ジョブズ ブレイク 2
これまでのジョブス ブレイクは
マイケル「ブラック企業から兄貴を助け出す」
リンカーン「不可能だ」
マイケル「俺はここのブログの設計をしてるんだ」
サラ「法を犯すつもりはない」
マイケル「思い出して欲しいだけだ。嘘を書く氣はない」
ダニー捜査官「ブラック企業は生きている」
ベロニカ「どうもブラック企業」
ホープ所長「捕まえて働かせろ」
ティーバッグ「どぅぅぅうううるるるらああぁぁぁああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
全員「おーい!!止まれー!」
マイケル「行くなー!待ってくれー!」
スクレ「どうするよ?」
マイケル「書くんだ!」
第3位 某パチンコチェーン店の班長職
働く期間が一番長かったのがこのパチンコ店の班長職。長いから楽だったとか居心地が良かった訳でもなんでもなく、逆にこの班長職はとても辛かった。
毎年辞めよう、辞めようと思っても辞められず。
最終的に何故辞めることになったのか??
スリートップの愛知・苫小牧トヨタ、キャバクラ、訪販と比べると、レベルはかなりお子ちゃま。前回のスリートップは言えば『奴隷』だから。
だからスリートップ以下の第3位以下は大したことない。氣合いさえあって頑張れば普通に頑張りきれる。スリートップは別物と考えて良い。
パチンコ店の店員は圧倒的完全な違法性が見える程のブラックさはなかった。実際完全違法なのが三店方式のパチンコ屋なんだけどね。
でも辞めてからこのチェーン店の超ブラックさを改めて理解した。
ただ何も考えずに黙って一般従業員で働けば毎年の昇給はあったし、有給は一切使えないけど、家族が居れば手当もあったし(俺は独身でなかった)、パチンコチェーン店の中でも結構大きなグループだったから福利厚生もしっかりはしていた。
パチンコ店の従業員が働く環境は何で決まるか?それは全て店長次第。
店長がブラックならその店は黒く染まる。
ちなみに俺がいた店の店長は見事にクソブラック。
そんな店の班長や主任なんか黒く染まるでしょうが。あたりまえですわ。
精神的ストレスがパネェ。マジぱねぇ。
奴らのプレッシャーのかけ方がパねェ。
何故かというとバックに893がいるからぱネぇ。ちなみにケツ持ちは〇勝会の傘下だったって。いやそんなの聞いてねぇって。
しかも換金所を仕切ってるBBAの旦那が道警の元警視正っていう矛盾組織ね。警察が893を支えてるって。
ちなみにこいつら、換金所の元警視正に俺は素性を調べ上げられた。まだ個人情報保護うんぬんかんぬんの前だったからね。今考えると空恐ろしいよ。
素性と言っても、俺は犯罪者でも何でもないから何も出て来ない、でも埃が出なくなるまで叩く。奴らは俺が反社との付き合いがあるかどうか徹底的に調べた。
ま、叩かれた理由も分からないではないがな草。
調べた結果、俺が消費者金融から約250万つまんでいたのが分かり、それを債務任意整理中だったのが知れて、クソ店長に報告したと。
そしてクソ店から「おまえ班長辞めれな。来月から従業員だからよ」と言われた。債務整理をしていて何故班長降格かというと、班長は金を扱う仕事だから任意整理や破産をしている奴は班長職にはなれないらしいw
5年間一応真面目に勤め上げて、店長を目指してもいたのに突然の降格命令。ただの降格じゃなくて、実質上の退職勧告。
5年間こうして自己退職に追い詰められてきた班長を何人も見てきた。
組織に必要とされない場合、シロだとしても組織から追い出す。
例えば内部不正など内部告発をしようとして勘づかれると、退職勧告(首切り)が発動する。
俺はシロに近いグレーだったから、まぁ「クソ店長ざまぁ草」とほくそ笑んだんだが。
パチンコ店員の班長職、何が辛いか一言で。
やはり、店長からのロックオンですかね。
店長と相性が良くて、店長のオキニになって店長の犬で黙ってなれるなら、めっちゃ楽な仕事なんじゃないですかね〜。
新台入替作業とか、時間外で駆り出されてたけど、その分手当も付いてたしね。台運び、出玉の上げ下ろし、ジュースケースの上げ下ろし、常時止まらずホールを歩き続けるという体力仕事なのは間違いない。
でもそれを上回るメンタルの強さが必要。
黒いものも白いと言えなきゃ駄目な世界。
それも状況がカメレオンのようにコロコロと変わる。
時流に乗れなきゃ駄目。
詳しいことは今も明かせないけど、パチンコ店長の犬仕事は、
めっちゃつらたんです。
実際自分が店長になっちまえば最強なんだが。
第4位 アースアンカー工の手元作業員
ここで土方系職業が入って来ますが、実は案外楽しい仕事の一つなんです。
アンカー工はパチンコ屋に次いで長く勤めた職業。ただのアンカー工じゃありません。
アースって付いてて、いわゆる「対 地球」ですから、地球と戦う仕事です笑。
アンカーって仕事は色々あって、ロックボルトとかアンカーボルト打ちとかってあるんだけど、アースアンカーはPC鋼より線で作ったテンドンて言う、どデカいアンカー体をぶち込む為の穴を10〜80m超の長さを掘るもんでかなりの大作業です。ちなみにアンカーには仮設と永久アンカーがある。
まず現場に初めて行くとプラント作りから始める。プラント設置はマジでめんどくせえ。水堀りだから送水ポンプを用意して水辺から水をタンクへ常に貯めて置かなきゃならない。そしてセメントミルクを送るグラウトポンプ。油圧ユニットに発電機に配電盤、グラウトミキサーとそれぞれの配置の仕方はセンスが求められる。
各ホース類、油圧ホースの這わせ方などミスったら大変なことになる。代理人は現場の配置図を見て職長らにこれだけ用意するように指示する。荷を積むトラックも最低限の台数で行きたいんで、長さをキッチリあわせて持って来る。余ることには多少の問題はないんだけど削孔位置のマシンまでキャブタイヤや油圧ホースの距離が足りないとなったら、まじ大変。
キャブタイヤや油圧ホースが足りなければ削孔機は動かせない。グラウトホースが足りなければセメントミルクを削孔穴に注入出来ない。
大体の現場が北海道の山奥とか僻地だから、札幌まで戻り積み直して持って来なきゃなくなるから一日の作業がストップする。
それを丁寧な指示もしないで後で文句言ってやり直しさせる職長ら職人はウザイですよ。マジでね。アイツらは氣分次第だからいつもイライラしてる。
しかし同年代だけで組んでる若いパーティとかだったら削孔打設〜緊張定着まで楽しんで出来るんじゃないですかね。アースアンカーって重機が主体の作業ですが、地味に作業員同士 のチームワークですから。手元とオペとプラントの連携作業の息が合ってないと上手い仕事が出来ないですからね。
色んなオペの手元やったけど、みんな「こいつ頭おかしんじゃねーの?」といつも思ってたし、基本オペレーターって変なのしかいねーのな。まぁ意地が悪い。
わざとやってんじゃねーのか?ってくらいにマシンの動かし方が乱暴で危険。手元が二重管を足す時に繋げる位置がまだ合ってないのに回転させる。インナーにシングルレンチやダブルレンチを急いで掛けたり外さないと、下手したら指を潰されるし、腕を巻き込まれそうになった経験は何度もある。
オペになる過程は手元作業員からプラントを長く経験してから、やっと上に「おまえそろそろマシンでも触ってみるか?」と言われてオペレーターになれる。
うん、職人氣質バリバリ。つまり超体育会系ということ。
職人ってほんとうぜぇから、どウゼエ。
それしか言えねぇ、うん。
最終的にアンカー工の何が辛いかって?
身体能力が絶対必要で細かい小手先の技術はいらない「The 肉体労働者」って感じ。イメージはカイジが地下帝国の作業をしていたような労働と思ってくれりゃいい。
奴らに言わせれば完全否定するけど。マシンを通して掘っている岩盤の硬さや柔らかさを肌で感じろ!とか言う。
合わせて約80kgからあるケーシングとインナーの二重管をマシンに足していく腕力とそのコツを育てるまでが厳しい。100や200のセメント袋をトラックから運んでプラントに積む作業とか、真夏の炎天下でやってたらギブ。それらが辛くて離脱し逃げていく奴もたくさんいた。
あとアンカー打設の場所は多くがダムとかトンネルの周囲の山肌とか、崖っぷち高所を削孔するから、高所恐怖症は無理。高所足場の足場板の上をケーシングを担いで歩くなんてね、今やれっても絶対無理!逃げる。
現場によるが足場はほとんどが単管足場。ビデは使ったことが少なかった。
さらに今はどうだか知らないけど、アンカー屋は何でも屋ってとこね。アンカー工で入ってるのに、いきなり足場組めって?法面工でもないのにコンクリ吹き付けやれって?斫りやれって?
アンカー工って掘削メーターで受注するけど、役所がギリギリの予算しか持って来ないからどの現場も赤字が多くてね、だから何でも屋をするしかなくなってくる。
小泉時代の公共事業の大幅削減で北海道のアンカー屋が爆死したのは間違いない。だからこの時在職していた会社と親会社は現在共に倒産している。
さて、オペのムカつくところは。
土木作業ってザルな仕事の癖してやけに繊細さを見せる時ね。
オペは一切汚れ仕事しねーからヤッケが新ピカなのな。テメーもパイプ運んだり、プラントにセメント積むの手伝えやバーロー!
時代遅れの昔のアースアンカー作業を振り返っているので悪しからず。昔は削孔中岩盤が硬いとメーター掘り進むのに10分〜とかかかった。そんな時なんか、手元はケーシングにグリス塗りたくったり、マシンのセメントが残ってるところを水ホースで洗い流したり、ボケーッとしてただタバコ吸ってるだけだからね。今じゃ現場で煙草吸うなんてありえないけどね!
精神面でね消耗はあんまりというかほとんど感じない仕事。メンタル的には言ったら「楽」。
ただ体力の消耗度はトヨタに次いで2位ですか。体力や力が無い人は出来ない仕事ですな。
あと危険度もトヨタに次いで2位。下手したら事故や自然災害で死ぬ可能性の高い命懸けの作業でもある。
第5位 大工の手元作業員
大工の手元と言ってもほぼ大工がやる仕事をやらされた。資格とキャリアなんですよ。どんだけ仕事が出来なくてもこれさえあれば威張れる。
この時一つの現場だけに携わったんだけど、まぁ相当厳しい大工職人にぶち当たった。型枠大工の手元作業の経験も他にあるんだけど、この大工の手元作業で大体大工仕事自体が透けて見えたよね。
アンカーに比べたら屁だった。
ちなみにこの現場は文科省の仕事で特定文化財の耐震補強工事ね。大手ゼネコンとマイナー建設のジョイントベンチャーだったわ。
私の友人にN君って人がいてですね、そのナカム君に、もといN君にこの大工の手元作業員を紹介してもらったんだけど、そのN君の顔を立てる為にも絶対に辞めることは出来なかった。
だけどN君は2ヶ月程で突然職人にブチ切れ暴言吐いて、地面にヘルメット叩きつけ唾吐いてその場からカッコよく徒歩で去った。俺は現場が仕上がる最後の日まで居残ったけど、ねー!
もう一回書くけど職人ってマジうぜぇから。
N君は鳶の特にムカつく奴らのことを「偉そうにしてんじゃねぇよ、カラスのくせによォ!」と息巻いていた。そんな侮蔑語を鳶職の人の耳に入ったら当然N君はボコられたはずだ。でもN君は鳶の職人が周りに居ないことを確認してから吠えていた草。
その後普通に仕事をこなす事が出来たので「大工になりてぇ…」なんてな勘違いをして、まず最低限必要な普通免許を取得しに行ったんだけど、仮免で指導官にブチ切れて手を出して退校処分になるってね…。まったく運が悪いよね。
運が悪い。
運が悪いとどれだけ才能があっても人生は台無しである。
大工稼業こそ一匹狼なんで、運が良くなきゃ。
成功するには『運』要素が一番だと思ってる。
沢村栄治って野球で才能の塊がいた。プロ野球リーグ開始年1936年から大活躍するんだけど、生まれた時代が悪かったのよね。徴兵に応召されてピッチャーの生命である右肩に致命的ダメージを負う。
のちに復帰するも冴えなく引退後に再び応召されて戦死した。
だから才能は運によって潰されることもあんのよ。
つまり大工に特殊な才能は必要ないってこと、うん。頑張ればなれる。
偏狭な性格と忍耐があればなれるよね。さよなら。
第6位 現職
介護施設の介護職員
現職の為、個人情報の保護の観点からも職務においての詳細はお伝え出来かねます。ご了承ください。
ただ、厳しい仕事なのは間違いなく、職種的にも介護はその人に合う合わないがあります。
自分には今のところ比較的相性は良い仕事だと思いますね。
先のことはまだわかりません。
今初任者研修取得を進めていますが、その後すぐに実務者も取ります。だけど介護福祉士を取得するかどうかは、正直まだ頭にはありません。
介護福祉士を取るには実務経験3年以上必要なんでね。まだまだ先なんです。
こんなこと上司に言ったらズバッと一刀両断されそうですが、これが実際の本音ですよ。
皆さんそうでしょ?綺麗事は言いたくない。
資格取得にも金がかかり過ぎる氏ね。
介護はよくブラックと言われがちですが、うちはホワイティーですね^ω^)
以上、第3位〜6位までご紹介しました。
次回予告、第7位はそば職人の見習いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。