kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

ギャンブル依存症の問題

国は2016年12月に統合型リゾート(IR)整備推進法案を成立させ、現在大手パチスロメーカー、大手パチンコグループを中心に着実と日本版カジノを作ることに躍起になっています。

日本では賭博行為は違法であります。しかし公営競技と称して、実質賭博であるのに競馬、競輪、競艇オートレース、宝くじなどを開催しているが、パチンコパチスロだけはその枠の中には入らない。刑法では禁じる賭博行為にあたる。

兼ねてから指摘されているパチンコの換金三店方式

近年の警察庁でのこの三店方式の見解については「全く存じ上げない」とまで言い放ち、ひたすらパチンコ換金賭博の違法性ついては黙認の姿勢を取り続けていた。

上記IR法案(カジノ法案)を進めるにあたり、国会での「パチンコ換金」の論争は事実上の決着がついた。

風営法規制の範囲内で行われる営業については、刑法(明治40年法律第45号)第185条に規定する罪に該当しない」という事が明示され、パチンコ換金賭博はほぼ合法化と認められたという訳だ。



かつては30兆円産業とまで膨らみ成長したパチンコ業界。 私も以前はその業界に携わっていた一人だが、年々規模は縮小し始め、中小で賑わっていたパチンコ店舗も今や大手チェーン店で一色になり、来年2018年の2月にはパチンコ・パチスロの新規制法が導入されるため、倒産のラッシュが始まった。



パチンコ・パチスロの一番怖いのが、ギャンブル依存症である。

その比は公営ギャンブルを上回る。 まず、低額から賭けることができる金額による敷居の低さ、パチンコ台から発する強烈な音と光と液晶演出による中毒性の高さ、換金賭博である射幸性の高さなどなど、パチンコというのは非常に悪質なギャンブルであり、一度パチンコ・パチスロにハマるとなかなか抜け出せない麻薬に筆頭する恐ろしさである。

よってギャンブル依存症により、知人友人、銀行や消費者金融闇金からの借金地獄、それにより仕事、家族、兄弟、友人、知人を全てを失う怖さ。



ギャンブルを仮に楽しむとするならば、そこそこ勝って引くものである。

しかしギャンブル依存症に陥ると少額勝っても満足が得られず、例え大勝しても、その興奮体験が忘れられずに負けるまで繰り返す。 パチンコで得たお金は、最終的に全てパチンコで使う為に消えてしまいます。

食べることさえも忘れ、時間を無駄にし、食費を削ってまでパチンコに没頭する。 やがて簡単にお金を得たいが為に仕事も出来なくなり、パチンコをしたいが為に会社に嘘をついてまで、休んでパチンコ店へ行く。またはパチンコ代に困り、犯罪に手を染める者も出てくる。



私が業界で働いていた、大手チェーン店も暴力団との繋がりがあった。暴力団員の方の入店はお断り」の札を掲げていてもだ。

私が事務所で売上金のお金を集計中に、その暴力団員がソファーに偉そうに座っているのだ。 チェーン店の店長は暴力団員とつるんで、小遣い稼ぎをする。その謝礼として、金を暴力団に渡す。

表向きはゴト師や他の対立する暴力団や、半グレ集団から守ってもらう為にボディガード料などを支払う。 問題が起きても警察は役に立たない。 その点暴力団は簡単に解決してくれる。

その暴力団に流れるお金は一般のパチンコユーザー、客から吸い取った金である。パチンコ店は客をパチンコ中毒にして、借金漬けにして消費者金融闇金から金を貸すまでにさせる。金貸しは暴力団シノギである。

パチンコに限っての賭博行為は、暴力団とパチンコ店の癒着が切っても切れない関係なので、お互いにグルグルとお金を回し循環させてる。

警察がパチンコは換金賭博行為ではないと言っている以上、警察という組織は嘘つきである。 つまり建前と本音は別にあり、常識は通じないと言うことであって、現在大手チェーン店の一部もきっと暴力団との繋がりはあるはずだ。

警察の天下り先は大抵パチンコ業界組合、警備会社など、警察の利権を探したらキリがない。

警察と暴力団はグルであり、警察と国会議員も裏で繋がっているし、何故ならパチンコ議員なるものが存在し(安倍などはパチンコ業界からの献金が多いではないか)、詰まるところ国会議員暴力団も深い所で繋がってるという恐ろしさ。

もう信用してはいけない。 こういった組織とは無縁、関わらなければ問題は起きないのである。

先程言ったカジノ法案が成立し、カジノが実際出来たとしても、ギャンブル依存症は解決されるのだろうか?極めて疑問である。

カジノ入場の際に入場制限を設け、身分証明証の提出、などが盛り込まれているが、現実にそう出来るとは思えない。必ず抜け道は作るだろうし、ギャンブル大好きな人々はどうやってでもカジノに入場するだろう。

実際、アメリカのラスベガスや、マカオ、韓国、マレーシアといったカジノでは、カジノ中毒者が続出し、路頭にさまようカジノホームレスになる人々が多発して問題になっているところだ。

しかも日本はカジノ施設を作るにあたって、カジノを一から経営するノウハウが全くない。官僚お役所仕事であろうから、官僚は手をつけられないだろうし、作った法律もどうせザル法だろうから、外国のカジノ企業と日本の大手パチスロメーカーと大手パチンコチェーン店に丸投げだ。国営カジノにしたいのに外資が入ってくるとなると、彼らの都合の良い仕組みになるだろう。

そんなやり方で上手くいくなんて絶対思えない。

パチンコをゲーセン化することで、パチンコは衰退していくだろうけれども、カジノもどうせ警察の特化利権になり、最高の天下り先になるんでしょうなぁ。

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