機動戦士Zガンダム シャア・アズナブル 百式・11
☆前回からの続きになります。
基本的にこのブログはクワトロ・バジーナ時代のシャアと百式に注目した(偏向的)考察記事になっています。
"ポチッ!"
クワトロ「アポリーのリック・ディアスを見たいのだが、用意は出来ているのか?」
drake「最近フィギュアを買うペース落としてんすよ!大尉もそれはご存知ではないですか?」
クワトロ「すまん。が、マークⅡ はカミーユが慣れているので置いてはゆけない」
drake「??大尉、マークⅡ はまだ購入しておりませんが…リック・ディアスならば…」
クワトロ「あれはエゥーゴが開発したモビルスーツだ!あれこそ置いてはゆけない」
drake「え?私はアムロじゃないですよ、大尉。リック・ディアス、そう思って注文しときましたよ、大尉」
クワトロ「カミーユ!やるっ!...では私がリック・ディアスに乗ってみよう」
drake「大尉、私はカミーユじゃありませんよ💦」
クワトロ「了解した」
drake「え!そうじゃないでしょ💦」
リック・ディアス到着
パンジ「なんだ!なんだ!なんだ!またフィギュア脳か!」
俺「うるせーな!てめえらもフィギュアのデカいバージョンじゃねーか!たわけ!ガタガタ言うんじゃねーよ!」
パンジ ミルク「・・・。」
リック・ディアス、新品✨です。ああ綺麗だ。
MOBILE SUIT IN ACTION!!(MIA)はバンダイから発売されていた塗装済み完成フィギュアである。リック・ディアスの赤バージョンは2003年2月に発売。15年と7月の時を超えてやっと我が家に到着...遅かったじゃあないか!待ち侘びたぞ!
赤い彗星!
Zガンダムの初登場モビルスーツは赤いリック・ディアスだったよ...。
ミルク「ねぇねぇ、パンジの目になんかついてるよ」
俺「ん?」
「君は刻の涙を見る」
俺「そうか、そうか😢泣いてくれてんのか、パンジも」
フィギュアはルオ商会?
いつからか中国製に変わったのだろうか?フィギュアのほとんどがMade in China...そういえば、地球でのエゥーゴ組織カラバの補給はルオ商会が行っていたが。
ガンプラも全てそう。中国製だ。
金型技術が日本から中国に漏れてから何年たっただろう。相当な技術が中国に行ってしまい、もはや『AI』技術・戦略などは日本の遥か先を進んでしまっている。中国の浙江省の杭州市には「AI特区」が存在し、Googleを超えるかも知れない「AI大国」になりそうである。中国では「14億のデータ」があるし、人権も何も存在しないからかなり自由な開発が行われている。
しかしながら、Made in Japan にしたらフィギュアやガンプラはとんでもない金額に跳ね上がる。私みたいな一般庶民のフィギュア収集家は、まさに中国様々といったところである。
だが中国製のフィギュアなんてものは造形デザインを気にしない中国人は適当に製造するので、確実に個体差が出てくる。要は当たり物が現れたりするのである。
日本製で頑張っているプラモデル会社やフィギュア会社はそれなりにあるが、やはり激高!しかも製造出荷個数も少ないから貴重ですぐプレミア化する。
自宅にあるプラモデルやフィギュアが全てが中国製で当たり外れは確かにある。塗装がバラついてる、また型に違いがあり部品と部品がハマらなかったりする。
これは自分で削ったりしてパテなど使って修正し、塗装しなおすしかない。新品を買って開封前なら不良品の場合は交換すれば良いが、勇んで意気込み新品を即開封してしまうと、後に取り返しのつかない大変なことになる。
新品フィギュア『開封の儀』
新品フィギュアの購入時、ただ開封してそのまま飾ったり、遊んだりしていないだろうか?もしくは開封せずに箱のまま保管とか。それはもってのほかである!フィギュアの素材はPVC(塩化ビニル)、ABS樹脂で作られていて、特に最新版の新発売の物は特殊な薬品が吹き付けられているのが多い。
それをまず落とさなければならない。特に差し込み部分の関節は固くなっているので柔らかくしてやらなければならない。経年劣化によりある時フィギュアを動かして、遊んでる時に首の関節が折れたりするかもしれませんぞ!
以前に「COBRA」シリーズ・コブラのフィギュア購入時に初めて実践してみたが、今回は久しぶりの新品ということでリック・ディアスをまずバラバラにします。
何?リック・ディアスは古い製品だし、安いし、そんな丁寧に扱うことがないだと?フィギュアとしては大量生産だが、私drakeにとっては量産機では無いのだよ。ましてやクワトロ機だ。
やっておかないと、リック・ディアスのポーズを取らせている時に関節が固くなり、ポキッといったら直せないのだぞ。
ちなみに新品は絶対にやるべきだし、新古品や中古品でも私はやっています。中古品なら尚更綺麗に洗うべきである。それが「フィギュアに対しての礼儀作法」というものなのだ!
まず『開封の儀』はどうやって行うのか説明しよう!
簡単である。バラバラにしたリック・ディアスを、まず50〜60℃のお湯を用意してからフィギュアの部品を全部お湯にぶっ込み、お風呂に入れるのだ。そしてお湯の中で部品を外したり、取り付けたり関節部をクルクル回したりする。
こんな感じでお風呂に入れる。あ!ゼータ何やってんの!
薬品を落とすためにも、「お湯」で丁寧に洗おう。洗剤とか石鹼などは不要です。
注意しなければならないのはお湯の温度である。熱からず、ぬるからず、うまからず。熱湯でも駄目だし、ぬるくても意味がない。
リック・ディアス、最高に身体が柔らかくなったようです!仕上がりました!大尉!
クワトロ「アポリー中尉、温度には注意しておけよ」
アポリー「はっ!クワトロ大尉!」
リック・ディアスの優秀さ
この機体の設計図はアクシズにいたシャアがエゥーゴに持ち込んで、ブレックス准将主導により造られた。
そして元ジオンの技術者も参加し、新しい装甲材「ガンダリウムγ(ガンマ)」によって製作されたMSは、ブレックスにより「γガンダム」(ガンマガンダム)と名付けられたが、シャアのガンダム拒否反応症候群により(実際には「ガンダムの名を付けるのは申し訳ない(その見た目から)、別のコードネームを使いたい」とクワトロから申し出があったよう)その名前は何とか回避されて「リック・ディアス」と名付けられた。
名前の由来は、中世期時代(現在から500年前)にポルトガルのアフリカ大陸の南アフリカ共和国、ケープ州にあるケープタウンに位置する「喜望峰」を発見したポルトガルの航海者「バルトロメウ・ディアス」から取った。
Google Earth リンク https://earth.app.goo.gl/gxULVi#googleearth
そしてリック・ドム(MS-09R)を受け継ぐように型式名も「RMS-099」である。見た目も「ドム」と思って良いものだ。しかしガンダムのような顔でもないし、モノアイでもない。当時リック・ディアスを見たファンはとても驚かされたに違いない。
ティターンズがジオンの技術を使ってザクⅡの後継「ハイザック」(実質別物)を作った。ハイザックはグリプス戦役終盤まで戦い抜いた名機であるが、リック・ディアス登場時はそのハイザックの能力を遥かに凌ぐ高性能機だった。
しかしハイザックのように運用するには汎用性に乏しくコストアッパーな為、クワトロ大尉、アポリー中尉、ロベルト中尉の3機しか作られなかった。搭乗人物は他にはアムロ大尉、エマ中尉、ファ軍曹、バッチ中尉、ボディ中尉、トリッパー中尉、フランクリン・ビダン大尉など沢山のパイロットに使われた。
脇役パイロットでも“一点物”と呼ばれる貴重なモビルスーツを乗れるのが、このリック・ディアスなのである。
ガンダムZZに登場する「シュツルム・ディアス」とは訳が違う!(ここではテレビアニメ版のZガンダムとガンダムZZの考察になるのでその他のサイドストーリーは紹介しません)これは全く別物!
思えばクワトロがシャアとして、赤いモビルスーツに乗って序盤のエゥーゴを引っ張っていくのだけれども、Zガンダム 第9話「新しい絆」にてシャアは金色の百式に乗り換えことで本来の赤い彗星のパワーが失われ、モビルスーツ乗りとしてのシャアの影響力も削がれたのかも知れない。
もちろん百式は金色であるべきで、それは素晴らしいモビルスーツでありクワトロが乗ってこその機体であったが、それと引き換えにZガンダム時代で失ったものが、
シャア=赤い彗星だったような気がする。
クワトロ「アポリー、ロベルト、遅れるなよ!」
やはり、リック・ディアスの登場曲はこの「敵機襲来」が一番しっくりくる。モビルスーツ戦のBGMの中では「激戦の果て」の次に最高なBGM!
クワトロ「アポリー、ロベルト、遅れるなよ!」
「クレイバズーカー両手持ち!か、カッケーよ!」
☆ここまでお読みくださいましてありがとうございました。この後もリック・ディアスでお楽しみください。
アポリー?「カチャ...」
クワトロ「やめろ!アポリー!敵ではない!味方だぞ!」