人を動かすコミュニケーション・1
まずは『4つのS』を身に付けてみよう。
STRATEGYストラテジー 戦略・方針
STRUCTUREストラクチャー構造・構成
SKIL スキル技術
SISTEM システム体系
コミュニケーション能力を100%発揮し状況へ柔軟に対応すること。
相手のやり方を変えることはやめて自分の考え方を変え、改めること。
相手との宗教的文化的な違いを認めること。
インパクトのあるコミュニケーションとは?
扱いにくい人の相手をし、またそれが相手に好印象を与える。聴く技術を学び、仕事の課題を創造的に解決すること。
実は扱いにくい人物こそが自分のコミュニケーションスキルを上げる元になったりする。 自己の能力をアップさせるならば、相手の話す会話をよく聴く事である。例え会話の途中で疑問が浮かび上がっても会話を遮ってはいけない。自己の主張を強く相手に与える為、コミュニケーション能力に欠ける行動である。
特にビジネス・セールスコールにおける相手との会話技術としては有効であろう。相手の主張を全て聴き入れ情報を精査した上で、相手とのコミュニケーションをはかろう。
そして会話を構成していくのだが、プロセスとして次の4点があげられる。
注意 ─ 聴き手を引きつける会話の切り出し方。
利益 ─ 良くも悪くも聴き手にとって大切なこと(利害)。
抵抗 ─ 相手による話の中断や切り替え、意見の不一致。
合意 ─ 会話を終えた時の相手の質問・意見・行動(それが会話の目的の達成または失敗が教えてくれる)。
それによって得る力とは?
[プレゼンテーション]人前で効果的に話す力。
[リレーションシップ]健全な人間関係を形成し、人々と共に問題を解決していく力。
[セルフコミュニケーション]自分自身の心と話すことで、自分にとって本当に重要なことは何かを身に付ける力。
会話中の気づき(自覚)
相手との会話中に自分の強みを知ることができれば、それはとても自らにとって収穫である。 自分は客観的に見てどうとらえることができるだろう。
自分の思い通りに物事を運ぶには一体どのように相手とコミュニケーションをするのか? 自分の身につけてきた言動に相手が合わせてコミュニケーションしてくれるには? イライラしている時に出てしまう癖とは?
まずは、自分のコミュニケーションの強みを知る。
実践志向 ─ 直接的、成果志向、集中する、エネルギッシュ、従属的、権威主義、強要である。
人志向 ─ 外交的、対応的、参加する、楽観的、適応する、合意重視、包括的、開放的である。
構造志向 ─ 分析的、統制されている、自律的、予測、秩序、堅実、伝統、組織的である。
アイデア志向 ─ 情報調査、支援的、概念的、理解、創造的、革新的、持続的である。
実践、人志向であればそれは的をしぼった情報や短時間の会話の組み立てが必要である。 また構造、アイデア志向であれば広範囲の情報と長時間の会話の組み立てが必要である。
己の強みと弱みをチェックし、理想的な会話で行動をしていこう。