Wi-Fiスポット・2
しゃがんでいたので顔を上げると、
2人のポリスメンがいた。
ポリスマン 法律マン
ポリスマンベンツ
ぶった斬って 逆らいたい
脳内に流れるホルモンソング
ここはvocal offで。
職質だよ、職質。またか。
俺、車もってないんだけど、よく職質に会うんですよ。
今まで生涯職質、えー、20回はされてますね。
一度殺人現場の職質で重要参考人扱いされたこともありますからwww
人相悪いんですかね?
服装?
挙動不審なの?
その、その何?何か俺に憑いてんの?
ブラックな何か…引き寄せる何かが?
ポリ「どーしたの?お兄さんー!」
はぁ?こっちがどうしたの?だよ。
俺「何?ここに居て悪いんですかね?」
ポリ「いや、それよりどーしたの?」
質問を質問で返す俺w、そしてさらに質問してくるポリスメン。
しばらく無視。
無視は良くないw
ポリ「これお兄さんの自転車?」
来たよ…
俺「そうだけど、○○○で買った自転車で領収書あるけど、ちなみに防犯登録してないから、お金の無駄なんで。あ、車番調べていいよ、ここね。あと俺は東札幌に住んでるから、名前は○○ ○○仕事は○○業、以上。」
めんどくせーから畳み掛けるように、質問されそうなこと一気に言った。
1人が無線で車番の確認を行ってる間、もう1人が案の定、下らん質問をしてくる。
ポリ「お兄さん名前もう一回聞いていい?」
アホか?こいつは?
記憶力ゼロ?
いや、わざとなのは知ってるよ笑。
もうね、俺ポリ公だけは信用ならんと敵視してますので。
イライラしながら名を言った。
車番照会してる間、そのポリスメンからも質問が。
「何してるか答えてくれないから、お兄さんー何してんの?ここで?」
あーーめんどくせー奴等だなーー!
スマホの画面を見せ、
俺「これ!これやってんの!無料Wi-Fiスポットだからいいでしょ!俺ソフトバンクのスマホ!ここもソフトバンク!何か問題ある?」
語気を強めた。
ポリ「お兄さん、ここ閉まってるよ」
俺「閉まっててもWi-Fi飛んでんだよ」
結果車番は以上無し。
ポリ「お兄さんお酒飲んでない?大丈夫?」
何がじゃ!酒なんて飲んどらんわ!
ポリ「お兄さん何か危ない物持ってないよね?」
来たよ……
俺「どこに持ってんの?調べる?笑」
ポリ「じゃあちょっと持ち物見させて貰っていい?」
ちょっと遊ぶか?
俺「任意だよね?人に自分のもの触られるの大嫌いなんでね、お断りします」
ポリ「いや、すぐ済むからポケットの中身とか…」
俺「無いです!時間の無駄です!」
しばらく粘って遊んでたら、一台のPCが来た、、、おい、応援かよ。
得意だな。
興奮して話してたから、怪しいと踏んだんだろ。
時間はAM3:00過ぎ。
また2人PMが来た。
警察24時みたくなりたくないので諦めて、ポケット、財布、すべて見せてやった。
あーあ、つまんねーの。
来た意味ないじゃん、てな顔でPCは帰った。
ポリ公2人は申し訳無さそうに謝っていた。
ハハハハーψ(`∇´)ψ俺の勝ち
俺「あ、白石署の○*○係長によろしく伝えといて、よく知ってるから」
ポリ「…??あ、はい」
おつかれ山!
また職質されるだろうな。
めんどくさ。
しかし、Wi-Fiスポット!
電波いいとこ探さんと!
だみだ!ここは!
そうして夜明けの道路をチャリんこで、帰宅した。
続く。