kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

ぬいぐるみコレクション

幼い頃からぬいぐるみを集めていた。

ぬいぐるみにそれぞれ名前を付けて、弟と遊んでいた。
当時ファミコンブーム。
貧乏な我が家はファミコンなんて手の届かぬ存在。
だからぬいぐるみで遊んでた。
男が趣味とする遊びじゃないが、ぬいぐるみを集めるに連れて、愛着が湧いて来たんだろう。
弟は絵が上手かった。
母の画はそれはそれは、プロ並みの上手さ。それを引き継いでいたんだろう。
俺もそれなりに絵は上手い方、でも弟には叶わなかった。
弟はぬいぐるみを題材に漫画を描き始めた。俺は弟の描く漫画を楽しみに見ていた。
俺が中1、弟が小学生の頃。
あの頃楽しかった。
学年が上がるにつれ、弟も漫画を描かなくなった。
それでも、高校の時漫画家になる夢を彼は持っていたが、挫折した。
弟の画力とアイディアだったら賞の一つも取れたと思う。
だけど集中力と継続性が大事なんだな。
やがてお互い成人を迎え、ぬいぐるみも押入れの中に。
俺はぬいぐるみに愛着を持ってたから捨てずに取って置いた、がやはり狭い部屋にかさばるということで大半のぬいぐるみを捨てる事にした。
でも今でもお気に入りのぬいぐるみは捨てずに俺の家にある。
なかなかぬいぐるみに情がこもっていて捨てられない。捨てていかなきゃいけなんないんだけどね、何れかは。
ぬいぐるみコレクションの俺が描いた勢揃いの絵。懐かしい。
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真ん中には母、左には弟、右には俺。
俺の横にパンジがいる。
パンジとは約34年間の付き合いだ。
母が彼女でも作りなさい!
パンジ抱いてるより生きてる人間を抱き締めなさいよ、と言われてたっけ。
あの談志師匠も小さい頃から一緒のライオンのぬいぐるみを大事にして、抱いて寝てたようだ。弟子には一切そういうとこは見せなかったようだが。
彼女も出来ない、犬猫も飼えない、俺には恥ずかしいけどパンジしかいない。
餌代もかからないし、黙って大人しく佇んでるパンジ。
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母が言ってた、そんなに可愛がってたらまるで生きてるようだねって。
とにかくパンジは俺の宝物。
俺が死ぬ時は棺桶の中に入れて貰うつもりだ。
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一人じゃ、寂しいよ〜
孝一より