kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

パチンコ店 ホームレスの一件

またまたパチンコ店ネタ。

思い出して過去の日記ノートを読んでいたら、一気に昔の様子が蘇ってきた。

なぜ大衆は、このコロナ禍でパチンコ店に行くのか?

それは中毒だからです。以上。

経営側に関しては助ける必要もない。この記事を読むと中小のパチンコ店を庇う内容を書いているが、パチンコ店の経営者の8割は在日朝鮮・韓国籍の人物。助ける必要があるか?

昔ならばホールの従業員を雇用の受け皿とするのに、やむを得ない必要悪はあったが、パチンコホールがオートメーション化した今、人は限られた人数で良い。

ドル箱を下ろしたり、運んだりする店員は必要なく、景品カウンターも9割以上特殊景品(現金)に変えるので、カウンターに店員を置く必要も無い。その他のパチンコメーカーなど関連企業は無くなったところで何も影響はない。

パチンコで喜ぶのは警察官僚の天下りとパチンコから献金受けてる族議員ぐらい。

そもそもパチンコなんてものは庶民の娯楽でもないし、偽カジノなんかは消えて無くなって欲しい。昔の恨み節もあるんだけれど。

パチンコの仕組みというのは人間を堕落させるものであり、娯楽自体はウォー・ギルト・インフォメーション(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)の一環で、GHQが日本人を骨抜きにする為に作られたものだから、パチンコは日本人が作ったように見せかけて、アメリカは日本人と顔の似た朝鮮人にやらせたものだ。

日本人を洗脳させようと店内で軍艦マーチを流して、戦後ガチガチの軍国主義の鎖を解く為に日本で唯一軍艦マーチを聴ける場所を作ったのがパチンコ店だ。


ホームレスが住み着いた?

自分のいたチェーン店の班長の仕事はやることが多すぎて、ほとんどがやっつけ仕事。従業員の教育指導、シフト調整、休憩回し、客のクレーム対応、売上金の集計、自販機(ジュース・冷食)の補充、各フロアの点検業務などなど。

これらは主任が一部カバーしてくれる業務もあるが、実際主任は班長に投げっぱなし。

パチンコ店で一番プレッシャーがかかるのは店長職だと理解はしているが、やはりピラミッド型構図にすると一番自由な身分の店長、権力をかざすNo.2の主任。次に班長、一般従業員(アルバイト)となる。

大変なのは中間管理職の班長で上からも下からも睨まれる嫌な仕事で間違いないと思う。

だから自分や他の班長たちも一早く班長職を脱して、店長になれる日を思い頑張っていた。

とかく接客業務は責任者の立場で、客との接客で従業員が対応しきれない時にはインカムで呼ばれて対処するのだが、中には酷いモンスタークレームもあり、手に余す客がいれば退場させる権限は持たされ、後日報告すればある程度班長に委ねられてはいた。

朝礼から終礼、従業員のシフト管理、休憩入れ、台間サンドと両替機からの金回収と補充と換金所へ運ぶ、ホールコンピューターの監視、遊戯台の頭取り(客の人数チェック)、自販機の補充が一日の通常業務で、これらを流れ作業的になんなく無事にこなすのが理想である。

そして忙しい時に限って重なるのが、客へのクレームとパッキー販売機と両替機と遊戯台のトラブルで、これらが頻繁に発生すると通常業務が手につかずに「もう!おまえらいい加減にすれや!コラ!」と発狂モードになる。

パッキー販売機、両替機、台の故障やトラブルなどを回避するのは得意だったが、問題は客とのトラブルで、これをうまくやり過ごせるかが一日の流れの鍵になる。

さて、店の規則で「ご遊戯されないお客様の出入口付近、または島中通路、空き台に座わられての遊戯台のご観戦、またはご遊戯されないお客様の休憩コーナーでの長時間のご休憩は一切お断りさせていただきます」と但し書きがあり、また1時間に一度館内マイク放送でご案内をしている。

ある日の平日午後、1階担当19歳の男性従業員、日沼(仮名)からインカムが入った。

日沼「業務連絡します、当店班長インフォメーション側通路、お願いしやす」

俺「了解しました」

俺「どした?」

日沼「班長、2、3日前から乞食さ、休憩室に住み着いてんだけど、今から外に追い出していい?」

忙しくて、乞食が休憩室に住み着いてるなんて知らんかったわ。

俺「乞食?いいけど、どれ?どこにいる?」

日沼「あれ、奥のテーブル席のソファで寝てる。起きれやコラ!って言ったら、うるせーコラ!って怒鳴りやがってさ、なまらキらすんだけど(笑)」

俺「まじで?日沼、俺見に行くわ?」

日沼「それがさ、生意気な野郎で俺じゃ起きようとしないんだわ、班長一緒に叩き起こすの手伝って」

俺「じゃあ、いくべ」

2人でインフォメーション側に行き、休憩コーナーへ。巨大ホールだけあって1階の休憩コーナーはかなり広い。当時はオシャレな感じでお客さんがゆっくり休める為にプライベートな空間のようになっており、休憩コーナーはパチンコホールを歩いていても見えないような作りになっている。

なので1階の担当従業員は30分に1回、トイレと休憩コーナーを点検して常に異常が無いかチェックをして、インカムで班長に報告することになっている。

パチンコ店は負けた腹いせとかでイタズラが多いのでトイレや休憩コーナーは落書きされてたり、物が壊されたりされる。防犯カメラは設置してあるも、島カメラ以外はダミーで防犯には全く意味がない。

休憩コーナーに近づくと一人の汚いボロボロの紺色上下作業着を来た男が寝ていたが、真っ先に気づいたのが匂いで、吐瀉物のようなキツい臭いが鼻を突いた。

日沼「これ、こいつ。超臭くない?」

俺「やばっ!」

小太りのオッサンで髪は白髪混じりの長髪気味で、禿げあがっている。半年は風呂に入ってない感じで強烈な体臭。手元に紙袋があり、このオッサンの所持品が入っているっぽい。

日沼「臭くて触れないわ、やっぱ班長頼む(笑)」

俺「ちょっと!お客さん!起きてくれます?」

ホームレス「なんだうるせー、しつけえな。休憩してんだよ!」

日沼「お前パチンコしてねーだろ!ここはパチンコするお客さんだけが休憩出来る場所なんだわ!お前は客じゃねーべ!出てけってコラ!」ドスッ!(蹴り入れる)

俺「ちょ、待て、日沼、蹴るなって…」

日沼「こうでもしなきゃ出て行かないよ、こいつ」

ホームレス「これから遊ぶんだよ」

日沼「嘘つけや!金持ってねーだろ!」

ホームレス「持ってるって!」

日沼「じゃ、今出してみろや!オラ!」

ホームレス「ほら、」(じゃらじゃら…)

ポケットから出された小銭。100円玉数枚、10円玉数枚、1円玉が10数枚が浅黒い手の上に出された。爪は長く、爪の間は泥が入ったように真っ黒。

日沼「お前、こんな小銭で玉なんて買えねーべや、早く出てけって!」

ホームレス「うるせーな!缶コーヒー買うんだよ!客だろが!お前客にそんな口きいていいのか?」

日沼「他のお客さんから臭えって苦情入ってんだよ!コーヒーなんてうちで買わなくでも、そこら辺の自販機で買えるべや!早く出てけって!」バシッ!(蹴り入れる)

俺「日沼、蹴りはやめろって!」

ホームレス「痛てぇな、交番行ってやる!ひでえ店だ」

俺「おじさん、悪いけど遊戯されないお客さんの休憩室での長居は当店で禁止してるのさ、自販機でコーヒー買ってちょっとの時間だったらいいけど、長時間休む場所じゃないからお願いね」

ホームレス「お前もうるせーな!」ポンッ!(俺の胸元に素手で触る)

白いワイシャツに黒い泥の痕が付いた。

俺「こら!ジジィ、何ワイシャツ汚してんだコラ!汚ぇ!どーすんだコラ!クリーニング出さなきゃなんねーべコラ!オイ!」ボスッ!(思いっきり蹴りあげる)

ホームレス「痛っ!ひいいいい」

俺はワイシャツが汚れてカチンときてしまった。

足で蹴りながら玄関まで追い詰める。

俺「オラ!早く出ろって!出てかなきゃ、警察呼ぶぞ!」

ホームレス「痛てぇな!蹴るなや!今交番に行ってきてやるわ!」

俺「警察でもなんでも行ってみろや!こっちがてめえに触ったら手が臭くなんだよ!遊んでないで仕事すれや、クソジジイが!働け!コラ!」

と、ホームレスを店から追い出すことに成功。

日沼「班長、俺より思いっきり蹴ってたしょ…」

俺「だって、見ろって!ここ真っ黒になったべや!どうすんのよ、ワイシャツ!」

その日、引き継ぎで遅番の班長と主任にこのことを報告しておくと、やはりどうやら最近よく店でたむろしてるホームレスっぽいことが判明する。俺は今まで気づかなかった。


次の日。

また、あのホームレスを1階パチンコホールの島通路で発見!

忙しかったので1階担当を呼び、昨日のことを話して外へ追い出すように、指示しておいた。

金回収をして事務所で計数をしていると、景品カウンターからインカムで呼ばれる。

女性従業員「業務連絡します。当店班長、景品カウンターまでお願いします」

俺「何かありました?」

女性従業員「景品交換しに来られたお客様から、1階のホールで玉を拾って集めてる人がいるとのことです」

俺「了解しました。」

景品カウンターへ行くとお客さんが立っていて、玉を拾って集めてはタバコに交換してる男がいると。しかも凄く汚い風貌で臭いと。

あいつか…。

玉を拾って換金したり、景品交換するのは窃盗である。これは許せんな。

俺「いまさ、お客さんから事情聞いたんだけど、ホームレスみたいな作業着来た、汚らしい臭いオヤジ景品カウンターに来てタバコ交換してなかった?」

女性従業員「…はい、来ました。」

俺「了解。」

早速、1階に降りてホームレスジジイを探す、すると休憩コーナーでタバコを吸っていた。

俺「ちょっと!玉拾って景品交換したら窃盗だよ!あんた!」

ホームレス「知らねーよ、そんなことしてねーよ」

俺「シラこくなや!他のお客さんからクレーム入ってんだよ!」

ホームレス「知らないって!」

俺「そのタバコなんだよ!昨日タバコ吸ってなかったろ!」

ホームレス「今日の朝コンビニで買ったんだよ」

俺「お前、防犯カメラ調べれば、お前が玉拾ってるとこと、景品カウンターでタバコ替えてるとこ、すべて分かんだぞ!それでもシラこくか?」

ホームレス「……、知らねーよ」

俺「ちょっと、持ち物全部テーブルにだせや!」(出そうとしないから腹が立ち、作業着のポケットをまさぐるも、臭すぎて鼻がまがりそうだった)

するとポケットにはパチンコの玉が溢れんばかり、約500玉以上は入っていた。他のポケットにはパチスロのメダルが約100枚ほど。メダルにはうちの系列店舗使用のメダルの刻印。

紙袋には汚れた服に包まれた、封の切られていないマイルドセブンが2箱、マイルドセブンLightが1箱、口の空いたラークが1箱、さらにプラスチックの入れ物にパチンコの玉がビッシリと入っていた。

俺「これ、全部うちで拾い集めた玉とメダルだな?」

ホームレス「……そのくらいでギャーギャー言うなや」

俺「お前、もう完全に出入り禁止だから。普通なら事務所で顔写真撮るとこだけど、今回は見逃してやるから、もう二度と来るなよ。玉とメダルは没収だから。タバコは持ってけや。ほんとに次に見たら警察呼ぶからな」

ホームレス「…わかった。」

玉拾い如きで顔写真撮るのもなんだと。二度と入店しない約束で退店させて、その日の引き継ぎに遅番の班長と主任に報告をしておいた。


数日後…。

逆番の時、例のホームレスはまた再来店をして玉拾いして、玉を集めてタバコと景品交換していた模様。

その場で窃盗の疑いとして警察に通報し、警察に連れて行かれたという。こんな案件でも許し続ける訳にはいかない。


今、思う。

新型コロナウイルスで派遣の仕事を切られた60代の無職男性が、一銭も無く、空腹に耐えかねて、閉店後のスーパーに侵入して食品20点以上を窃盗した疑いで逮捕されたニュース。

こんなニュースを見てなんだか、あの時のホームレスを思い出し、時代は時代でもなんだか虚しくて悲しい出来事だなと思った。腹が減ってスーパーに侵入って…。

あのホームレスもやむにやまれぬ事情があって、日中パチンコ店でブラブラしていたのかな。

いや…

パチンコ店にたむろするということは、パチンコ好きの可能性が高い。パチンコ店というのはこうした底辺の労働者をも生む、低俗な集まりの場所といっても良い。

言っちゃあ悪いけど、1円パチンコや5円スロットなどの低貸しの島通路を通るとまず臭い。そこでの客層はタバコ臭と共に皆同じだらしが無い臭いがする。身なりも清潔な感じには見てとれない。

だからパチンコ店にも、こんな人たちにも近寄らない方がいい。

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