kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出と幾何学模様の迷路

何度も観たくなる映画 9

【PUSHER】
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CASTキム・ボドゥニア
          ズラッコ・ブリッチ
          ローラ・ドラスベイク
          スラヴコ・ラボヴィック

ニコラス・ウィンディング・レフンのデビュー作品。彼の映画はここから始まった。
この映画はドラッグをテーマにした作品。とにかくブッ飛んでる。
プッシャーのあと2、3と三部作なんだが、1が一番面白い!
キム・ボドゥニアがイイ演技をしてる。
ズラッコ・ブリッチは三部作全て出演しているが、彼もまた素晴らしい俳優だ。
ハリウッドにも進出した、マッツ・ミケルセンも同じく。

闇に転落する裏社会、凄まじい暴力、鬼の借金地獄、タイトルにもあるように、凄い描かれ方だ。

この作品はその後イギリスでリメイクされてる。ズラッコ・ブリッチ、スラヴコ・ラボヴィックも再び出演している。
比べてみると、2人共歳とったなぁ〜。
感想としては、リメイク版は面白くない。オリジナル版には勝てない。
ここではリメイク版は無しだ。

オリジナルの三部作で1はフランク(キム・ボドゥニア)の話、2はトニー(マッツ・ミケルセン)の話、3はミロ(ズラッコ・ブリッチ)の話。

三部作に共通して思うのは、エンディングがハッキリ分からないまま終わる。
観客が後は考えてくれと。
奇才レフン監督の独特な作りが良い。

3のDVDの特典でズラッコ・ブリッチのクッキングが見れる。サルマなる料理を作りながら、プッシャー三部作を語る、これは面白かった‼︎これはマジで面白い!
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ズラッコ・ブリッチは役者になる前レストランで働いていたらしく、本当に料理も上手いようだ。ミロ役でもレストラン経営ながらヤクの元締めなんだけど、映画でミロの作る料理はマズイ設定で、フランクに食べろと勧める揚げ物のお菓子。
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ミロのトゥルンベはかなり不味いようだ。調べるとTulumbe(トゥルンベ)とはボスニアの郷土菓子らしい。

翌日ラドヴァン(スラヴコ・ラボヴィック)はフランクに(´・д・)ケーキ食う?ってw
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ミロの作るお菓子は不味くて。あんたのお袋さんの作る料理は美味いよとフランク。
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ズラッコ・ブリッチの演技も良いし、彼は声も良い、デンマーク語がイカしてる。
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ラドヴァン役の彼も好きだね〜

上に挙げた出演者除いて殆ど素人がキャスティングされてたって事には、驚いた。
劇中色んな言語が入り乱れて面白い、デンマークアルバニアセルビア語など。
1,2,3観てやっぱファーストのプッシャー、キム・ボドゥニアが最高だと思う。


〜ストーリーの流れ〜
フランクがミロからヤクを仕入れ、フランクが売人。
トニーはフランクの友人。
フランクはある日デカイヤクの取り引きを持ってミロにヤクの用意を頼む。
だがそれ以前にフランクはミロに借金してた。
このデカイヤマで金を返すからと懇願、ミロは渋々取り引きしようと。
しかし取り引きは失敗する。
フランクはサツに追われてヤクを池の中に全部捨ててしまう。拘留されるも証拠不十分で釈放。
フランクはトニーがサツに色々とゲロった事を知り、ボコボコにボコる。
勿論フランクはミロから借金を迫られ、フランクは金を作らねば殺される。
ラドヴァンはミロの手下で殺し屋。
フランクは金策に走るが上手くいかない。約束の日時は迫る。
どうしようもなくなったフランクは、ヤク仲間にも手を出す。拳銃で脅し、ヤクと金を奪って逃げる。
フランクは結局金を作れずラドヴァンに捕まり、ミロのとこで拷問。殺られる寸前ピストルを奪いぶっ放し逃走。
サツにも、ミロにも、仲間からも狙われることに。フランクはヴィク(ローラ・ドラスベイク)とデンマークを脱出を決意、彼女は喜ぶ。
だがミロから電話。フランク、お前に譲歩するから全て水に流そう、だから戻って来いと。
それを聞いて、フランクはヴィクに「やっぱ俺デンマーク出ねーわ」ったら、ヴィクがキレてフランクからヤクと金を分捕りタクシーで逃げる。
ア然とするフランク。
シーンが変わりミロ。ラドヴァンの手にはショットガン、死体シーツを敷いてフランクが来るのを待つ。
またシーンは変わり、ヤク仲間がショットガンを持ち車に乗り込む姿。
最後のシーンはフランクのボー然とした姿。で終わる。

多分殺されるんでしょ?

プッシャー1の見所はフランクの拷問のシーン。オリジナル版の良さはデンマーク語が際立つ。英語も話してるっぽいが。
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ミロのセリフがイイんだな、これが。
リメイク版でも同じセリフなんだけど、やっぱ歳なのか?オリジナルとは比にならない。
色んな言語を混ぜて喋るミロ。ここが好きなんだなぁ〜
一応文字起こししてみると…

(ミロがフランクに23万クローネの返済を迫る。フランクはホテルに5万クローネを取りに行くのを拒む)
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ミロ「また問題か?お前はいくつ問題を抱えている?」
フランク「担当者がいないから金は後で」
ミロ「それだけ?」〜からスタート、ミロがブチギレる‼︎

ミロ「イッ、プロブレム⁈ナスター!ラーショー!カネガ、マモモ、イェベマ、サドゥマプラザ!プォリアゲン!ドゥウリアゲン!ゲェディガ!…」

(フランク、ラドヴァンといとこに殴られまくる)

ミロ「イェーエー、エー、エー!…フランク!ワーユーノー、フランク!」

(フランク蹴られまくる)

ミロ「ヘーイ!ラーショー!ネークィーゼ!」

(フランク蹴られる)

フランク「俺のせいじゃない」
ミロ「今なんて言った、フランク正気か?」
ミロ「ケネーイーゼナッツフランク?ハァ?ヘイ、コーメノイーベ!ヘイ!ブローネ、ブローネ!ヘイ!ラーショー、ブローネ!」

ミロ「お前のせいじゃないだって?フランク!お前は私の友人だ!なのに5万を持っていながら、私に返さなかったのが事の発端だ!」

フランク「ホテルに5万ある…」

ミロ「5万?さっきは5万9000と、私をバカにしたな!」
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ミロ「…ドゥファッカ!ドゥファッカマイ!ファッカマイ!ブローネ!★◇$%♪¥!イェベメン!イェベメン!★◇$%♪¥▽◎!フランクゾファッカマイ‼︎ドゥファッカマイ…」(ミロがブチギレ過ぎて何を喋ってるのか分からん)

そしてフランクへの拷問が始まる。

以上同シーンのリメイク版の英語バージョンが全く駄目。迫力に欠けてた。原語が一番良いわ。字幕がデンマーク語で字幕表示されていないのが、何語かわからない。
キム・ボドゥニアも演技が素でイッてた、暴力がリアルに感じる。オリジナル版は最高に良かった。

☆最後に俺的ドラッグバイオレンス映画
ベスト4

1位パルクフィクション
*殺人レベルS
*ドラッグレベルA+
*主役狂人度A
一言 / 義理人情を忘れちゃいけない。
【100点】

2位ハーヴェイ・カイテルのバッドルーテナント/刑事とドラッグとキリスト
*規制スレスレ度A+
*ドラッグレベルA+
*主役狂人度S
一言 / カーックSucker‼︎ アーメン。
【99点】

3位PUSHER(1996)       
*逃走レベルA+
*ドラッグレベルA
*主役狂人度B+
一言 / ミロの作るお菓子は不味い。
【96点】

4位ドラッグストアカウボーイ
*万引きレベルA
*ドラッグレベルB+
*主役狂人度C+
一言 / ベッドの上に帽子は置くな。
【88点】