kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

機動戦士Zガンダム 百式 クワトロ・バジーナ 22

Zガンダムの百式・クワトロ(シャア・アズナブル)をリスペクトした100回シリーズになっています。

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今回はZガンダムのクワトロのいつ死んでもおかしくない、奇跡の行動と生還に注目してみたいと思います。

多分一兵卒だったら即死か、いや絶対死んでるでしょう。シャアの危機回避能力はある意味ニュータイプ以上の特殊能力と言って良いです。

ファーストの最終回でバーニャを装着し、裸同然のノーマルスーツのみでバズーカを持ち、ア・バオア・クーからザンジバルで出航し脱出するブリッジ内のキシリアの頭部を冷静に正確に撃ち抜いた。

その後ア・バオア・クーが炎に包まれ落ちていく中での奇跡の脱出。直ぐにシャアの下僕がやって来てグワジンに乗って去っていったとか...。

まずZガンダムシャアの小ピンチから大ピンチまでのdrakeが選ぶベスト5をご紹介しましょう。


第5位「第1話黒いガンダム」

Zガンダム始まりの序章。エゥーゴにより、ガンダムマークⅡ の調査と奪取作戦が開始され、クワトロ以下アポリー、ロベルトのリック・ディアスはスペースコロニー「グリーン・オアシス」に潜入する。

クワトロ機のみでシャアの単独潜入。

まずここで危険が伴う。グリーン・ノア1、グリプスは軍事基地化していて、何が起きるかわからない。しかもティターンズ宇宙方面本拠地である。作戦とはいえアポリーとロベルトも連れて行くべきでは?

シャアは単独行動が好きですからね。

そして早くもピンチが訪れる。コロニー内を撮影している時にテスト中のガンダムマークⅡ に見つかり、追われる。そしてティターンズのガンダムマークⅡはクワトロ目掛けてバルカンを撃つ。

クワトロはバーニャを使い、くるりと反転して「こんな小さな目標を狙えるものか」「自分達のコロニー内でバルカンを使う?正気か?」と言っていたが、結構なピンチだと思うぜ!クワトロ大尉!

そしてリック・ディアスに戻るまでにかなり距離があったし、見つかったらと思ったら怒涛の如く連邦軍の追っ手が押し寄せてくる。そして連邦の兵とも白兵戦となり敵の銃弾がシャアの左腕をかすめる。

「傷の手当はまだ!」とリック・ディアスに乗ってコロニーの工業用ハッチから脱出してから、スプレーをしてキズテープみたいなもので治療をしていたが...痛そうな顔をしてた。

疑問1 リック・ディアスがあのまま置かれていたのは奇跡。

ティターンズと連邦軍兵があまりにも統制が取れてなくて、監視が甘すぎ!モビルスーツを奪われたクワトロはグリーン・オアシスから脱出することも出来ず、ティターンズに捕まっていた可能性大。

疑問2 あそこはエアロック外で空気は無かった。銃弾を受けた左腕のノーマルスーツは破けていた。右手で被弾した左腕を抑えていたが、普通に考えたらあそこから空気が抜けてノーマルスーツは大変なことになっていたのでは?

まあ序盤のこの件はシャアにとっては、ピンチでもなんでもない。力技でねじ伏せた感じだろう。しかし本当にシャアは奇跡を起こす男である。絶対絶命に陥った時にシャアは必ず周りの誰かが彼をピンチから救う。

さすがです、クワトロ大尉。


第4位「第35話キリマンジャロの嵐」

シャアとカミーユのキリマンジャロ基地潜入。「キリマンジャロの基地の水源かもしれん...あとを頼む」とカミーユを残して百式を残して潜入する。しかしわがままカミーユがZガンダムも置いて、クワトロについて行く。

クワトロ「何故付いてきた?これで2人が捕まったらモビルスーツ2機はティターンズのものになる」

カミーユ「大尉だけに任せておくのは嫌なんです」

普通の上官ならば絶対命令でカミーユに「戻れ!」と指示するはずが、大人しく付いて来させる。それがシャアの危機回避能力に影響しているのか?

基地の中枢へ向かっている時カミーユがティターンズが実験中の強烈なサイコウェーブに干渉を受け、酷く苦しむ。シャアはそれほどでもない。やはりニュータイプ能力はさほどではないのだろう。

これはカミーユが勝手に進んで行ったから、実際にシャアが引き寄せたピンチでは無いと思うかも知れないが、通路でジャミトフ・ハイマンとバッタリ出会った時にシャアはジャミトフを狙い撃つ。

しかし当たらずに逃げたジャミトフを勝手に追ったのはシャアである。だからやっぱりシャアが作ったピンチと結果づけて良い。

そこに入った部屋は実験後のフォウがいた部屋だった。

もしカミーユがいなかったら?フォウがいなかったら?シャアは完全に袋のネズミだった。

「不運だったなジャミトフ!」とか言って、ジャミトフ目掛けて再度撃ったのは防弾ガラスで、閉じ込められ館内へ警報を鳴らされた。このシャア苦渋の顔はやはり絶対絶命でしょ。

見てください、この顔ですぜ!


第3位「第46話シロッコ立つ」

ハマーン・カーンとジャミトフ・ハイマン、そしてシロッコの会見である。シャアはその時グワダンで呑気にミネバの弾くバイオリンを聴いていた。

クワトロ「とてもお上手です。感服致しました」

クワトロ「どちらへいらっしゃるのです?」

ミネバ「他の艦へ移るのだそうだ、私も早くジオンを再興し一つの場所へ落ち着きたい。サイド3はシャングリラのような所だと聞いているが」

クワトロ「はい」

ミネバ「その時にはシャアにもそばにいて欲しいものだ。お前は私を一番よく分かってくれるような気がする」


クワトロ「ミネバ様...ミネバが動く?ハマーンめ!」

カツが単独行動でグワダンに潜入し、会見場所を探して艦の中心部へ進むカツはアクシズ兵と揉み合いになり、偶然見つけたシャアはカツを助ける。

そしてカツから銃を取り「カツは戻れ!ハマーンもシロッコも私が倒す!戻れ!」と言ってカツを逃がす。

シャアは言った通りに会見の場所に突き進み、アクシズ兵を殺しドアを開けてシロッコに向けて銃を放つ。

しかし物の見事にシロッコ、ハマーンへの銃弾も外れて(ジャミトフの時も外した。銃を撃つのが下手か?)、その殺意を感じたサラはボリノーク・サマーンで会見部屋のド真ん中にビームライフルを撃ち抜く。

ビームの閃光がシャアの目の前を横切る!これは熱線で即死してもおかしくない距離にいた。

その後「シャアは、シャアはどこだ?」と慌てふためくジャミトフを暗殺したシロッコ。

カミーユは「カツ!大尉にはあったのか?」に対してカツは「僕の変わりに...」とサラもシロッコもグワダンから脱出し、それを追うカツとカミーユ。

しかしその後ハマーンが出撃し、シロッコとサラとレコアの3機との勝負になり、やがてハマーンとシロッコの1対1の精神戦になる。

そこにカツが割って入り、シロッコを狙ったカツのGディフェンサーのビームは、シロッコをかばったサラのボリノーク・サマーンのコックピットを直撃してサラは死ぬ。ティターンズのモビルスーツ隊と戦闘になり 両軍入り乱れるが、エマ中尉らマークⅡが援軍に来て劣勢となったシロッコが百式を見て驚く。

シロッコ「何!百式?シャアめ、生きていたのか?」

これも奇跡的な生還である。あれは死んでいておかしくないぞ!

よっシャア!!


第2位 「第35話キリマンジャロの嵐」

エゥーゴは宇宙からカラバへの支援作戦を行う。カミーユは「降りないんですか?聞いていました。カラバのメンバーを見殺しにするのかと聞いているのです」に対して、「主旨は説明をした」と答えたクワトロに退室するカミーユへ「…カミーユ君!」と声を荒らげた。

その後アーガマは地球のティターンズ・キリマンジャロ基地に対して弾道ミサイルとメガ粒子砲でカラバへ援護射撃をする。

カミーユはモビルスーツ戦の最中「俺は地球におりたがっている。クワトロ大尉のことは責められる身分じゃないんだ...」とか思って悶々としているうちに、スキを突かれてヤザンの海ヘビ攻撃に狙われる。

クワトロは「カミーユ!ライフルを取れ!」と叫ぶが、第2の海ヘビ攻撃が。クワトロの百式はZガンダムをかばい直撃を受けて、地球の引力に引かれて落下していく。気がついた時には操縦不可能に陥っていた。

カミーユのZガンダムはクワトロを救うべく、ウェイブライダー形態に変形をして百式の元に向かう。

もうシャアも死を覚悟したはずだ「ええい、打ちどころが悪いとこんなものか…ええい!意外と早いものだな」と。

大気圏へ突入して大ピンチの百式を助ける。シャアをして「カミーユ…よくやる」と言わせた。大気圏落下時の百式にタイミングを合わせること自体難しいのにあっさりやってのけた。大気圏突入時の体勢角度も重要なのにカミーユはシャアの大ピンチを救った。

これは焼け死ぬ寸前だった...シャア!


第1位「第50話宇宙を駆ける」

やはり最後は、断然最終回のダルマ状態の百式で半壊したサラミス改と共に爆破するも、生還するシャアである。

まずはシロッコのジ・Oとハマーンのキュベレイ相手に左腕左脚を失いながらも、戦い続ける百式が凄い。

最後は「エネルギー切れ?」とか言うシャアだが、百式の限界性能を引き出していた。

仮にハマーンが手を抜いていたとしても、パイロットシャアはやはり凄いと思わざるを得ない。

ファンネルが襲うも避けながら百式はサラミス改の陰に隠れたところを背後からキュベレイを抱き込み、「これであの武器は使えまい!」と言ったシャアだけど「え?ファンネル使えるだろ、普通に」と思いましたが…大尉。

ショート部分を狙ってバルカンを撃った、これは正気の沙汰ではなく「死を覚悟したハマーンを巻き込んだ自爆行為」としか思えないのだが…。

だって百式はもうどうしたって動けないのだから、百式と言えどもコックピット内が無敵であるはずがない。戦艦ともに轟沈するのは分かっていたはずだ。だってこの爆破ですよ。ちゅどーんって。

しかし爆破の際に丁度よく百式の真上に装甲甲鈑が落ちてきた。それによりコックピットが守られたという奇跡の解釈で良いんですかね??

しかし凄いです。シャアの生き延びる危機管理能力とと緊急事態時の脱出行動は、日々我々もシャアから学べるところがあると思います。地震や災害が起きた時に、まずどういった行動をとるべきか?

クワトロ大尉?...いえ、

私にとってはシャア・アズナブル大佐です。


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