薬物依存症の行く末を考える

ここでの薬物とは通常服用しなくても良い薬(合法・違法)、ドラッグの乱用の話であります。

高血圧や腎臓・肝臓・心臓、糖尿病その他など様々な重篤な病気に関わる薬の服用をやめた方がいいと言っているのではありませんので、お間違えのありませんように、予めご了承ください。

ネットや個人間でやり取りされる薬物

ブログなどや個人サイト等で違法・合法ドラッグを勧めるものが多いが、ディープウェブで紹介されていてサーフィスウェブからは消されていく。

ダークウェブなどでは違法ドラッグの取り引きまである。ダークウェブまで侵入してリスクをおかして手に入れるのはどうかしてる。

もちろんブログなどでGoogleアドセンスを利用している運営者は「薬物」「酒」「煙草」などのキーワードで記事をあげてリンクを貼り、誘導することはアドセンス規約に違反しており、BAN＆削除の対象になっている。

薬物でなくとも酒や煙草を勧める記事は気をつけないと非常に危険なサイトだと判断される。

私は薬物に関して記事を書いているが、体験を元に薬物の乱用を何とか阻止できないか？もしくは改めていただくことはできないか？を前提に記事を書いています。

まず冒頭では酒と煙草の話は後にして、「薬物の乱用」について考えてみる。

高齢化へと進んだ薬物乱用者のたどり着く場所

違法・合法関わらず乱用して遊ぶ時代の若者はいるかもしれないがたいてい、興味と好奇心から入っていって、約半分は辞めていく。

しかしその約半分の常用者は連用するようになって、どうしても薬物から離れることが出来なくなる。

若い頃に苦い経験だったな…で済めばまだ救える話だが、その中で20年や30年間連用し続ける中毒者がいる。

それが自分にも当てはまる人間のうちの一人だから長期依存症の人の気持ちはとても分かる。理解が出来る。しかし気づいて欲しい。

いつか辞める日が来るはず·····と言って5年、10年、15年、20年と経過し、「もう死ぬまで続けてやる」という考え方に陥る。

その終わりは不意に突然必ずやって来る。

人間誰しもが、「自分だけはこうならない」「自分だけは苦しまない」とか「まだ死なないはずだ」とか考えている。どこかで他人と比較して自分は別だと思っているのだ。

薬物を乱用しているとまさにそれが濃く出る。周りが見えない。人間は生まれ育って持ってきたもの、背負っているものは捨てられない。

例えば家族なども入る。最終的には家族にそのツケは回ってくる。自分だけの問題ではないことを知らなすぎる若者たちが多い。もちろん私みたいな40過ぎた年齢の人間が仮にどんな薬物でも乱用していたら、社会から馬鹿にされるし誰にも相手にもされずに孤独を極める。もうそうなったら止めようがない。

もはや「人間辞めますか？薬を辞めますか？」のレベルではなく、それは「人間はもう辞めてしまえ」のみ。

だから、そうなりたくないから、私は薬は辞めた。断薬中である。苦しみたくないし、親からいただいた大切な身体を傷付けてまでこのまま親不孝を続ける意味が無い。

誰しもが自分ひとりでこの世に生を受けたわけではない。

「自分なんてどうなってもいい！」なんて言って薬物を乱用していればそれは必ずあなたの親御さんや、ご先祖様に対して無礼で非礼な行為を繰り返しているのであり、ぽっくりと本人が死んでもあなたは永遠に苦しみ続けるだろう。

この世に生命を受けているのは偶然でもなく、必然でもない。命は奇跡である。

オーバードーズ(過剰服用)し、若くして死ぬ者もいる。

それは自殺と同じである。つまり薬物中毒者は常にクスリを過剰摂取をし、自分の身体を痛め続けているから自殺行為と同じと見れる。

私もそうだったようにこうして文字起こしするととても辛い。嫌になる

「おい！こいつ！なに書いてんだよ！」って。読んでて嫌になったあなたは、やはり薬を過剰摂取していることについて必ず罪悪感があるはずだ。

だから若い人達には決して薬物に手を出すことはやめて欲しい。この私が実験台である。薬物乱用を辞めたと言えども、20年過剰摂取してきたツケ(後遺症)で苦しんでいる。

破壊されてしまった自律神経は簡単に元に戻らない。

自分が死ぬまで薬物の恐ろしさをブログや放送などで伝えていければよいかと思っています。

昔にmixiで見たヘロイン中毒者の末路

1997年ころにmixiのコミュニティにいたヘロイン中毒者。

頻繫に書き込みをしていた彼はそのうちに書き込みは消えてマイページの更新も止まっていた。

彼はヘロインを買うために日本で働いて、お金が貯まれば東南アジアへ飛行機で飛び現地でヘロイン買い楽しむ。そのヘロイン天国は永遠に続かないので日本へやがて帰国しなければならない日が来る。

それは一時(いっとき)のヘロインとのお別れなのだが、彼にとっては一時の時間感覚ではない。長が～く辛い別れとなる。それは離脱症状が終わり身体からヘロインが完全に抜けるまで彼からすると永遠とも思える時間と身体の異常な不快による苦しみと戦わなければなければならない。

帰りの飛行機の中で離脱症状が出始め、日本へ帰ると彼は仕事はせずにひたすら自宅に籠る。異常なほどの汗をかき、嘔吐、下痢を繰り返しては震え続ける。メタドンでもなければ乗り切れない。彼は買いだめしていた最低限の栄養補給の食料品と水で離脱症状を乗り切る。

離脱から抜けるとまたヘロインのために貯金をして東南アジアへ旅立つ。いったい何のために彼は生きていたのか？

まるでヘロインの虜であり、下僕とも言える。

連用期間が長ければ長い者ほど薬が身体から抜けづらくなってゆく。

ヘロインの離脱症状はブロン錠にとてもよく似ている。だからその苦しみは読んでいてすごくよく分かった。ブロン錠の離脱症状に苦しんでいる私には耐えきれないと思った。

もちろんヘロインの離脱症状のレベルはブロン錠の何百倍以上という半端ない苦しみの強さである。覚せい剤もやめるのは辛いと言われるが、ヘロインの断薬から比べれば覚せい剤は天と地の差くらいある。

禁断症状や離脱症状は個人差があるけれども、ヘロインやモルヒネなどのオピノイド系(ケシなどから採取されるアルカノイド、またはそれを合成された化合物)の起こす薬理作用は断薬時、中毒後の副作用は身体と自律神経と脳に強烈なダメージを与える。

離脱症状を乗り越えたとしても脳は萎縮して後遺症を残したりもする。決して脅かしているわけではない、後遺症も忘れた頃に必ずやってくるのだ。

アルコール依存性とアルコール飲用の線引き

アルコール中毒者の脳は萎縮している。

コンビニやスーパー、ドラッグストアで手軽に入る一番ハマりやすい合法ドラッグが「アルコール」である。

しかし先述した完全な薬物、細粒やタブレットになっているものや特殊なものに精製された、いわゆる薬物とは歴史的な違いもあるし、酒は少し違う役割になっている。

でもアルコール依存症の禁断症状もすざましい。

毎日飲めばそれは耐性が付くし癖になれば、飲むことでそれが当たり前になってくる。脳が萎縮するということは、柔軟な考え方が出来なくなってくるということである。

アルコールは人の平常心を狂わせて、常に怒りやすい状態にあったりだとか暴力を振るいやすい人格を作り出す。怒ることというのはは肝臓に酷く悪い影響を及ぼす。だからアルコール依存症はアルコール肝機能障害を起こすこともある。

だから酒は肝臓に悪い。

酒ににだらしが無い人は飲みぐせが悪く他人にも迷惑をかける。

ただ煙草にも言えることだが、節度をもって酒を嗜むことは身体や精神にも良いのがこのアルコールである。

薬物乱用の場合は常に身体に薬を入れて仕事は出来るが、アルコールを飲みながら仕事をしてたら匂いでバレてすぐにクビになる。

昔、パチンコ店でアル中がいた。彼は休憩時間必ずロッカールームへ行っては強い酒(ウォッカ)を飲んでいた。常に匂い消しを使い、ガムをかじっていた。飲酒運転もしていた、そんなことをしててもアル中の従業員はいつもヨレヨレであり、直ぐにバレた。

だからアルコール依存症は社会不適合者となる。

最後に。

クスリはリスクDEATH.

★最後までお読みいただきありがとうございます。