kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

機動戦士Zガンダム クワトロ・バジーナ 百式 29

☆本日もZガンダム時代の百式とクワトロ大尉(シャア・アズナブル)をリスペクトした100回シリーズとなります。

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このシリーズはシャアを中心にしか話をしない勝手気ままな記事であります。しかも早く100回終えなければならないので、毎日シャアのことばかり考える日々になりました。来年は生放送配信を考えているのでブログ記事作成に時間を割けないかも知れません。あと71回か...急がねばなるまい!

はて何故そんなにシャアに魅力を感じるのか?外見のカッコ良さ?思想?池田秀一氏の声?台詞言い回し?俺だけか?いや違うはず!

結局、金髪白人への憧れではないだろうか。

そこを今日は検証したいと思いまする。でござる。


日本人が作り出したシャア・アズナブル像

はっきり言ってアムロよりカッコイイ。裏の主人公シャア。アムロは茶色い髪でどっちかといえば東洋系、日本人に近いのでは?対してシャアは金髪。

「Zガンダム」「ガンダムZZ」「逆襲のシャア」のキャラクターデザインをした北爪宏幸氏は、一年戦争後のアクシズ時代のシャアとハマーンを描いた。

【機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像】

機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像(1)  フィギュア付き完全限定版 ([特装版コミック])

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またこれはZガンダム時代を新たにクワトロ・バジーナ視点で描いた漫画。

【機動戦士ガンダム Define】

機動戦士Zガンダム Define コミック 1-11巻セット (カドカワコミックス・エース)

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とまぁ、シャアの外伝ものが多い。アムロは??

北爪宏幸氏の描くシャアやカミーユは好きだが、安彦良和氏に代わって作画監督を担当した1985年当時のZガンダムテレビアニメ版が個人的に大好きだ。

あのラフさがまたいい味出してんですわ。

Defineの北爪さんの描いたキャラクターがもうガラッと変わってしまって、何故か受けいられない(今の時代に合わせてるから仕方がない)。テレビアニメ版時代のキャラクターは、やはり安彦さんの影響を受けたデザインに見えるからかも知れない。

だから機動戦士ガンダムORIGINは好きで全部見た。でもやっぱり安彦さんのタッチも変化はしたが…

さて、話は変わるがクワトロ大尉、シャア・アズナブル、本名キャスバル・レム・ダイクンは見た目で分かる通り金髪の白人野郎だ。スペースノイドだとしても元を遡れば地球に住む欧米人だったんだろう。

明治維新で開国した日本。

日本人が日本人論を持ち出したのは西欧文化に憧れを持ち、知識人達が外国へ留学してからである。日本人は島国で保守的な人種でもあるが、どんどん西欧の文化を受け入れた。それは日本文化や思想を徐々に破壊していった。近代に置いては敗戦国になる以前に、明治から日本の知識人は劣等感の塊だったのではないかと考える。

大日本帝国は大東亜共栄圏を作ろうと領土拡大の為に第二次世界大戦に突入し、そして敗戦国になった。

現代欧米諸国は世界統一に向けて、全てグローバル化しようとする勢力もあるが、トランプ他イギリス人は一部保守的になりナショナリズムを打ち出しているとも思われる。

国としての日本は現在そのど真ん中にいると。つまりどっちつかずのご都合主義で日本人は今までの日本人では駄目だといい、私たち日本人は世代ごとの渡来文化にとらわれすぎてはいないだろうか。でも百歩譲って、それが日本人思想の成功とも言える。

ガンダムは第二次世界大戦を引き合いに出して描いたアニメと言っても過言ではない。ジオン軍は言わば日独伊の枢軸国と変えて見られることが出来るのではないか。

私たち日本人は白人に憧れ、夢を抱き、外国人から学ぼうとした。それがシャアである。見た目からして憎っき白人共の悪の象徴。コロニー落としや、アクシズを落とすなんてまるで原爆を広島と長崎に落とした鬼畜米国の所業とクリソツではないか!!


米国社会は常に白人が中心だった

2040年を超える頃には米国内の非ヒスパニック系白人が50%を切ると言われている。そうなると、白人と他の人種間の力関係が変わるのは必至なのは相違に予想がつく。

米国では長年白人以外の人種問題が続き、時は流れ初の黒人系大統領オバマが就任し、近年10年程で米国の状況は変わり白人の立場が注目されるようになって来た。基本的に米国は白人社会の国だったのであるからこの状況の変化に拒絶反応を起こすはず。

Zガンダムの世界でクワトロが言うには一部のエリート達が民衆を宇宙へ追いやった、地球の引力に魂を引かれた人々を非難していた。

現実では人類の人口爆発による「水・食料危機」「やれ地球温暖化だ」とか「ミニ氷河期が来る」だろうとかで地球のエリート達は、人類を存続させるために、またその為に人口を削減するなど、あれこれ策を練っている。オバマが言った2030年代までに火星へ人類を送り込む計画。

一部のエリート達がもう持たない地球から、逃げようと宇宙へ飛び出して月や火星に移住するといった話。これはトンデモない話であって、地球に住むエリート共がそんな大きなリスクを背負うだろうか?

やはりシャアが言うように実験台として大衆をソラ(宇宙)に上げた方がよくわかる話である。原爆を水爆に、核爆弾の開発のために一般市民で実験してきたのは一部のエリートがやってきたことだ。

一番エリート達が地球のクライシスから逃げ延びる行動は地球にしがみつき住み着くのが、当たり前の考え方だと思える。ノアの方舟計画のように地球内部に数万人程度住める地下帝国を築き、優秀な人類の種を永続させる。

ガンダム社会ではシャアのように純粋な白人と見てとれるキャラクターがあまり登場しない。そのほとんどは混在する人種である。

地味に見た目はシャアとかぶる金髪白人ジェリド・メサは、地球連邦の官僚エリート出身だったりする訳だが…ザビ家なんて、ありゃ中東系としか思えない。「貴公はそのヒトラーの尻尾だな」byデギン・ザビ公王。そこにナチスドイツをくっつけたりする。全くもって面白い。

ジークジオン!


ヒーローへの憧れを持たせられた

話がシャアから離れて来たがまだ少し言いたいことがある。白人への憧れを抱かせたのは米国のハリウッドが仕掛けたものである。ウォーギルドインフォメーションは有名、3S(sports・sex・screen)政策だ。そのスクリーン、映画である。

ディズニーから始まり、スターウォーズ、スーパーマン、バットマン、1人のヒーローから始まる神話の法則。これは全て個人主義への憧れを植え付けてきて洗脳してきた。

勧善懲悪からなる2つの対立する構造をみせて、恋愛幻想のマジックをかけて大衆を消費するだけの無能化とさせて来た。

かつての日本は家族社会だった。

しかし白人共の洗脳により、日本の家族は核家族化して崩壊し、少子化の要因ともなった。日本の会社経営は家族的だったのにもかかわらず、今や経営者は利益優先欧米追従の個人主義に走り、会社は社員の為のものが、いつの間にか会社とは「株主の物」という風潮になり、リストラという名の元に多くの日本人労働者が首切り(粛清)をされ、職を失い「じゃあお前達、仕事やるから外国人労働者と同じ安い賃金で働け」と今じゃ、日本の財界はそれを逆手に取り人手不足とまで言い、政治家は入管法の改正をし国内で外国人を働かせようとしている。

やはり私は思ったシャアに対する憧れは、ただの金髪白人だからではなく...

シャア・アズナブルのように人類を粛清するべき者が登場するべきではないか!と。


☆最後までお読み頂きましてありがとうございます。


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