機動戦士Zガンダム クワトロ・バジーナ 百式 41
☆本日もZガンダムにおけるクワトロ大尉(シャア・アズナブル大佐)をリスペクトした100回シリーズになります。
今日はクワトロがZガンダムにおいてモビルスーツ戦をした相手との解説になります。序盤から中盤にかけて名パイロットとの直接バトルはあまりないクワトロ大尉。最終話の決戦に全て力を入れられている。何回かに分けて見たいと思います。
クワトロ大尉 VS ライラ大尉
最初のクワトロのモビルスーツ戦の相手は連邦軍ボスニア所属のライラ・ミラ・ライラ大尉です。
第3話「カプセルの中」
尚クワトロ機は赤いリック・ディアスです。
ガンダムマークⅡ 奪取作戦が成功したアーガマ。
まずアーガマを捕捉したのは連邦軍所属の戦艦ボスニア。追っている艦艇はミノフスキー粒子が厚くよく分からんのだとボスニア艦長。しかしライラは追っている艦艇は間違いなくエゥーゴだと確信をした。
一方グリプスではジャマイカン少佐がルナツーの部隊がモビルスーツを発進させたと思われる艦艇を捕捉したとのことをバスク大佐に報告する。これはボスニアのことだろうね。
ボスニアの艦長はライラに足を止めて臨検するだけだぞ!と釘を刺す。ライラを先頭にガルバルディ隊が出撃する。
早速アーガマのブリッジに急接近するライラのガルバルディ。そしてライラはアーガマを停船させた。
ライラ「聞こえるか、旗艦の所属を明らかにしろ、当方の命令にこれ以上従わない場合は撃沈をする」とアーガマのブリッジ伝える。
ヘンケン艦長はブレックス准将と見合わせ、
ヘンケン「我が方はエゥーゴだそちらの命令は聞けない」
ライラ「了解をした撃沈をする」
クワトロ「好きなことを!」
ライラ「こいつ!」
クワトロ「やるっ!」
クワトロ「そこだ!」
クワトロ「なんだと?ええい!」
しばらくクワトロとライラの一進一退の攻防が続く。
ライラ「うかつだったか…赤いモビルスーツ、赤い彗星?.......まさか、あの赤い彗星がっ!気をつけろ!」
クワトロ「邪魔をするな!」(ジムⅡがクワトロの戦闘に割り込んでくる)
クワトロ「索敵チェック!取りつかれたか」(アーガマがガルバルディ隊に囲まれる)
クワトロ「ええい!実戦慣れした部隊だ」
クワトロ「ようやく一機か...信号弾?」
ライラ「ボスニアから撤退命令が出た?のせられてしまった、あの赤いモビルスーツに!母艦の支援が無いと勝てないのか?」
ガルバルディ「エディがやられました」
ライラ「わかっている。私に見えなかったとでも思っているのか!」
ガルバルディ「いえ」
ライラ「赤い彗星が相手だったと思いたい。出なければ立場がない」
結果:クワトロはライラは墜せなかったが、ガルバルディ隊のエディを撃墜した。よってクワトロ大尉の優勢勝ち。
しかしライラを叩くことが出来なかったクワトロ...相手は旧式のガルバルディでしかもリック・ディアスは新型。ライラはオールドタイプでシャアはちょっぴりニュータイプ。
なのに?なぜ?
ライラはカミーユが倒す流れなのでクワトロがここで討つことは無くてもいいが、ガルバルディ隊は3機出ていた。赤い彗星ならばせめて2機は墜とすべきだったのではないか?
シャアの一年戦争の実戦から遠ざかっていたことを伺えた戦いだった。誠に残念この上なし。シャア。
クワトロ・バジーナ大尉 VS パプテマス・シロッコ大尉
直接的なバトルは第3話からだいぶ飛んで第10話「再会」になります。
その間はグラナダでの支援やカミーユとジェリドとの戦闘を助けたりとモビルスーツ戦には参加してましたが、強敵ライバルと戦うのは結構間が開きましたね。
ここでは正体不明機のモビルアーマーがやってくるところをクワトロの百式とカミーユのマークⅡが迎撃に出ることになります。
その宙域にはブライトが指揮する大気圏シャトル、テンプテーションの姿があった。ブライトはバスクからジャミトフ閣下への親書を直接手渡す命令を受けたが、おそらくは自らがティターンズに手を貸すことに憤慨し、民間人を乗せて上手くグリプスから脱出してきたのであろう。
クワトロは単独で出撃するつもりだったが、カミーユが知っているブライト・ノア中佐のテンプテーションに反応してマークⅡと一緒に出ることに決めた。
そして初登場のメガバズーカランチャー。
クワトロ「クワトロ・バジーナ、百式出る!」
トーレス「クワトロ大尉、発射します。メガバズーカランチャー、発射!」
クワトロ「使えればいいが…」
カミーユ「なんでシャトルがこんな所を飛んでいるのか?」
「使えればいいが…」の言葉に早くも敗北感たっぷりな気がするのはなぜだろうか?
そこへシロッコのモビルアーマー、メッサーラが初登場!
カミーユ「なんだ?モビルアーマーに見えたけど」
クワトロ「モビルアーマー?」
クワトロの百式がメガバズーカランチャー射撃体制に入る。この百式とメガバズーカランチャーの発射体制の勇姿はこのメガバズーカランチャーの初登場シーンでしか見られない。シャアからもオーラが出ているぞ!!
クワトロ「はあっ、はあっ、ああっ...はあっ、はぁ...あれに乗っている男のプレッシャーか?カミーユ!」
カミーユがメッサーラへ向けた攻撃は外れ、シロッコはテンプテーションのエンジン目掛けて攻撃する。
カミーユ「テンプテーションに!」
クワトロ「姑息な!!」
クワトロ「外れたか?はぁ!消化剤を撒け!カミーユ!」
この後百式とマークⅡでエンジンの炎上を食い止めた。
結果、シロッコメッサーラはマークⅡと百式相手にしてるほど暇じゃなく、ただ遊びに来たというところか?
この戦いは百式メガバズーカランチャーの一方的な攻撃ではあるが、直接的な対決ではないので勝ち負けの判定不能。百式のメガバズーカランチャーが当たらずに、メッサーラも逃げた形になるので引き分けとしておきますか。しかしながら命中率の悪いメガバズーカランチャー…これってまずクワトロが発射ボタンを押す、すると百式がメガバズーカランチャーの引き金を引く、そして発射。一連の流れによるタイムラグの影響はないんですかね?
次回のバトルへ続く...
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