kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出と幾何学模様の迷路

何度も観たくなる映画 その7

【STRAIGHT TIME】
1978年米公開
監督 ウール・グロスバード

               テレサ・ラッセル
               ゲイリー・ビジー
               キャシー・ベイツ

スティーブ・マックイーンとのパピヨンも心に残る映画。パピヨンもいずれ日記に書くと思う。

それよりまずこれだ。
ダスティン・ホフマンの名演技を見るなら、あまり評価の高くない?このストレートタイムを俺は推すね。

確かに彼の映画でもっと面白いのも沢山ある。
だけど、ダスティン役のマックス・デンボが最高にブッ飛んでて彼の演技がそれに勝る。

当時ポストタクシードライバーとして制作されたらしいが。
デ・ニーロ タクシードライバーも名作ですが、、、。

なんせ主役のマックス・デンボのイカれっぷりが堪らなく良い。
そしてハリー・ディーン・スタントンも出演。あのエイリアンのブレッド役。
彼も大好きな役者の一人だ。

70年代の映画はどれを取っても素晴らしいの一言。
時代背景も大好きだなぁ〜
アメリカンドリームもあってね。
このストレートタイムは小説を映画化。
若いゲイリー・ビジーもキャシー・ベイツを見れる、この時代は本当にイイ。

ひとたび悪の道に足を踏み入れたら、抜け出せない、というお話しだ。
 
ストーリーと行こう(相変わらず画像は悪い)
マックス・デンボ(ダスティン・ホフマン)の出所から始まる。
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仮出獄の為、保護司に直ぐ連絡を取らなければならないのだが、マックスは6年振りの街を歩き周り、夜のモーテルへ。
翌日保護司フランクの元へ行くのだが、何故連絡をしなかった?
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お前は更生寮行きだ、と。
マックスは一週間の間に職と住まいを見つけるから、更生寮は勘弁して下さい、
I'm sorryと。
保護司フランクは条件付きでマックスを解放する。その代わり連絡は怠るなよ。
マックスは真っ当に生きる決心をして、ホテルを借り、職をすぐに決める。
そこで職業紹介所のジェニー(テレサ・ラッセル)と出会う。
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職が決まったら、ご馳走してもいいかな?と。ジェニーはOKする。
その後友人であるウイリー(ゲイリー・ビジー)と連絡を取ってしまう。ウイリーもまた犯罪歴をもつ。
ウイリーの奥さんセルマ(キャシー・ベイツ)にウイリーと会う事はあなたにとってマイナスよと言われる。
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ウイリーはマックスの仮出獄に喜ぶが、彼はヤクをやっていた。
マックスの部屋で。
マックスはジェニーと食事をする、いつもこんなシーンを夢見てたと。
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ジェニーは刑務所帰りのマックスを何とも思わず恋心を抱いていた。
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マックスは缶工場で真面目に働き出すがジェニーとの約束の日、保護司フランクがマックスの部屋を訪れていた。
そこで保護司フランクはウイリーがヤクをやっていたマッチを発見し、マックスを拘束する。ヤクをやっただろう?と。
ウイリーのせいでマックスは、またロサンゼルス郡刑務所へ逆戻り。
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簡単な検査のはずが、保護司フランクは意地悪な奴で当分の間放って置かれ、マックスの苛立ちは高まる。
ジェニーが面会に来る、出たら電話してよって。
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保護司フランクが面会に訪れマックス、君はシロだったと。
ヘラヘラ笑うフランクに怒り心頭だった。しかも更生寮に入れると。
マックスの怒りは頂点に達する。
フランクが運転する車でとうとうブチギレる!腹を思いっきりヒジパンチ!
マックス「簡単にブチ込みやがって!このハゲおやじ!」
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そしてフランクに手錠を掛けズボンとパンツを下げ、車で去る。
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そうしてマックスはまた悪の道へ逆戻りとなる。
早速ウイリーの車を借り、強盗を働く。
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ここのシーンも良い、久々の強盗で声が震え、手も震えて、give the money ,open the register .ハァハァと息遣いでhold !don't come up! ダスティン・ホフマンの緊張した演技が見られる。
金を得たマックスはジェニーの家
へ行く。
マックス「君は犯人隠避さ、仮出獄法を破って逃亡中だ」
ジェニー「仕方がないわ」
と言ってマックスを見つめタバコを吸う。
マックス「しばらく車を貸してくれ」
ジェニー「OK」
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ジェニーはマックスを愛してた、マックスもジェニーを愛し始めてた。
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そうした逃亡生活でマックスはジェリー(ハリー・ディーン・スタントン)と会い、仕事をすることに。
ジェリーは堅気の生活を送っていたがマックスに退屈でしょうがない、何かあるんだろ?と。
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マックスは老人たちが賭けポーカーをしている話しを持ち出し、二人で決行することに。
しかし、乗り込む為には散弾銃がいる、旧友に持って来させるように待ち合わせをしたが一向に来ない。
賭けポーカーは終わる。
マックスはキレ始め、拳銃で行こうと。
ジェリーは散弾銃がいる拳銃で乗り込むなんてトウシローのやる事だ!とマックスを抑える。
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送れてやって来た旧友は散弾銃さえ持ってこなかった、すまないと。
マックスはブチギレる!これでもか!?って位にブン殴る。
ジェリーはマックスをなだめ、今日は帰るんだ。と気持ちを落ち着かせた。
ダスティンのキレっぷりの演技が光る。
マックスは諦めなかった、閉店している銃器店を狙う。そこで拳銃とショットガンを盗む。
翌日ジェリーと銀行強盗をする。
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ジェリーが時間を気にしてマックスに逃げるんだ!と言うもマックスは聞かない。これでもかって位に袋に札束を詰める。
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強盗は成功し意気揚々と引き上げる。
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ジェリーは俺が時間だ、と言ったら引き上げるんだ、分かったな!と言うもマックスは君のせいで8千は損したと反省せず。爪を伸ばしてパクられるのが分かっていない。マックスは強欲な男なのだ。
そしてマックスはジェニーとビバリーヒルズの宝石店を訪れ、店内を物色する。
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何も買わずに出たマックスはジェリーの元へ。
宝石店を犯ろうと。ジェリーは悩む。
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ジェリー「ビバリーヒルズじゃ場所が悪いよ、ポリ公がごまんといる。6マイル四方に100人だから、1マイル当たり20人近くいる勘定だ。到着まで3分か、、、。」
マックス「銀行よりやりやすい、何が場所だ、ポリ公だ!奴らが来る前には鞄は満杯さ」
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マックス「遊んで暮らせる、新車も買えるぜ、泥棒なら泥棒しろ、銀行をやったな、銃には満足したか、相棒にも満足だろ?やるか?」
ジェリー「year!」
そして宝石店へ向かうことに。
運転手が問題だった。優秀な盗みの若いのが来れないということで、運転手はマックスの独断でウイリーに。
ジェリーはウイリーを見て、信用出来ない、この運転手は間違いだ!と。
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ジェリーは運転手が気になる。
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淡々と宝石店へ二人は入店、店員をよそにマックスはゴーグルと手袋を着け、いよいよ始まる。
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ショーウインドゥをハンマーで割り、ジェリーはショットガンで吠える。
3分の予定がマックスは宝石を盗るのを止めない。ジェリーが時間だ!早く逃げるぞ!と言うも聞かないマックス。
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ジェリー「君には呆れた、まるで子供だ!2つのガキだ!もう組まない!」
マックスは宝石盗りに没頭する。
予定の時間はとうに過ぎた。
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ようやく収まったのか、マックスは諦め二人でウイリーの待つ車の場所へ向かうとそこに、ウイリーの車は無かった。
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歩いて、走って逃げる二人。
だが警官隊に見つかり銃撃戦に、塀を越えたマックスに続くジェリー、しかしジェリーは警官に撃たれ死ぬ。
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ボー然とするマックス。
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急いで走り、バスに乗り逃げる。
ジェニーの職場に向かい、一緒に来い!と無理矢理ジェニーを連れて車に乗り込み、ウイリーの家へ。
マックス「何故逃げた!ジェリーはお前のせいで死んだ。あいつは俺の為ならなんでもする男だった。」
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ウイリー「すまない、怖かったんだ。」
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マックス「それがお前の精一杯か。」と
マックスはウイリーを射殺する。
その後、高速を走らせ途中ラジオで事件のことを報じられるのを聞くと、ジェニーは吐き気を催す。マックス私に触らないで!と。
でも私も一緒に連れて行って欲しいと彼女は思っていた。
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マックスは一人になりたい、彼女を帰らすマックス。バッグに二人で宝石店を訪れた時に見た高級時計とお金を入れる。
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電話くれる?
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とのジェニーの問いの言葉に途方に暮れるマックス。
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マックスはジェニーを残し、一人車で乗り去った。
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マックスは一人になりたかったのもあるが、ジェニーに迷惑を掛けたく無かったんだろうか?
それでも何故私を置いて行くの?とジェニー。
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こんな彼女が俺は好きだ。

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マックス・デンボ

ストレイトタイム…保護司を退治したマックスは気の赴くまま、やりたい様に生きた…見所は本能のままに犯罪を犯してゆくダスティン・ホフマンの演技が神。

ジェリーの制止を聞かずに欲張るマックスの姿は滑稽に見えた。

そして裏切りの連鎖、人間関係の崩壊。

無我夢中で銃器店の壁をブチ破るマックス、銀行で一意専心に札束を袋に詰め込むマックス、宝石店でゴーグルをして一心不乱にショーケースを叩き割るマックス。

盗みに没頭中の彼は誰にも止められない、正にストレイトタイム、盗みは彼にとっての唯一自分と向き合い、真っ直ぐに生きる時間だ。

マックスはその後、恐らく捕まったのだろう…
そんな荒々しく生きる彼の姿にチョット惹かれてしまう自分がいる。