断薬を続ける気があるかどうか?
自分は以前、咳止め薬中毒・乱用者でした。かれこれ、もうずっと飲んでません。
風邪を引いても風邪薬でさえ飲みません。
やめらることができました...しかし、
だからと言って、安心はできません。これからも死ぬまで毎日断薬です。依存症から脱却するにはそう簡単ではないのです。
依存症といえばアルコール依存症などの問題もあります。それだけではありません。依存は人間関係、またソーシャルネットワーク、様々な場面で気がついたら人は依存症を形成しています。
ただ、クスリ・ケミカル系は依存の中でもっとも悪い依存です。
それは違法薬物から市販薬の常用連用、中には咳止め薬や鎮痛剤、解熱剤と多岐に渡りますが、精神科の処方箋はもっともやめずらい傾向にあります。
実際自分も精神科に通い、向精神薬など服用しましたが飲んだところでガラッと脳や心の気持ちに変化はないんです。ただ毎日飲まなければならないという習慣と癖がつくだけなんです。
そして精神科の薬は脳・脊髄・末梢神経・中枢神経に直接作用し、脳の思考能力を止めてしまう。そのほとんどが、いわゆる飲む拘束着です。
有名なSSRI、抗うつ薬パキシルなんかは断薬の際に強めの離脱症状が起きるようですが、他の向精神薬、安定剤、睡眠薬の類などは減薬ではなくスパッと一気にやめることが一番だと思います。
なぜなら精神科の処方箋で離脱症状などはほとんど起きません。気のせいです、ほんの一部分の人を除いて。
やめたくない人は飲んでいても結構ですが、やはり「薬は減らしていってやめたい」と思われている人もいます。やめようと思っても、やめられないのは本人が弱気だからです。
元々薬など飲まなくてもいいのに飲んでる人がほとんどで、実は薬をやめる気がないからです。そういう人達は弱者の権利を振りかざそうとしているんですね。弱い人達を社会は守らねばなりませんが、社会の仕組みや制度につけ込んで、実はなんでもないのに弱者と偽って嘘をついている人がいます。
これはいつも私のブログ記事で書いているんですが、精神科の薬は「百害あって一利なし」です。精神科のジェネリック医薬品なんかの中身は正規の薬剤とはほぼ別物で、一体どれくらいの大量の添加物が含まれているか?
はっきり言ってそんな薬は「毒」でしかありません。お医者様が処方してくださるから「安全」である。もうそれはお医者様信者でしかありません。医者だって実のところ何を処方したらよいのか分かってないんです。それは所詮他人様だからです。
皮膚アレルギーで悩んでいる私は4件の病院・医者を変えましたが、言うことは皆同じ「内服薬で治療しましょう」と。そしてある医者は薬の処方も薬の本を開いて、処方する薬を探す始末。そんな医者を信用できますかね?
自分の身体は自分で守るのです。
例外はあります。何らかの重度の疾病(脳など臓器、体全般)を抱えていて、止むを得ず飲まざるを得ない人には薬は必要です。
ただ、なんかうつ病っぽいから、いや鬱っぽいし、身体がだるいし、眠れないし、生きることにめんどくさいし、早く死にたいし·····などと言う人は、大抵病気ではありません。
大体「死にたい」と言う人で、本当に「死ぬ人」はいません。
本当の精神疾患、深刻な精神の病に罹っていて「自殺」する人は「死にたい·····」など他人に言う前に実行しています。
日頃から「死にたい」「消えて無くなりたい」と周囲に言う人はエセ精神病者なのです。
薬から脱却する方法を考える
軽い症状で精神科の処方箋を飲んでいて「ああ、私もいつか精神科の薬を辞めたい…」と思っている人限定の処方箋のやめ方です。
それはタバコやアルコールと同じ。やめようと思った日からスパッとやめてください。飲む必要はありません。結局のところ『精神論』なんです。弱気は弱気を大きくさせます。嘘でもいいから『強気』を作ってください。
もしいつか、自分の住む土地で地震や災害などで停電、道路が寸断され食料と水が無くなり、街中が大パニックになった時に『精神科の薬』は必要でしょうか。
一番先に生きていくことと必要のないのが『薬』です(ここでは精神病患者だけのことを言っています)。
さて、私の経験で一番断薬が辛いのは市販薬の咳止めエスエス製薬の「ブロン錠」だと思ってます。
それはコデインが入ってるからなんです。コデインはオピオイド系であり、鎮痛に効果があります。その上はモルヒネ、さらに精製するとヘロインになります。
重度のコデイン中毒になると、仮にガンに罹った場合、特有のガン性疼痛がモルヒネでは効かなくなる可能性さえあります。
あとはクロルフェニラミンマレイン酸塩。これはアレルギーを抑える薬で、これがブロン錠に入っています。
この薬の間違った使い方をする理由は、dl-メチルエフェドリン塩酸塩とジヒドロコデインリン酸塩を多量に摂取することによる、多幸感です。この2つは「家庭麻薬」の位置付けになります。
そして大量のクロルフェニラミンマレイン酸と無水カフェインの覚醒効果による相乗効果を期待して依存に陥ります。
この4つの物質すべては身体に対する耐性が早くについてしまい、飲む量を多くしないとだんだん効かなくなってしまいます。そして中毒に陥ります。
このブロン錠のやめ方は離脱症状が半端なく辛くて、簡単にスリップ(再び薬に手を出してしまう)してしまいます。
減薬方法はよっぽどの忍耐力がなければ、手元にブロン錠があるので、やはりスリップしやすいのです。
これも最終的には精神論です。言っておきますが根性論ではありません。精神論です。
キッパリ飲むのをやめて、真っ向から離脱症状と戦うことです。過去に自分も色々と試しましたが、離脱症状を緩和させることは不可能に近いです。
例えばブロン錠以外の咳止め薬や、風邪薬を代わりに飲んでブロン錠の離脱症状を誤魔化す。
これはアルコール依存症の人が9%のストロングゼロから、5%のリキュール酒に変えることくらいの無意味なコトです。
また離脱症状を抑えるサプリや薬(処方箋など)を代用してみても、基本何かに頼り「飲む」という行為をやめない限りまたスリップするのは目に見えています。
薬の依存は「飲む」行為に依存しているだけなんです。
無駄な抵抗はせずに「やめたい」「やめよう」と決意したならば、その日から一切ブロン錠は断つことです。
やめる気がない人は仕方がありません。自分で自覚するまで自分を放っておくしかありません。
やはり結論は如何にして、自分本人が「断薬を続ける気(やる気)があるかどうか?」です。
★最後までお読みいただきましてありがとうございます。