オスプレイといい、F-35といい、アメリカのどうにもならない型落ち失敗作を、米国の言い値で購入している。一機1億ドルを切ったとはいえ、日本にはふっかけて売るに違いない。毎年一機あたりの値段は高騰し約150億はする。

アメ公。F-22ラプターを売れ。 どうせならB2スピリットを売れ、空飛ぶ国家予算。 しかも格安半値で。19世紀からアメリカは世界を混乱に陥れた犯罪国家なのだから、それくらいしろ。

主力戦闘機F-4EJファントムが退役に当たり防衛省は「第4次F-X計画」(次期主力戦闘機導入計画)を立てていた。候補機の選択肢から外れた戦闘機にF/A-18E/F・スーパーホーネット(マクダネルダグラス現ボーイング)とユーロファイター・タイフーン(英・独共同開発)とある。2011年12月にF-35が選ばれた理由はステルス性能とマルチロール性能が有能であること、しかし結局は米軍との共同戦略的効果と自衛隊で運用するシステムデータはリンクがしやすい点で決めたと。最初からロッキードマーチン社から買うことありきだった訳だ。まぁ購入したことを失敗したと嘆いても、決めたことは一切変えないという防衛省自衛隊の不文律があるから諦めるしかない。

ちなみにフランスはユーロファイター開発から撤退しており、ラファール(ダッソー)を自国に配備している。スウェーデングリペン(サード)。そんな中イギリスがEUを離脱したことにより、フランスとドイツの関係は緊密になって新型戦闘機の共同開発に合意した。欧州の軍事産業が転換期をむかえているのは言うまでもない。

オスプレイに関しては、あれは米軍の在庫処分品セールであり、無能な防衛省と官僚と政治家が国民の血税の大金で購入した墜ちるタケコプター。

F-35カルフォルニア州沖で2015年の模擬空中戦ドッグファイトF-16としており、F-35は撃墜判定をくらいボロカスに負けたというテストパイロットの手記が出回った。そもそもF-35はステルス機である為、相手に発見される前に叩くのが主眼となっているからF-16相手に格闘戦をしても負けるだろう。

今後はせめてソフトウェアの向上と改良型を願う。しかしそれには莫大な開発費と維持費が必要になる。 F-35はそれでなくともF-22ラプターに次ぐ、高額な戦闘機だ。

航空自衛隊での運用F-35Aは通常離着陸のA型。

海上自衛隊での運用ならばF-35Bの短距離離陸の垂直着陸可能なB型。

あとは米軍艦載機のC型と用途により複雑化したため、構造上に多くの矛盾を抱えているとも言われる。 何しろあのF-104(スターファイター)という未亡人製造機を作ったロッキード社だ。戦闘機とは高性能を求めるがゆえに事故やエンジンの故障など無理を重ねて起きるもの。

現在主力はF-15Eストライクイーグル(マクダネル・ダグラス 現ボーイング社)。 なんでも40年空中戦でほぼ撃墜されていないという(イラク戦争で2機撃墜した)現役トップクラスの戦闘機。このF-15Jが日本の制空権を守っていて、三菱がライセンス生産をしている。そのF-15Jが恐らくはロシア・中国などの周辺国のステルス戦闘機とは、もう歯が立たなくなるということでF-35の登場だ。

しかしF-35について、日本ではライセンス生産がみとめられていない。そうなると技術移転が不安視される。組み立てと検査のみを三菱重工業の小牧の施設(FACO)にて管理することを米国防総省が許可したが。どの道アメリカから戦闘機を買うのだから、そう簡単に三菱が生産出来るかと言ったら大間違いなのは確かである。

では三菱のF-2Aはどうか? F-1の頃からは支援戦闘機として運用されているが、現在では戦闘爆撃機と認定されている。しかもF-16をベースに日米共同製作として作られたもの。一機あたりの値段は120〜130億円。F-2Aと言われているのが実質F-16Jだということだ。

国産初ジェット旅客機MRJ(三菱の小型旅客機)のグダグダな現状といい、アメリカ無しでは自前の航空機は作れない日本という国。やはり独立国家ではなくアメリカの植民地支配が現実だ。

あの美しいフォルムの三菱艦上零式戦闘機52型を、我々日本人は敵国アメリカ人が操縦桿を握るのを、歯を食いしばって見るだけだった。

私達は同盟国アメリカが国連で、日本を敵国条項改正(削除・撤廃)に反対しているというのを、どれだけの国民が理解しているのだろうか。同じ敗戦国であったドイツとイタリアは敵国条項から免除されているのにだ。アメリカ軍のさじ加減で自衛隊の戦闘機は毎日送られるパスコードを変えられるだけで全てのシステムは無力化するのである。

以下はアメリカ式の呼び方。

A:攻撃機 (Attack) B:爆撃機 (Bomber) C:輸送機 (Cargo) E:電子戦機 (Electronic warfare) F:戦闘機 (Fighter) L:レーザー M:多目的機 (Multi-Mission) O:観測機 (Observation) P:哨戒機 (Patrol) 海上を哨戒(パトロール)する機体を示す。 R:偵察機 (Reconnaissance) S:対潜機 (anti-Submarine warfare) T:練習機 (Training) U:汎用機 (Utility) W:気象観測機 (Weather) X:研究機 (Research) (ちなみに、KC-10などは空中給油機ですが、元の機体が輸送機の為Cも付いています)

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