機動戦士Zガンダム 百式 クワトロ・バジーナ 24
☆本日もZガンダムのクワトロ大尉(シャア・アズナブル)をリスペクトした100回シリーズをご紹介します。
残り74回のこのシリーズ。
百式とクワトロに関してのネタ、尽きて来たんじゃねーの?と思うでしょ?まだまだ書き足りませんよ~!
100回目はいつくらいになるでしょうかねェ…
おかげさまで、この「百式 クワトロシリーズ」僕のブログネタの中で実は1番アクセスを頂いている、メイン記事なんです。
でもガンダム、特にZガンダムを知らない方にはピンと来ないし読んでも訳が分からないと思います。
僕はあまりブログ論とかブログのアクセス数とか運営報告とか書きたくないんですよね。だって誰も興味ないですよ。タダでも「Zガンダム」とか1985年のアニメのことなんて超Zガンダムフリークしか見ないと思うんですよ。
ただアクセスが集中するのは何故か?そこはちょっと不思議に思っていましてね…やはりコアな僕と同年代の方が見て頂いてらっしゃるのか、そこは皆様に感謝しかありませんね、こんな駄文を読んでくださるのは。本当に有難いです。ありがとうございます🙇
だから「百式 クワトロ」シリーズの記事を書いている時が一番楽しい時間なのかも知れません。
【第35話 キリマンジャロの嵐】
クワトロ「下がれ!カミーユ!」
カミーユ「フォウ!」
さて、本日も百式クワトロに関しての考察を行って行きたいと思います。今日は百式の性能に関しての問題をシャアがどのように考えて戦っていたのか?またシャアのモビルスーツについての考え方と戦い方、結果を見ていきます。
百式の金色のビームコーティングの謎
百式の製造コードはMSN-00100です。MSN-100と表記されたりしますが、正確には「00100」です。
「MS」のファーストコードは元々ジオン系のモビルスーツでザクⅡも「MS-06F」となっています。
ガンダムは「RX-78」で連邦軍のモビルスーツは頭に「RX」がついています。旧ジオン軍は宇宙世紀の歴史において敗戦国であり、現代の歴史に当てはめてみると戦争を起こしたいわゆる「悪の枢軸国」側になります。
Zガンダムのストーリー「正義と悪」で区別すればエゥーゴはアニメ上ではファーストガンダムにおける地球連邦軍の正義側に見えますが、シャアもいるということもあるでしょう。その名の通り「反地球連邦組織」であってファーストガンダム時代の地球連邦軍に対して反旗を翻した反逆軍(ジオン軍)と位置づけられるでしょう。アースノイドVSスペースノイドの図式です。
エゥーゴの正式名は略して「A.E.U.G.」
正確には「Anti. Earth. Union. Group.」(反地球連邦組織)であるが、雑誌「ニュータイプ」では「Anti. Earth. Union. Government.」(反地球連邦政府)と書かれていたこともある。前者で理解されている方が多いし名称として納得できる。
さて、話は百式に戻します。百式を開発する上で重要だったのは、ガンダムマークⅡ のムーバブルフレームの技術です。だからティターンズの開発したガンダムマークⅡを奪わなければならなかったんです。そして、リック・ディアスの技術と合わせてアナハイム・エレクトロニクス社で開発されたのが、通称デルタガンダム「百式」になります。
リック・ディアスのコードネームがRMS-099だったので、その次の番号「100」を使うことになったのでしょう。リック・ディアスの型式番号「R」を頭に付けたのは「RX」と付けずに、見た目も違うガンダムへの敬意と配慮と見てよいでしょう。
あとは開発設計者のM.ナガノ博士(永野護)に「100年使用しても壊れないモビルスーツ」とし「百式」と命名。そして付けられた名前からして日系人だと思います。ですから両肩に「百」の漢字が刻まれたんではないでしょうかね。
この百式、色が金色です。何故わざわざ戦場で目立つ色「金色」を使ったのか?赤い機体を好む、これも目立つ色赤い機体を好むシャアのアンコールか?とも思いますが、シャアが望むならやはり「赤い彗星」の「赤い機体」かと。
クワトロ「百式を赤い色に塗装は出来ないのか?」
アナハイム担当者「それが金色にコーティングすることで、ビームを跳ね返す塗装になっておりまして、上層部の意見で変えられません」
クワトロ「そうか、分かった」
なんて言ってたかも知れません(笑)。金色に塗ったこの塗装、ビーム兵器を跳ね返す「Iフィールド」とまでは言いませんが、対ビームコーティングの設定なんです。しかし劇中でビームを跳ね返す無敵の装甲を見せたことはありません。
これは残念でしたね。
シャアはモビルスーツに対して強いこだわりがない?
一年戦争の時からそうでしたが、シャアは天性のモビルスーツの操縦の上手さだけで戦ってきました。
ザクⅡもズゴックもゲルググもシャア専用と名のつく機体で、少しはエースパイロット用にユニットをパワーアップされて生産されたのかもしれませんが、これらは全て後に汎用化され大量生産機になっています。
一点物と言えばファーストの『ア・バオア・クー戦』の最後に搭乗した「ジオング」、
あとは最後のストーリーである『逆襲のシャア』第2次ネオ・ジオン抗争時の「サザビー」である。
この一点物のジオングとサザビー、面白いことに人の名前が入っています。
父ジオン・ズム・ダイクンのジオンと後のジオン公国軍の公王デギン・ソド・ザビのザビです。残った文字「サ」と「グ」濁点を反転すれば「ザク」だべや!!
深読みしすぎだろ|・ω・*)チラ
この2機はアムロのガンダムRX-78とニューガンダムによって撃墜、大破させられています。ジオングは頭だけでア・バオア・クーへ逃げてガンダムのラストシューティングで墜とされた。サザビーは爆破したアクシズから逃走する際に機体は力尽き爆破、シャアは脱出ポッドで脱出した。
こんな感じで共に似たようなやられ方で(ア・バオア・クーとアクシズという旧ジオン軍の忌まわしき宇宙要塞)、モビルスーツ乗りが大好きなシャアはアムロに対して散々な形でヤッターマンのドロンボー一味のようにコテンパンにやられたのです。あんなに自信があったシャアだったのに。
それは何故か?
それは残念なことにモビルスーツ愛に欠けていたのではないか?という想像。しかも父殺しで憎んでいたザビ家の“ザビ”をモビルスーツのネームに入れた謎。あれだけザビ家を恨んでいたのに、「ミネバ・ザビ」までハマーンの手から奪って消えたシャアだったし、ブレブレなんですよ。
アムロは違った。ガンダム愛に溢れていたからだ。連邦のパイロットとして全力を尽くした。
「僕がガンダムを一番上手く使えるんだ!」(ファーストガンダム)
「...ガンダムを若い奴に使わせて、俺を無視して」(Zガンダム)
「νガンダムは伊達じゃない!」(逆襲のシャア)
なんてね!
そんなシャアが唯一グリプス戦役で一区切り(アニメのみ)、最後まで使い続けたのが「百式」であって、乗るべくして乗った、乗りこなしたモビルスーツが「百式」と言っても過言ではありません(個人的な想い)。
ただ彼が百式で最大限の強さを発揮出来なかったのは、百式も「ガンダム」だったという、シャアのガンダム拒否反応からくる潜在意識が起こしたものだと思われます。潜在意識、それはニュータイプレベルがアムロより劣っていたシャア。仕方がないのかも知れません。
☆最後までお読み頂きましてありがとうございます。