Zガンダム レクイエム ・10
さて、10人目、
ここから破滅的に加速的に生命は失われていきます。
なぜそんな人は死ににいくのでしょうか?
何故、人は戦争をしたがるのでしょうか?
さて、
生没:?〜0088.01.25
階級は曹長。
初登場時はシロッコのドゴスギアにマウアーとすれ違った時。
元々戦災孤児だったが、ニュータイプ能力からシロッコに拾われたが、すべてがやはりパイロットとして未熟だった。
「ここには、こんな古いガラクタも、その半端な戦闘人形なんかもいらないんだよ!」
と言われた所をジェリドが遮った。
ジェリドはサラを庇った。
マラサイに乗った時のサラは、
ジェリドに宇宙で、
「2機を1機にみせろ!」と無理難題を押し付けられる。
その後もマウアーとジェリドの3人でハイザックの強化ランチャーで作戦に、従事ているところを見ると、ジェリドには信頼が厚かったと見える。
その後、最終戦では一点物の最新鋭機、ボリノーク・サマーンを与えられている。
索敵能力は他のMSを圧倒する。
捕まえる度、サラにはあっさり逃げられる。
ちゃんと監視しとけよ。
初めカミーユはサラのことを、
「君は強化人間なのか?」といいつつ、
サラに一目惚れしたカツに、
「あの娘は危険だ!近付くな!」
と自分の事を棚に上げ忠告していた。
カミーユだって自分の事言えないでしょーが!
その後カツはサラに恋心を抱き、接近しては逃げられるorz……
カツ「やっぱりあの女スパイだったんだ!」
と人間不信に陥る。
カミーユにも、
サラ「カミーユはパプテマス様の優しさを分かっていないのよ」
と言う。
果たしてサラはNTだったのか?
どっちかはっきり言えば完全なNTではない。
カツもそう。
でもカツの一方的であったが(笑)、多少なりとも惹かれあったのは事実。
これは僅かなNT同士の効果なんだろうか?
サラはシロッコにゾッコンだから、
カツは良い人止まり。
サラのライバルはエゥーゴを裏切ってきた、レコアである。
レコアはシロッコに目をかけられ、しかも年上の女性。
大切なシロッコを取られるのではないかとサラは青い炎のジェラシーを燃やした。
しかしシロッコは己の野望を実現させるための駒としてサラを拾い上げたのだ。
そんなシロッコの腹黒さを優しさと、シロッコへの恩を愛情と勘違いしてしまうのだからタチが悪い。
カミーユに何度も諭されるが、恋は盲目。
シロッコ一筋のサラは最後まで変わらなかった。
まさにパプテマス様こそが私の全て!といったところだった。
「地球圏でサラと一緒に歩ける場所を手に入れたいのだ」
とのシロッコの言葉に、サラは幸せそうな表情を浮かべる。シロッコの優しい言葉を求めて、サラは戦うのだった。
シロッコの期待に応えるべくアーガマに3度捕まり、その度脱出成功するのだが、最終戦目前でサラの死が訪れる。
それはシロッコをかばった、
カツのGディフィンサーのビームによる直撃死となってしまう。
「人は正直過ぎてはいけないのよ」
カツが最終戦で命を落とした時のカツへの台詞。
結局のところ、この2人は似たもの同士であり、命を失ったことでようやくお互いに足りないところを補完できる立場になった。
私はあなたより先にシロッコに会ったのよ!
でもカツは私に優しくしてくれた
カミーユに追い詰められたシロッコを阻止しようと出てきたら、今度はカツにたしなめられているところなど、魂だけの存在になっても、全てを達観出来るわけでないようだ。
この辺りは「人はわかりあえるか」という「ガンダム」シリーズを貫く大テーマに通じるものがある。
さようなら、サラ。
ちなみにTV版のサラの声優さんは、
大好きな水谷優子さん。
映画版では違う。ここが映画版の嫌いなところ。
http://blog.with2.net/sp/?cid=1137&p=0
【ブロンメーター 42日目】