kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

ロレンツォのオイル/命の詩

バリピル宇宙からの贈り物である🎁

バリピル宇宙(id:uchu5213)

バリピルありがとう(-人-)本当に良い映画だった! 感謝感謝😊!

この映画は1992年公開作品

ニック・ノルティ 主演、 スーザン・サランドン共演。

これは感動の実話である。

僕はニック・ノルティが大好きで彼の出演映画を好んで観ていた。 一番最初に観たのはやはり有名な「48時間」。 黒人俳優として当時売れていたエディー・マーフィーとの共演。 あとは「ザ・ディープ」海の中でのサスペンス。 「3人の逃亡者」これはハリウッドリメイクなんだけど、面白い秀作だ。 「サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方」は彼の恋愛映画の代名詞となる代表作品である。

さて映画を見る時は字幕版を最初に見て、次に日本語吹き替えで、再度見る。これが僕のこだわりの映画鑑賞。

映画館では日本語吹き替えは見れないからね。

日本語吹き替えは地味にTV版の声優さんの方が、ビッタリ来る。要はキャスティングが良い。 DVDだとやはり販売利益を出す為に、有名な声優さんを使わない。最近のDVDは特に顕著です。それが非常に残念である。

ニック・ノルティで言えば玄田哲章さんね。 彼は大御所だから、ギャラも当然高いでしょ。

この「ロレンツォのオイル/命の詩」での、 ニック・ノルティの吹き替え役は小川真司さん。 マイケル・ダグラスで有名な声優さんだ。 小川真司さんの声もいいよね、マジで。

この映画は見てなかった…( ´ - ` ;) 仙波さんから教えてもらって、機会があったら見るぞ!と決めていた。






⚠️ここよりあらすじ注意⚠️一部の医者を批判するので注意⚠️見たくない人は注意⚠️











5歳の息子、ロレンツォ(ザック・オマリー・グリーンバーグ)はALD(副腎白質ジストロフィー)という難病だと医者から診断される。

自分の死を宣告されるよりも、恐ろしい結果にオーグスト・オドーネ(ニック・ノルティ)は嘆き哀しみ苦しむ。

このALDは5歳〜10歳の男子のみに発病し、放っておくと24ヶ月以内に死亡し治療法は分かっていないという。 しかもこの病気のキャリアは母親から遺伝し、極めて低い確率で子供に伝染すようである。 ミケーラ(スーザン・サランドン)はその事実にショックする。

この難病のポイントは、ロレンツォには飽和脂肪酸代謝する酵素がなくて、それが脳のミエリンを破壊していくということだ。

医者と研究者、科学者を頼りに様々な治療法を探し回る。

しかし、二人は医学の壁にぶち当たる。 医療とは共に人間が医学の発展を目指すものであり、一部の患者の為だけの物では無いと医者に諭され、事実上ロレンツォは突き放された形になった。

そこでオーグストはミケーラに医者と病院には頼らずに、2人でロレンツォの不治の病と戦うことを決意する。

2人はいちから医学について調べ学びだす。すると偶然にミケーラはポーランドで行われたネズミの実験で不飽和脂肪酸により成功した記事を図書館で見る。オレイン酸を含むオリーブオイルに注目した。

そこでオーグストはシンポジウムを開き情報公開をニコライス博士に提案するが、ALDに関してはそこまで金を掛けてまでする必要性は無いと。しかし説得させるまで漕ぎ着けた。

オドーネ夫妻の出席を条件に第1回のALDシンポジウム会議が始まった。ミケーラはポーランドのネズミの実験を使ったオレイン酸の効果はどうか?と提案するも医学者達は純粋なオリーブオイルのオレイン酸は人間に効くとは限らない有毒であり、しかも莫大な費用がかかると反対する。

食用にする為にはオレイン酸をトリグリセリド(中性脂肪)にしなければならない。 そして2人はトリグリセリド純粋なC18の状態にしたオレイン酸を手に入れ、ロレンツォに試すと飽和脂肪酸血中濃度が50%まで下がった。

しかし50%からは一向に下がらない。その間もロレンツォの脳のミエリンは破壊され、身体は動かせず、視力も失い、感情も意識も心を失くしたロレンツォはただただ苦しみ、激しい発作を繰り返す日々が続いた。

医者はホスピスを勧め、早く楽にさせた方がいいと言う。

オドーネ夫妻は寝ずの食わずでミケーレは昼夜看病の日を送り、オーグストは図書館に通う毎日。それはロレンツォの死へのカウントダウン、限界を超える24ヶ月を過ぎようとしていた。飽和脂肪酸が作る悪玉と善玉に炭素原子が関わる酵素が影響する相互作用の関係性をひたすら図書館で考えていた。

図書館でうたた寝をしていたら夢を見た…長鎖脂肪酸を見立てたクリップの鎖をオーグストから引っ張るロレンツォをみて、「ハッ!」と気がつき目が覚めた!

気づいたオーグストはミケーラと博士の所へ急ぐ、オーグストが気づいたそれは善玉の酵素を忙しくすれば、悪玉の飽和脂肪酸の生産が遅れる。それは“拮抗的阻害”という原理になる法則である。これでC18が鎖の中で低すぎる、だから2番目のバリアを加えて飽和脂肪酸を阻止する。鎖の遠くにあるC24とC26の間にだ。そして悪玉を排除する。その方法は単飽和脂肪酸C22を加えるのである。しかしそれはエルカ酸が必要だった。

エルカ酸はアメリカでは認められていない。エルカ酸は菜種油の主成分である。インドや中国で口にする食品なのに、博士はどこの学術委員会も人体への使用を許可しないと言った。

博士「非科学的な実験をやって失敗した責任は誰が取るんです?」

ミケーラ「1人の子供の命だけでは不足なのね、研究所とニコライス博士の名誉を賭けるには危険にさらす値打ちがないという事ね」

博士「そこまで言われたくないね」

そしてオーグストはトリグリセリド状態にしたエルカ酸にするロンドンの研究者を見つけ、やっと手に入れることができた。

エルカ酸とオレイン酸を足したオイルをロレンツォに試してみると、はっきりと効果を示した。 なんとロレンツォの血液は正常値に戻ったのだ!

それがロレンツォのオイルである。

現在ではそのオイルにより大勢の少年たちがALDからの猛威から救われている。

医学者でも研究者でもないオドーネ氏は医学の名誉学位を受け、夫婦は基金を集めミエリン計画を続行中。

そして次に来る進歩を待っている。

言わせてもらう。 この映画を見てわかるはずだ。

いかに医者や科学者、研究者らだけを頼っても彼らは役に立たないかがわかる。病気になった我々患者は彼らの実験台でしかなく、医者というのはほとんどが人としての温かい心を持たない人種(全ての医者がそうだとは言いません!)。いち患者の命など知ったことなく、研究データなどの数値や結果、名誉や利権が欲しいのが医者の大半を占める。

2014年2月5日(水)。私の母も頼んでいないのに、担当内科医にモルヒネを過剰投与され、弱った心臓にとどめを刺され、呼吸が止まって亡くなった。ベッドが空けばまた新しい患者が入ってくる。3ヶ月は大丈夫だと言ってたのに、3日で急変した。まだ持ったはずの命なのに早めに処分されたという訳だ。

権威主義白衣の詐欺師。モルヒネ投与の量について説明を求めたが、専門用語で言いくるめられ明らかな業務的説明で終わった。仮にそんな医師を訴えたところで、ほとんどの個人は裁判には勝てないのが、日本の腐った司法。

「そんなお医者様ばかりじゃないですよ!」

わっ!出た!お医者様は神様じゃないんですよ。綺麗事はもう沢山だ。

気づけ!!

医者だけじゃないよ、組織というのは全てそう。国もそう。だから自分の身は自分で守るんだ!

セルフメディケーション(自己治療)』

病気を治すのは自分自身であって、決して医者が全てを治してくれるものではない。

私自身も体調不良で病院へ行ったら医者から「あなたは精神の病気です」と言われて、大量の薬を処方された。だが気づけたおかげで薬物治療から脱出して、今じゃ健康体だ。クスリは毒。事実なんだから仕方ない。

特にこの映画の中の台詞。天然の油でさえ医師は「このオイルは我々の国(アメリカ)では医療用として認可されていないから患者に使えない」と言っている。 暗に法律を盾にして西洋医学は病気を治せないと言ってるようなものだ。法律と道徳、一体どちらが正しいと思われますか?

道徳ありきの法律ではなかろうか?法律がおかしいということはその国の法律が間違っている。つまり法律を作る国会議員が仕事をしていないということだ。 もし病気を治そうと思うのなら東洋医学を頼るといい。何故なら私達は東洋人だからだ。

みきっぺのブログ

みきっぺともこの映画を観た。彼女はオドーネ夫妻の諦めない気持ちに感動していた。




要するにこの映画「ロレンツォのオイル」は医者からしてみれば「Kiss my ass!」(くたばれ!)な実話であり、世の中に広まってもらっては困る不都合な真実だったのである。

物事は絶対に諦めてはいけない。人生とは常に戦いだ。

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