kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

黄昏流星群 セレクション

 

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最近弟が面白いと、俺に薦めてきたコミック。

作者 弘兼憲史課長島耕作を描いてる人だ。

やはり実力派の漫画家ですね!この方。

 

『黄昏流星群』

四十代以降の中年・熟年の恋愛を主軸に、

恋愛観を描いた同世代や中高年層に広く愛される、社会派漫画として知られている。

 

テレビドラマにもなってる!

自分はこの人の作品を見たことがなかった。

テレビはまったく見ないしね。

 

早速、コミックを開くと一気に夢中で読破していた!

画のタッチも優しくて丁寧でとても自分好み。

ストーリーがよく出来ていて、これが何度でも読めるんだな。

 

各話は短編で終わっていくのだが、

切なく、悲しくもある感動作品がほぼ占める。

人生って単純なものではないんだ、と気付く。

 

忘れていた、あの頃、青春時代の大人の恋を描く。

 

 

 

同窓会星団

(小学館ビッグコミックスペリオール『黄昏流星群』第35集より)

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もう恋なんて出来ないと思っていたのに…

初めて出席した高校の同窓会でかつての、

恋人・小倉美智子に再会した砂川。

二人を隔てていた二十五年の歳月を超えて、

大人の恋が激しく燃え上がる…

 

 

 

四十を越え、嗚呼そうなんだな、やっぱりなぁ。

運命って不思議だなぁ。

なんてとこが共感できる作品ばかりなのね。

 

人は人生において、それぞれ運命の出会いや悪戯があり、

一人一人の生きる道は年齢を重ねる度にやがて交錯し離れてゆくが、少しのキッカケで引き合うように接触、出会うこととなる。

恋愛の神様は時に二十五年ものブランクを二人に与える。

必然のように再会した男女は若い頃を思い出し、

お互いを貪るように愛し合う。

 

どの話にも登場人物の年代が自分と近いので、

感情移入してしまう。

 

何が幸せなのかは、人それぞれ。

仮に不遇な人生を送ってきたとしても、

それは自分にとってこの“人“と一緒にいることだった…と。

俺もそんな人生の伴侶を見つけたい。