kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

母を思い出し 満州引揚 資料整理

満州国にあった錦州省。

左上から「錦州城内中之門」右上「錦州東門」中左「錦州鐵路局全景」真中右「錦縣驛表玄關」左下「錦縣驛構内」右下「錦州鐵路病院全景」


上「錦縣驛前通リノー部」左右下「錦州ラマ塔 錦州全景」


母の兄、故信一おじさん。

先生の下にいらっしゃる。


母は錦州省にいた。奉天にも住んでいた。母のお母さん、私に当たるおばあちゃん春枝さんが中央右。


生前母が常々言っていた「もっと母さんに話を聞いておけばよかった…」

子供の頃、朝起きたら鶏の卵を取りに行くのが日課でねぇ。わち(自分)雄鶏が怖くてねぇ。母さんは国語の先生をしててねぇ、立派な先生だったんだよ。それから...満州引揚の時に父さんはシベリアに抑留されてねぇ...父さんにも話をもっと聞いていればよかったよ...〇〇(妹)はわちが(自分が)いなかったら死んでたよ、あの子は...

兄ちゃんは戦後横浜でGHQのボーイとして働いててね。英語が得意でねぇ、「ジョージ、ジョージ」ってアメリカ人から呼ばれてたんだよ。


とにかく一人でブツブツ言ってたのを覚えている。

今度は今自分が想う。

「もっと母さんに話を聞いていればよかった…」と。


しかし...いつまでも間違った考え方で生きていて良いのだろうか?

確かにあの戦争で失われた人々の魂のおかげで、今現在自分が生きていられる。私達は亡くなられた先人達に冥福を祈り、今ある平和に感謝しなければいけない。


それは73年前の今日、大勢の命を奪った、広島大虐殺(ウラン原爆)とその後の長崎大虐殺(プルトニウム原爆)で大勢の命を奪った米国の罪は重い。

「しかし寛大な心をもって許してやろうではないか!」

憎しみの連鎖が続けば、戦争は無くならない。こんな日本も平和ボケだとか、何とか言われているが。米国を憎んでなんとなろうか?憎しみは必ず憎しみを生む。

私達立派な神の国に生まれた日本人は、あのような野蛮な欧米人、大陸人とは全く人としての性質が違うのである。もっと誇りを持って生きよ。でなければ先人達に申し訳がたたぬ。

母の残した資料整理をしていると、色々と出てきた。物持ちが良かったから大方何度も繰り返し引越してきて捨てられたものが多い。

これは満州引揚の際の「引揚証明書」。

前皇太子様(現今上天皇)母が撮ったのだろうか?

母は生前、札幌パークホテルに働いていて、当時皇太子(今上天皇)と一緒におられた、美智子さまがパークホテルに泊まられた時に、なんと「美智子さまー!」と一人で声をあげて手を振って写真を撮りにいった。すると「美智子さまが手を振りかえして下さったわ!」とかなり喜んでいたから、母ならやりかねない(笑)。


─職場で今日こんな話がでた。

休憩中、自分が「今日は広島の原爆追悼の日ですね。」と言った。

するとみんなが「えっ?広島?」「あれ、そうだったっけ?」「そういや、テレビで朝なんかやってたね」「あ、リトルボーイですか?」

うちの職場には結構凄い経験や経歴をもつ方々がいる。スタッフには元マイクロソフトで働かれていた方もいる。だから、色々な話も聞けてとても毎日が楽しいし勉強になる。

さて、しばらくほかの人たちが話をしているのを、うんうん頷きながらジッと聞いていた。その中には戦争を経験されている女性がいた。

「私達なんかね、戦争経験してきてるから、今の若い人はわからないわよね」と語気強く喋り始めた。

「父はシベリアに抑留されて大変だったんだから」

するとその女性と仲の良い女性が「私の母が択捉島から逃げてきた時、民間人が乗った1隻がソ連軍に撃沈させらてね、あれに乗ってたら今私はいないわ」マジか…〇〇さんの家族は択捉島に住まれていたのか…。少しびっくりした。

ふーん、みんな大変な辛く悲しい思いをしてきているんだなぁ。と思い聞いていた。

その後も家族が戦争で大変な目にあった話がどんどん続いた。「私も」「私も」...と。それは実体験した人でしか分からぬ話であるから、私はただ聞くだけだった。

「船に乗ってるとね、海に人を落としていくのよ、もう怪我負って重症で助かりそうにない人を。あれをまざまざ目の当たりしたらもうすごい凄惨な光景だったわよ」マジか…。

「ソ連軍が悪い悪いって言われたけどね、北海道に帰ってきたら来たで、『お前はアカだアカだ!』っていわれて旧日本軍の憲兵隊はね、女子供を犯したのよ!当時の中国兵より悪かったんだから、強奪、強姦、殺害」(マジか…。)

その後も亡くなられた方々の話はエスカレートしていった。彼女らの言葉から発するに、思うと戦争の悲惨さばかり語っていた。果たしてそれだけで良いのだろうか?

戦争で亡くなった全ての先人達のことを正しく敬い、誇りをもって慰霊するべきだと思う。そして先人を咎めることはもうやめにしていただきたい。

やはり、今日聞いている話の中ではとても日本人は劣等感の塊にさせらたんだなと思ってしまった。


8月15日は終戦日と言われているが、

正確には『敗戦日』なのだ。

敗けた日なのであり、日本国民にとっては屈辱的な日なのである。そこを多くの日本人は理解していない。

GHQの日本占領政策により、米国に従わない日本人は粛清され、日本人は、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムにより、人々の心に罪悪感を持たせ洗脳教育をし、見事骨抜きにされた。そして大陸人が日本の主要・重要な機関を牛耳っている。

この盆供養に重なる日本の歴史「敗戦日」15日には、自分の母やご先祖さま、日本の英霊に祈りを捧げたいと思います。

お母さん...おじいちゃん、おばあちゃん。このあと、瞑想にはいります。


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